登呂博物館4ヶ国語の音声ガイドとパンフ導入、インバウンド対応強化

 静岡市駿河区の市立登呂博物館は4月24日から、外国人観光客の誘致拡大を目的に、外国語に対応した音声ガイドとパンフレットを導入します。対応する言語は、音声ガイドとパンフレットともに日本語、英語、中国語、韓国語の4ヶ国語です。

 音声ガイドは専用のアプリが内蔵されたスマートフォン20台を用いて提供され、博物館と遺跡に設置された計15ヶ所の音声ガイド地点に近づくと、自動的に音声が流れます。画面には展示関連の図や写真、字幕を表示することが可能です。希望者は身分証明書(外国人はパスポート)を提示のうえ、図書コーナーで手続きすると無料で利用できます。

インバウンドの流れは、団体旅行客から個人旅行客へシフト

 公益社団法人 日本観光振興協会が発行している「2017年度版 数字でみる観光」によると、静岡県における2016年の訪日外国人旅行者数は2,404万人(前年比121.8%)でした。

参考:公益社団法人 日本観光振興協会発行「2017年度版 数字でみる観光」
https://www.nihon-kankou.or.jp/home/jigyou/public/new/public_smk2017/

静岡県の訪日外国人旅行者数は5年間で約3倍に増加しており、観光施設や宿泊施設の対応整備が各所で進められています。また、公益財団法人 静岡県国際交流協会が2017年5月に発表した「外国人観光客の現状と県内ホテル・旅館の対応に関する調査」によると、訪日外国人旅行者の内訳は、中国を中心に、韓国、台湾、香港などアジアの国々が大半でした。

参考:公益財団法人 静岡県国際交流協会「外国人観光客の現状と県内ホテル・旅館の対応に関する調査」
http://www.sir.or.jp/exchange/exchange/detail/id=1253/

 2017年9月に中国の観光当局が旅行会社に対して、団体旅行ツアーの取り扱いを減らすよう要請したこともあり、現在は個人旅行客が増えてきています。登呂博物館ではこれまで、団体での来館者に対しては解説員が直接説明することで対応していましたが、個人利用者への対応ができていませんでした。今回の音声ガイドとパンフレットの導入は、アジアを中心とした訪日外国人旅行者へ対応するもので、特に個人利用者にとっても分かりやすい案内が得られるサービスです。

 訪日外国人旅行者においては、個人旅行客が増えてきたことにより、求められるサービスも個人向けへ変化しています。今後ますますこの流れは強まっていくことでしょう。

参考:http://www.at-s.com/sp/news/article/culture/shizuoka/482544.html

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