東京海上、ツイッターやSNSなどからインバウンド客投稿データを無償提供

 東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)は、SNS投稿サイトなどから訪日外国人客の発言をまとめたデータを、企業や自治体に無償提供する取り組みを始めました。情報を集めるSNSサイトには「ツイッター」や、中国のSNS投稿サイト「微博(ウェイボー)」などが対象です。

 東京海上日動では抽出した約180万件のビッグデータから、訪日外国人が何を好み、何に興味があり、どんな場所が話題なのかのデータをまとめ、無償提供します。これにより、企業や自治体のインバウンド観光の促進につなげることが可能です。

調査の内容

 分析期間は、2016年11月〜2017年10月の1年間です。分析の主要データソースは、ツイッター全量データ・Weiboデータ・観光レビューサイトのデータを元に行われています。

各分析主要データの内容は以下の通りです。

  • ツイッターの投稿:1,484,339件(英語・中国語・韓国語)
  • Weiboの投稿:216,659件(中国語)
  • 観光レビューサイト:66,941件(英語・中国語・韓国語)
  • 合計:1767,939件

 エリアは日本の都道府県単位で分析しています。昨年度の調査では、「見る」「食べる」「買う」「体験する」ごとに俯瞰で分析しているのに対し、今年度の調査では、「見る」にフォーカスして分析しています。

そして具体的な観光スポットごとに評価・分析することで、訪日外国人客が求めているものがより明確に分かるようになりました。

調査の結果

 昨年度の調査と比べて、投稿数は全体的に上昇しています。特に4月の投稿数は他の月よりも上昇しており、桜の名所などが人気なのがわかります。
また今回は独自の分析を行い、外国人のポジティブツイート・ネガティブツイートを判別。それにより、話題にはあまりなっていないが、評価の高い観光スポットを見つけ出しました。

 ジャンルごとの評価でみると、ツアー・ワークショップなどの体験型の観光地がポジティブツイートに多く、一般的な観光スポットや、日本らしい神社・仏閣などの観光スポットについての投稿量が多くなっています。

この具体的なデータを企業や自治体に無償提供する働きは、日本のインバウンド集客に貢献し、ひいては地方などの経済活性化にもつながるはずです。

参考:http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/180510_01.pdf

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