目的別に選ぶインバウンド向けメディア5選!情報を的確に読者へ届けるために

昨今のインバウンド需要の高まりを受けて、訪日外国人観光客に向けたメディアは乱立しています。WEBメディアやアプリ、本、フリーペーパーなど、そのタイプも多種多様です。どの国に向けて発信しているかによって言語の数も変わってきます。

たしかに、メディアを通じて「届けたい情報」と「知りたい情報」が上手くマッチングすれば、訪日外国人観光客の増加が見込めます。また、事前情報をしっかりキャッチアップしてもらうことで現場の混乱も抑えることもできます。

しかし、これだけ様々なタイプのメディアが乱立すると、「どこに掲載してもらえば良いか分からない」とか「相性の良いメディアを探すのも一苦労」といった問題点が出てきます。老舗からベンチャーまで、多くの企業が様々なメディアを立ち上げている中、それを十分に活用できている自治体などはまだまだ少ないのが現状です。

そこで、この記事では「目的別」にメディアを分け、その中で主要なWEBメディアを5つご紹介します。

それぞれの目的別に特化したサイトで発信を行うことで、読者に向けて情報をダイレクトに届けることができるようになります。届けたい情報がどういったタイプのメディアと相性が良いのかを考えて、訪日外国人観光客に向けて「活きた情報」を届けましょう。

届けたい相手はどこにいる?目的別WEBメディア5選

早速ですが、ここからはインバウンド向けWEBメディアを

  • 外国人目線で日本の情報を発信する「Japan-guide.com」
  • 日本文化・言語を学習したい人向け「MATCHA」
  • 体験やアクティビティに特化した「Time Out Tokyo」
  • アニメやオタク文化を発信している「Tokyo Otaku Mode」
  • 日本中の絶景スポットを紹介する「ZEKKEI Japan」

の順に紹介します。

外国人目線で日本の情報を発信する「Japan-guide.com」

Japan-guide.comはインバウンド向けのポータルサイトの老舗で、最大手と言っても良いメディアの一つです。1996年よりスイス人によって設立され、月間ユニークユーザー数は180万人以上、月間PV数800万~1000万で、主にアジア、アメリカ、ヨーロッパ圏からのアクセスを集めています。

数ヶ月以内に訪日旅行を予定している外国人が情報収集を行ったり、「日本に行ってみたい」と考えている潜在的な訪日旅行者に向けて発信しています。また、google検索に強く、上位に表示されるワードを数多く持っています。

このサイトの特徴としては、外国人ライターを中心として記事が作成されていることでしょう。すべてのコンテンツは、ジャパンガイド専属外国人スタッフが実際に訪問し、ユーザー目線に立った情報を配信しています。

現地に足を運んだ外国人からの情報は、これから訪問しようと考えている外国人にとって実用的なものが多く、日本人とは違った視点での情報提供を強みとしています。宿や交通インフラ情報、お土産などといった実用的な情報がマッチしそうです。

日本文化・言語を学習したい人向け「MATCHA」

MATCHAは、世界244の国と地域からアクセスされていて月間約427万PV(2018年1月)を獲得しているインバウンドメディアです。10言語に対応しており、数多くの海外メディアパートナーに配信しているため、欧米圏はもちろん東南アジアなどにも幅広くリーチしています。

各言語が使われている国や地域の出身者が記事を書いたり、編集したりしているため外国人が違和感を抱くことなく読めるようになっています。

興味深いのは「やさしい日本語」という言語選択機能です。小学3年生レベルの漢字表記を用いた日本語で表示することで、日本語に興味がある、学習意欲の高い訪日外国人から人気を博しています。

情報は47都道府県に幅広く対応していて、地方の日本文化や食、四季の情報に注力した情報発信を行っているため、外国人観光客にとってメジャーではない地方都市の紹介などと相性が良さそうです。

体験やアクティビティに特化した「Time Out Tokyo」

Time Out Tokyoは地域密着型のシティガイドでありながら、世界108都市39カ国(12言語)に展開している月間PV約1900万の大型メディアです。国別のアクセスでは、欧米圏のアクセスが大半を占めています。多くの旅好きな富裕層がユーザーとなっているため、ハイエンドなホテルや飲食店のプロモーションに有効でしょう。

また、都市生活者にもフォーカスしているため、都市部のイベントやフェスなど、体験型イベントやアクティビティもしっかりと紹介。そのため外国人に向けたイベントプロモーションにも有効だといえます。

メディアとしていちばん重要な「コンテンツの質」には定評があり、英国出版協会主催の「PPA AWARDS」のインタナショナル・コンシューマー・メディア・ブランドを2010年、2011年、2013年、2014年と4度受賞するなど、たしかな取材力と編集力を持っています。

アニメやオタク文化を発信している「Tokyo Otaku Mode」

Tokyo Otaku Modeは、1,900万人以上のファンを抱えるFacebookページや自社サイト「Tokyo Otaku Mode Shop」を通じて、海外向けに日本のアニメや漫画、ゲーム、音楽、ファッションなどの商品を販売したり、最新情報を発信しています。日本のオタク関連のニュースを世界に発信しながら、Facebookでそれらの話題を多くのファンに共有することで、さらなる情報拡散を生み出しているのです。

アニメや映画、オタク文化の商品プロモーションに有効なのは言うまでもなく、さらにEC事業も行っているため、独自のアニメ作品やグッズなどをプロモーションし販売することも可能です。

日本中の絶景スポットを紹介する「ZEKKEI Japan」

ZEKKEI Japanは日本の絶景スポットを紹介する訪日観光客向けのメディアです。訪日外国人観光客の数は年々増加していますが、まだまだ「地方の美しい景観」という魅力は伝えきれていません。ZEKKEI Japanではプロカメラマンが撮影した写真を中心にコンテンツを配信しており、日本に興味を持っている方が「ここに行ってみたい!」と思える絶景写真を通じてインバウンドを盛り上げています。

美しい風景の写真は誰しもが心を奪われます。その感覚に国境はありません。Facebookでは130万以上の「いいね!」を獲得していて、台湾・タイなどを中心に、東アジア・東南アジア地域などからも多くの支持を得ています。地方に眠る自然景勝地をアピールしていきたい自治体のプロモーションなどに有効だといえます。

伝えたい「コト」や「モノ」を、世界中の人にどう伝えるか

上記で紹介したとおり、メディアごとに様々な特徴を持っていて、そのターゲットも幅広く存在します。あなたが伝えたい「コト」や「モノ」は何でしょうか?それをまずは深掘りした上で、媒体を選んでいくことで、その想いは読者に届きやすくなるのです。

今回はWEBメディアに絞ってご紹介しましたが、大切なのは「伝える」ということ。もしかするとWEBではなく本やフリーペーパーの方が、届く範囲は狭いけど、「知りたい熱量が高い人」に届けられるかも知れません。YouTubeなどを使った動画のほうが相性が良いかも知れない。SNSから認知度が上がることも珍しくなくなってきました。

急成長しているインバウンド市場においては、まだまだ成功例と呼べるものは少ないのが実情です。しかし、裏を返せば可能性はいくらでもあるということ。「何を、どう伝えるか」は成功を左右する大きな選択となります。今回ご紹介したようなWEBメディアはもちろん、ご自身のビジネスモデルにあったプロモーション方法を検討してみてください。

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