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地方創生の事例3つ。インバウンド対策と絡め方、成功と失敗のポイントを解説します

「地方創生って、具体的にどんなことをすればいいんだろう…」

と感じている地方自治体の方。

地方創生は“人口減少”や“高齢化”など、日本が抱える大きな課題を解決する手段として期待されています。

地方創生の取り組みは様々な形がありますが、注目すべきは「観光」です。

外国人旅行者の訪問先においては、東京などの都心に集中する傾向があります。たくさんのインバウンド客を地方へ呼び込むことができれば、地方の活性化も難しくありません。

とはいえ、具体的に何をすればよいのかはなかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 地方創生とは「日本の各地域が特徴を活かした、自律的で持続的な社会を作ること」
  • 地方創生と深く関わる「まち・ひと・しごと創生法」について解説
  • 地方創生の成功と失敗を分ける3つのポイント
  • 【地方創生の成功事例】3つの地方自治体によるインバウンド対策について解説

を紹介します。

地方創生を実行するのはハードルが高そうに感じるかもしれませんが、概要をつかむだけなら難しくありません。

まずはこの記事で、地方創生について知りましょう!

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地方創生とは「日本の各地域が特徴を活かした、自律的で持続的な社会を作ること」

地方創生とは「日本の各地域が特徴を活かした、自律的で持続的な社会を作ること」です。

地方創生は2014年9月、第二次安倍政権が政策の1つとして打ち出しました。それをきっかけに「地方創生」というキーワードが広く浸透。

地方自治体による

  • 移住促進イベント
  • 子育て支援金の整備
  • 地方へのIT企業誘致

など、さまざまな取り組みが生まれています。

地方創生の背景にある課題は「都心への一極集中」と「人口減少」

地方創生の背景にある課題は、「都心への一極集中」と「人口減少」の2つです。

総務省の発表によると、2019年の東京における転入人口は14万8,783人で、前年と比べて8,915人増えました。

全国の市町村で見た場合にも、転入超過数が多い市町村は

  1. 東京23区:6万4,176人
  2. 大阪府大阪市:1万3,762人
  3. 埼玉県さいたま市:1万1,252人

と都心が多いです。

一方で、全国の市町村において転出超過だったのは1,269市町村で、全市町村の73.8%でした。

地方の人口が減る一方で、都心に人口が過度に集中していることがわかります。

このような状況の中で「観光事業」は、地方創生の大きなカギです。「都心に集中する外国人旅行者をいかに地方へ呼び込むか」が、地方にとって重要な課題になっています。

総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告 2019年(令和元年)結果」
https://www.stat.go.jp/data/idou/2019np/kihon/youyaku/index.html

次は、地方創生と深く関わる「まち・ひと・しごと創生法」について解説しますね。

地方創生と深く関わる「まち・ひと・しごと創生法」について解説

「まち・ひと・しごと創生法」は、地方を活性化するための基本理念などを定めた法律で2014年11月に公布されました。

これに基づいて現在、

  1. 地方に仕事をつくる
  2. 地方へのひとの流れをつくる
  3. 若い世代の結婚、出産、育児の希望を叶える
  4. 時代に合った地域づくり、安心な生活と地域間連携

の4つの基本目標に沿った政策が進んでいます。

まち・ひと・しごと創生本部事務局が制作した動画を見ると、地方創生に取り組むことで、深刻な人口減少を食い止めようとしていることがよくわかります。

地方創生に関する情報は、ウェブサイト「みんなで育てる地域のチカラ 地方創生」をチェック

地方創生に関する情報は、ウェブサイト「みんなで育てる地域のチカラ 地方創生」をチェックするのがオススメです。

「みんなで育てる地域のチカラ 地方創生」は内閣府が運営しているウェブサイトで、地方創生に関わるあらゆる情報をまとめて掲載しています。

ウェブサイトの情報は

  • 一般の方
  • 地方公共団体の方
  • 企業・NPO等の方

向けに分かれており、自分の役割に合わせて効率よく情報を集めることが可能です。

掲載されている内容は

  • 施策
  • 会議、資料
  • 関連法令、閣議決定等
  • 広報、報道
  • 事例
  • イベント
  • 地方創生の専門家

など、地方創生に必要な情報が網羅されています。

地方創生に取り組む場合は、まずこのウェブサイトをチェックしましょう。

次は、地方創生の成功と失敗を分けるポイントについてお伝えしますね。

地方創生の成功と失敗を分ける3つのポイント

地方創生の成功と失敗を分けるポイントは、

  1. チームワーク
  2. 地域資源の見極め
  3. 事業アイディア

の3つです。

1つずつ解説しますね。

ポイント1. チームワーク

1つ目のポイントが、チームワークです。

地方創生は、国や企業、地域の自治体が協力して初めて大きな成果につながります。個々の組織がバラバラに取り組むのではなく、まずはその地域におけるチームワークを高めることが最も重要です。

また地方創生の良くない形として、補助金を前提とした行政主導型の取り組みがあります。行政が取り組みを主導した場合、主体となる自治体の当事者意識が下がり、結果として成果につながらないケースが多いです。

地方創生は、民間主導型で取り組みを進めることをおすすめします。

ポイント2. 地域資源の見極め

2つ目のポイントが、地域資源の見極めです。

地域資源とは、外国人旅行者がその地域を訪れる動機となるようなものを指します。

例えば、

  • 温泉
  • 日本料理
  • 旧所、名跡

などが代表的な地域資源です。

その他にも、

  • スキー場
  • 忍者体験スポット
  • 人気アニメでモデルになった場所

など、日本人からすると「なんでここが?」と疑問に思うようなスポットが人気になることもあります。

地域に住んでいる人たちは住み慣れている分、意外とその土地の地域資源に気づきにくいのが実情です。そのため、

  • 外国人観光客
  • 外国人留学生

の声を積極的に集めることをおすすめします。

外国人旅行者に人気のスポットについては、「外国人観光客の人気スポットはどこ?定番から意外な観光地まで、最新のインバウンドトレンドについて解説!」をご一読ください。

ポイント3. 事業アイディア

3つ目のポイントが、事業アイディアです。

地域の人たちだけで事業を考える場合、どうしても視野が狭くなってしまいます。

  • 地方創生の成功事例をチェックする
  • 外部の人たちと積極的に関わる

などすることで、新しい事業アイディアの発見が可能です。

ポイント1でお伝えした通り、国や企業との間で良いチームワークを作ることができれば、良いアイディアが生まれる可能性が高まります。

次は、地方創生の成功事例についてお伝えしますね。

【地方創生の成功事例】3つの地方自治体によるインバウンド対策について解説

ここでは、地方創生の成功事例として

  1. 北海道の東川町
  2. 大分県別府市
  3. 瀬戸内海沿岸にある7都道府県

の3つを紹介します。

事例1. イベントの開催や観光客の呼び込みで人口が増加「北海道東川町」

1つ目の事例が、イベントの開催や観光客の呼び込みで人口が増加した「北海道東川町」です。

北海道の東川町(ひがしかわちょう)は、1994年頃から人口が大幅に減少。東川町にはスキーやスノーボードができる環境にもかかわらず、国道や鉄道が無いため、観光客の呼び込みができていないのが課題でした。

そこで東川町は、観光客を増やすために以下の取り組みを実施します。

【東川町国際文化フォーラムの開催】

東川町と交流のある、

  • カナダのキャンモア町
  • ラトビアのルーイエナ町

などの行政関係者、観光業者などを招待。互いの意見を交わす会合「東川町国際文化フォーラム」を開催しました。

【アルペンスノーボード国際大会の開催】

アルペンスノーボードの国際大会を開催し、スノーアクティビティ好きのインバウンド客を呼び込み。大会後には選手によるスキーやスノーボード教室を開催しました。

また地方創生を進める姿勢に感銘を受けたアウトドアブランド「株式会社モンベル」が東川町へ協力し、モンベル大雪ひがしかわ店が東川町にオープン。スキー客の消費額アップや、スタッフの雇用と移住にもつながりました。

これらの取り組みを実施した結果、かつて7,000人を下回った人口が、2014年には8,000人まで回復しています。

事例2. 留学生を積極的に雇用して移住者が増加「大分県別府市」

2つ目の事例が、留学生を積極的に雇用して移住者が増加した「大分県別府市」です。

大分県の別府市にある「立命館アジア太平洋大学」は、約6,000名の学生のうち半分を留学生が占めています。それにより別府市は全国でも京都に次いで、2番目に外国人留学生が多い市町村になりました。

なお留学生のうち、約15%がイスラム教徒の「ムスリム」です。そのため大学では、ムスリムを対象としたインバウンド対策などに取り組んでいます。

その1つが、ハラル化した「醤油」の開発です。

ふつうの醤油はアルコールが入っているため、ムスリムはイスラム教の戒律により口にできません。そこではちみつやカボスを使った醤油を開発するプロジェクトをスタート。2017年10月には製品化されました。

また別府市の企業も地域創生に協力しています。

別府市の企業は外国人人材を採用することで日常的に外国人と接する機会を増やし、最終的に留学生が日本で就職する機会を創出。結果として留学生の半分以上は、日本で就職しています。

外国人が安心して暮らせる街づくりを、地域一丸となって取り組んだ結果と言えるでしょう。

事例3. 7つの都道府県が民間企業や金融機関と協力「せとうちDMO」

3つ目の事例が、7つの都道府県が民間企業や金融機関と協力した「せとうちDMO」です。

「せとうちDMO」は、瀬戸内ブランドを確立し、

  • 地域経済の活性化
  • 豊かな地域社会の実現

を目的とした一般社団法人。2016年3月から、以下の7都道府県が瀬戸内ブランドの確立に取り組んでいます。

【せとうちDMOに加わっている7都道府県】

  1. 兵庫県
  2. 岡山県
  3. 広島県
  4. 山口県
  5. 徳島県
  6. 香川県
  7. 愛媛県

DMOについて詳しく知りたい方は、「DMO(Destination Management Organization)とは?地方においてインバウンドを獲得する仕組みを解説」をご一読ください。
せとうちDMOの具体的な取り組みとしては、

  • 瀬戸内ブランド登録制度:瀬戸内エリアの素材で開発された商品やサービスなどを「瀬戸内ブランド」として登録
  • 瀬戸内おみやげコンクール:商品の魅力向上と高付加価値の促進につながるコンクールを実施
  • 瀬戸内周遊クルーズ事業支援:瀬戸内海沿岸を周遊するクルーズ船新造への投資を実施

をはじめ、さまざまな取り組みがあります。

それらの取り組みにより、海外からも

  • アメリカ「ニューヨーク・タイムズ」が発表した「2019年に行くべき52ヶ所」に日本で唯一、「瀬戸内の島々」が7位にランクイン
  • イギリス旅行雑誌「ナショナル ジオグラフィック トラベラー」では、2019年に注目する旅行スポットに日本で唯一「瀬戸内」が選出

などの高い評価を受けました。

観光庁「広域連携DMO せとうちDMO」
https://www.mlit.go.jp/common/001237134.pdf

この他の地方創生に関する事例については、国がまとめた「地方創生 事例集」をチェックするのがオススメです。

地方創生はまず成功事例をチェック。地域に合ったインバウンド対策を進めよう!

ここまで、地方創生と成功事例についてお伝えしました。

おさらいしますと、地方創生とは「日本の各地域が特徴を活かした、自律的で持続的な社会を作ること」です。地方創生は2014年9月、第二次安倍政権が政策の1つとして打ち出しました。それにともない「まち・ひと・しごと創生法」も公布されています。

地方創生の背景にある課題は、「都心への一極集中」と「人口減少」の2つです。総務省の発表によると、2019年の東京における転入人口は14万8,783人で、前年と比べて8,915人増えました。

一方で、全国の市町村において転出超過だったのは1,269市町村で、全市町村の73.8%。地方の人口が減る一方で、都心に人口が過度に集中しています。

このような状況の中で「観光事業」は、地方創生の大きなカギです。「都心に集中する外国人旅行者をいかに地方へ呼び込むか」が、地方にとって重要な課題といえます。

地方創生の成功と失敗を分けるポイントは、

  1. チームワーク
  2. 地域資源の見極め
  3. 事業アイディア

の3つです。

今回お伝えした事例を参考に、ぜひ自分たちの地域に合ったインバウンド対策を進めてください。

地方へのインバウンド誘致については「「忍びの里伊賀」創生プロジェクトとは?地方インバウンド誘致のカギは、産学官民との連携」もご一読ください。

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