Weiboのインフルエンサーを活用して訪日マエ中国人にPRしてみませんか? Weiboのインフルエンサーを活用して訪日マエ中国人にPRしてみませんか?
  • データ
  • この記事は約7分で読めます

好調なインバウンドはいつまで続く?訪日外国人客数の推移

「訪日外国人はこれからどのように増えていくんだろう?」

と思っている方。

訪日外国人は2012年頃から急速に増えており、2018年にはついに3,000万人を突破しました。国は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて訪日外国人の目標人数を掲げており、その数は「4,000万人」です。

注目が集まる訪日外国人の推移は、観光庁のホームページでいつでも確認できます。訪日外国人の推移とあわせて予測を押さえておけば、今後の事業に役立てることが可能です。

とはいえ、具体的にどのようなポイントを押さえれば良いのかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

  • これまでの訪日外国人の推移をチェック!2018年はついに3,000万人を突破!
  • なぜ訪日外国人は増えている?背景にある「世界的な海外旅行者の増加」
  • 今後のインバウンド市場はどうなる?最新の訪日外国人の推移予測について解説!

の順にお伝えします。

訪日外国人の推移を予測することは難しそうに感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、訪日外国人の推移予測をチェックしましょう!

inbound_01

これまでの訪日外国人の推移をチェック!2018年はついに3,000万人を突破!

観光庁は2019年1月、2018年の訪日外国人が3,119万人であったことを発表しました。統計を開始してから3,000万人を突破したのは初めてのことです。

【2003年〜2018年 訪日外国人の推移】

  • 2018年:3,119万人
  • 2017年:2,869万人
  • 2016年:2,403万人
  • 2015年:1,973万人
  • 2014年:1,341万人
  • 2013年:1,036万人
  • 2012年:835万人
  • 2011年:621万人
  • 2010年:861万人
  • 2009年:678万人
  • 2008年:835万人
  • 2007年:834万人
  • 2006年:733万人
  • 2005年:672万人
  • 2004年:613万人
  • 2003年:521万人

訪日外国人はここ15年で約6倍に増え、直近の5年間だと約3倍に増加しています。

2009年と2011年に前年を下回る推移となっていますが、それぞれ主な原因は

  • 2009年:2008年9月に発生した「リーマンショック」
  • 2011年:2011年3月に発生した「東日本大震災」

です。

大きな経済危機や自然災害を経験しながらも、日本は順調に海外からの観光客数を伸ばしてきました。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、海外からの日本に対する関心が高まり、今後もインバウンドが増えていくことは間違いありません。

出典:観光庁「訪日外客統計の集計・発表」
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/index.html

好調なインバウンドのきっかけは2003年から始まった「ビジット・ジャパン・キャンペーン」

今でこそ好調なインバウンド市場ですが、かつては年間の訪日観光客数が500万人を下回る期間が続き、それほど盛り上がりはありませんでした。

国がインバウンド誘致に本腰を入れたのが2003年です。

国は国土交通省を中心に「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を展開。官民一体となって、訪日外国人へ日本文化や訪日旅行のアピール活動を実施しました。

ビジット・ジャパンは近隣のアジア諸国、特に

  • 中国
  • 台湾
  • 香港
  • 韓国

を最重点プロモーション対象市場に選定。他にも

  • タイ
  • シンガポール
  • マレーシア
  • インドネシア
  • フィリピン
  • ベトナム
  • インド
  • 豪州
  • 米国
  • カナダ
  • 英国
  • フランス
  • ドイツ
  • イタリア
  • スペイン
  • ロシア

の計20カ国に向けて日本の認知度アップとインバウンド誘致を進めました。

ビジット・ジャパン・キャンペーンでは、

  • 海外向けのプロモーション広告展開
  • 海外メディアの誘致
  • 各種イベントで日本の魅力をアピール

など、国と地方が連携して訪日プロモーションを実施。現在のインバウンド市場の盛り上がりを作るきっかけとなりました。

ビジット・ジャパン・キャンペーンについて詳しくは、「ビジット・ジャパン・キャンペーンとは?訪日外国人を増やすコツは、海外メディアや企業と協力すること」をご一読ください。

出典:観光庁「ビジットジャパン事業」
https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/promotion/vj/index.html

次は、渡航先として日本が選ばれている理由についてお伝えしますね。

なぜ訪日外国人は増えている?背景にある「世界的な海外旅行者の増加」

訪日外国人が増えている大きな背景として、「世界的な海外旅行者の増加」があります。

UNWTO(国連世界観光機関)が2019年2月に発表した最新の世界観光統計によると、2018年の世界における国際観光客数は推定14億人でした。

2010年に発表された長期予測では「14億人に到達するのは2020年」と見込まれていましたが、2年前倒しで達成しており、世界的に海外旅行者が急増していることがわかります。

一般的に「経済的に豊かになると海外旅行へ行く人が増える」傾向があり、海外旅行者が増えているのは世界の経済が成長しているためです。

IMF(国際通貨基金)のデータベースの「World Economic Outlook Database」の公開値を見ても、主要国のGDPはおおむね右肩上がりで成長を続けています。経済の発展とともに人々の海外旅行に対する関心が高まり、結果として訪日外国人も増えていると考えるのが正しいでしょう。

出典:UNWTO 世界観光統計「International Tourism Results 2018 and Outlook 2019」
http://cf.cdn.unwto.org/sites/all/files/pdf/unwto_barometer_jan19_presentation_en.pdf

しかし、日本は世界の中でも外国人観光客数の伸び率が高いです。その理由はなぜなのでしょうか?

急成長するアジアからの恩恵を受けている日本インバウンド市場。最大のターゲットは中国!

日本における外国人観光客が急増している理由は「アジア」にあります。

中国を中心としたアジア市場は、ここ数年で飛躍的な経済的成長を実現しました。

IMF(国際通貨基金)が2019年4月に発表した「世界経済見通し」から、米国や英国などの先進国に比べて、アジアを中心とした新興・途上国の経済成長率が高いことがわかります。

【世界および主要国・地域の経済成長率】

国・地域 2018年の伸び率 2019年の伸び率(予測) 2020年の伸び率(予測)
米国 2.9% 2.3% 1.9%
英国 1.4% 1.2% 1.4%
ユーロ圏 1.8% 1.3% 1.5%
日本 0.8% 1.0% 0.5%
アジア新興・途上国 6.4% 6.3% 6.3%

出典:IMF「World Economic Outlook, April 2019 Growth Slowdown, Precarious Recovery」
https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2019/03/28/world-economic-outlook-april-2019

そして、アジア新興・途上国の中でも日本が注目すべきは「中国」です。

日本を訪れるインバウンドのうち中国は全体の約75%と、とても高い影響力を持っています。

加えて訪日外国人1人当たりの旅行支出額も、オーストラリアを抑えてトップです。

【訪日外国人1人当たりの旅行支出額】

  • 中国:230,382円
  • オーストラリア:225,845円
  • 英国:215,392円
  • スペイン:212,584円
  • フランス:212,442円

中国人観光客を押さえておくことは、インバウンド事業を営む上で欠かせないポイントと言えるでしょう。

出典:観光庁「平成29年 訪日外国人の消費動向」
https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2019/03/28/world-economic-outlook-april-2019

次は、中国人観光客が日本を訪れる理由についてお伝えしますね。

中国人観光客が日本を訪れる3つの理由

中国人観光客が日本を訪れる理由は、

  1. ビザの緩和
  2. 円安元高
  3. LCCの普及

の3つです。1つずつ説明しますね。

理由1. ビザの緩和

1つ目の理由が、ビザの緩和です。

かつて中国人が日本に入国するためには、ビジネス・学術目的か一定の収入があることを証明しなければビザが発給されませんでした。

中国が発展途上国であることや不法滞在の問題に対する懸念を理由にビザの発給が厳しかったものの、1997年から団体旅行が解禁。2009年から富裕層に向けて個人旅行のビザ発給が始まりました。

その後も国は中国からのインバウンド誘致を促進するため、戦略的にビザの条件緩和を進めています。

【2015年のビザの条件緩和】

  • 商用目的の者や文化人・知識人に対する数次ビザ:1回の滞在期間が90日以内
  • 沖縄・東北三県数次ビザの発給要件の緩和:1回の滞在期間が30日以内
  • 相当の高所得者に対する個人数次ビザの導入:1回の滞在期間が90日以内

【2017年のビザの条件緩和】

  • 中国人旅行者を対象にビザの有効期限を大幅に延長:1回の滞在期間が30日以内、有効期限3年
  • 中国人旅行者を対象に高所得者のビザ有効期限を延長:1回の滞在期間が90日以内、有効期限5年

そして2019年1月4日より、中国人旅行者に対する新たなビザの条件緩和が始まっています。

【2019年のビザの条件緩和】

  • 過去3年以内に2回以上個人観光ビザを取得して訪日した中国人が数次ビザを申請する場合、経済力を証明する書類の提出は不要
  • これまで中国教育部直属大学75校に所属する学部生・院生、及びその卒業後3年以内の卒業生に対して適用していた一次ビザの申請手続き簡素化を、対象大学1243校まで拡大

これらのビザ緩和によって日本を訪れるハードルが下がり、ますます中国人観光客が増える見通しです。

出典:外務省「中国人に対するビザ発給要件の緩和」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_004524.html

理由2. 円安元高

2つ目の理由が、円安元高です。

円安元高も訪日中国人の増加の理由の1つとして挙げられます。

2011年に75円32銭の最高値を記録した円は、2014年以降120円近くまで下がりました。近年は100円~115円あたりを維持しています。

例えば2014年と2011年を比べてレート換算すると、2014年に日本を訪れた中国人観光客は約30%オフで日本観光ができてしまう計算です。円安の進行は日本を訪れるための大きな動機付けとなり、中国人による「爆買い」が話題にのぼったのも円安が進んだ2014年~2015年でした。

現在は爆買いのピーク時ほど円安・元高ではないため、1人当たりの消費金額は減少していますが、それでも中国の購買力が日本に与える影響は無視できません。

理由3. LCCの普及

3つ目の理由が、LCCの普及です。

LCCとは「ローコストキャリア」の略で、格安航空会社を指します。LCCは、効率化や簡素化されたサービスによって低い運航費用を実現しており、安く飛行機を利用したい旅行客に人気です。

ここ数年LCCは急速にカバーエリアを拡大しており、日本と中国を結ぶLCCも

  • ジェットスター
  • Peach
  • 春秋航空

などから自由に選べます。

航空券が安く手に入れば旅行予算を抑えることができるため、より気軽に日本を訪れることが可能です。

次は、最新の訪日外国人の推移予測についてお伝えしますね。

inbound_02

今後のインバウンド市場はどうなる?最新の訪日外国人の推移予測について解説!

2018年12月、JTBは「2019年の旅行動向見通し」の中で、今後のインバウンド市場予測を発表しました。

JTBの予測によると、2019年の訪日外国人は前年比12.3%増の3,550万人です。2桁増の推移が持続するも、訪日旅行者数の主要市場である

  • 中国
  • 韓国
  • 台湾
  • 香港

についてはすでに成熟市場になったとし、伸び率はやや鈍化すると予測しています。

一方で欧米や東南アジアからの旅行者は引き続き増加。2019年はラグビーワールドカップが日本各地で開催されることから、

  • 各地の開催地を訪れる外国人旅行者の増加
  • 周辺観光を通じた地域経済への波及効果

も見込んでいます。

加えて訪日クルーズ市場に質的な変化の兆しがあり、大型客船だけでなく小型のラグジュアリー客船で日本国内を巡るクルーズのスタイルが人気を集めそうです。

出典:JTB総合研究所「観光統計2019 特別版 ~2019年の旅行予測~」
https://www.tourism.jp/tourism-database/column/2019/01/tourism-forecast-2019/

日本のインバウンド市場はさらに盛り上がる!トレンドを押さえてインバウンド需要をうまくキャッチしよう!

ここまで、訪日外国人の推移予測についてお伝えしました。

おさらいしますと、2018年の訪日外国人は3,119万人となり、過去最高を達成しています。

これまでに経済危機や自然災害などの影響はあったものの、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」などの官民一体となった取り組みを経て、日本は順調に海外からの観光客数を伸ばしてきました。

訪日外国人が増えている大きな背景として、「世界的な海外旅行者の増加」があります。

世界経済が成長するにしたがって、海外旅行に関心を持つ人が増えました。その中でも急成長したのがアジアです。アジアから比較的近い日本はその恩恵を大きく受けています。

アジアの中でも影響度の高い国が中国です。

中国人観光客は、

  1. ビザの緩和
  2. 円安元高
  3. LCCの普及

などを背景に、毎年多くの人が日本を訪れています。

2019年の訪日外国人は3,550万人に達することが予測されており、まだまだインバウンド市場が伸びることは間違いありません。最新のトレンドを押さえてインバウンド需要をうまくキャッチしましょう!

インバウンドの統計をもとにしたトレンド分析については、「【2019年3月最新版】外国人観光客の統計から見る観光市場のトレンド。さまざまな統計をもとに徹底解説」をご一読ください。

PR:インバウンド対策資料を無料ダウンロード

こちらの資料では、ご提案媒体一覧のほか、ANAご搭乗者様の属性なども紹介しております。御社社内でのご検討資料としてお役立てください。

PR: ANAの広告媒体で訪日旅客に街の魅力をお届け!

ANAのブランド力、航空媒体という特殊性で、地域や街のブランディングや商品・サービスのPRをお手伝いします。

関連記事

  1. 中国人の海外旅行の動向をデータから分析。中国からのインバウンドを獲得するコツとは?

  2. インバウンド客の観光スポット人気閲覧数をぐるなびが発表、1位はアメ横商店街

  3. ADARAがラグビーW杯中の旅行者動向データを公開。インバウンド対策に役立つ国別の傾向や滞在期間など…

  4. 【インバウンドカレンダー2019年最新版】訪日客数トップ10の休日。対策もあわせて紹介します

  5. 1-3月期の訪日客消費、前年比17%増で1兆円超に。観光庁が発表

  6. サブカルチャーとは?訪日外国人の集客には、日本の伝統文化との融合がカギ

  7. 地方は30%がインバウンド誘致に消極的。インバウンド対策意識調査で分かること

  8. 外国人雇用実態調査から外国人採用を考える。90%の企業が採用を前向きに考えている理由とは?

PR:地域創生プロジェクト



PR:AIどこでもWi-Fi.mag



メールマガジン



PR


インバウンド資料ダウンロード



アーカイブ

人気記事ランキング

おすすめ記事

PAGE TOP