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訪日客の5%がベジタリアン 多様化する「食」への対応が急務

 ベジタリアン対応の多言語レストラン紹介サイトVegewel(ベジウェル)を運営するフレンバシー社の調査によると、2017年の訪日外国人のうち134万人、全体の4.7%がベジタリアンと推計されました。

 訪日外国人の総消費額は、2017年に前年比17.8%増の4兆4,161億円に達し、ひとり当たりの旅行支出は15万3,921円です。飲食費はそのうち3万869円で、ベジタリアンの飲食費をトータルすると416億円にのぼります。

ベジタリアンへの理解を深めて、訪日観光の満足度を高める

 日本のベジタリアン率は4.5%と世界のなかでも低く、東京都のアンケート調査では、訪日外国人のうち13.1%が『ハラル対応やベジタリアン対応の飲食店か分からなかった』と回答しています。

 日本では「ベジタリアン」と聞くと「野菜しか食べない人」というイメージだけが持たれがちですが、ベジタリアンとなる背景は大きく4つあります。

  1. 宗教(殺生を禁じている宗教や宗派に属している)
  2. 動物愛護(動物を殺したくないと考えている)
  3. 環境(畜産は地球環境へのダメージが大きく、持続可能ではないと考えている)
  4. 健康(肉食より菜食が健康に良いと考えている)

またベジタリアンにも種類があり、

  • ラクト・オボ・ベジタリアン:肉と魚を食べない人
  • ラクト・ベジタリアン:肉と魚、卵を食べない人
  • オボ・ベジタリアン:肉と魚、乳製品を食べない人
  • ヴィーガン:植物以外、一切のものを食べない人

など、さまざまです。ベジタリアン市場は、今後ますます大きくなることが予想されており、訪日外国人の満足度を高めるためにも、ベジタリアンに対する理解をより深めることが求められます。

多様化する「食」への対応は、日本の観光レベルを高めるために避けては通れないものと言えるでしょう。

参考:http://frembassy.jp/news-post/vegetarianmarket/

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