インバウンド向けアクティビティ予約サイト7選!訪日外国人の集客につながる工夫とは?

訪日外国人が増えるにつれて、旅行の仕方が変化しています。今までは「モノ消費」という、買い物や日本製品に注目する旅行が主流でした。しかし、近年は観光や体験を重視する「コト消費」に注目が集まっています。

アクティビティや文化を体験するとき、多くの訪日外国人が予約サイトを使います。しかし、中には「日本語しか対応していない」「チケットの手配に手間がかかる」など、訪日外国人がストレスを感じるサイトも。手間がかかると、予約をやめることもあるようです。

今回は、アクティビティの予約サイトを7つご紹介します。どのサイトも、多言語での対応、アジア圏への言語対応、専門的なアクティビティに特化という、訪日外国人のニーズを満たす工夫をしています。この記事を読んで、訪日外国人がズムーズに予約できるサイトの特徴をつかみましょう。

18カ国語以上に対応するアクティビティ予約サイト2つ

「予約サイトが英語や自国の言語に対応していないこと」は、インバウンド客が感じる不満の1つです。なるべく多くの言語に対応するサイトに登録するだけでも、予約機会の損失を防ぐはずです。

1.世界最大級の予約サイト「エクスペディア」

エクスペディアは、世界でも規模の大きい旅行サイト。飛行機やホテルの予約といった準備が、すべてこのサイト内で完結します。

対応言語は英語や中国語、スペイン語など幅広く、予約サイトは33カ国語で運営。エクスペディアグループの他のサイトと合わせると、対応言語は75カ国語にものぼります。

特に予約が多いのは、香港、韓国、タイ。その後に、メキシコやイタリア、オランダといったさまざまな地域が続きます。

【出典】We love Expedia「2015年、訪日旅行客が前年比約2倍増加! 発表!エクスペディア 2015年インバウンドランキング  今、最も日本への旅行者が増えている国は香港 韓国、台湾、タイでも人気1位は「日本」、アメリカでも5位に「東京」」

ツアーの数は、東京で約100件、大阪で約50件と首都圏が中心です。例えば、「原宿カワイイツアー」。これは、日本のファッショニスタと原宿の街を歩き、世界が注目する「カワイイ文化」を体験できます。

世界中の観光客が利用するため、幅広いインバウンド客にアプローチできるはずです。

2.英語だけでなく18カ国語に対応する「Wanna Trip」

Wanna Tripは、世界中のアクティビティが予約できるサイトです。ツアーの数は約1,200にものぼり、利用者の数も増えています。

サイトの魅力は、18カ国語に対応していること。英語や中国語だけでなく、アラビア語やトルコ語、ロシア語といったマイナーな言語も用意しています。自国の言語で予約ができることは、訪日外国人のストレスを減らします。

ツアーは例えば、熊本県・阿蘇での「黒川温泉散策と秘湯堪能日帰りツアー」などを用意。地元の九州産交バスと提携し、地方都市へのインバウンド誘致も試みています。

アジア人向けのアクティビティ予約サイト2つ

次に、アジア人の集客に力を入れている予約サイトを2つご紹介します。

訪日外国人は、まだまだ香港や台湾など東アジアが中心です。また、LCCの路線が増えたことにより、東南アジアからも増加。それぞれの言語に対応するサイトに登録し、アジアからの観光客を呼び込みましょう。

1.アジアで最大級の予約サイト「Klook」

Klookは、香港で創設したサイトです。アクティビティのみに特化し、規模はアジア内で最大級との声も。言語は、英語や中国語(繁体字・簡体字)など7カ国語に対応し、2,000以上の国内ツアーを用意しています。

使用ユーザーの40%は中国、香港、台湾であり、30%は東南アジア。アジア人からの人気が高いです。

【出典】cnet Japan「アジア最大の旅行アクティビティ予約サイトのKlook、1億米ドル近くの資金調達で日本での事業拡大へ」

また、Klookはインバウンド向けコワーキングスペース「INBOUND LEAGUE」と提携しています。東京ディズニーランドなど、チケットをここで受け取ることで、スムーズな準備が可能に。チケットの手配へのストレスを取り除いています。

Klookについては、「USDと旅行アクティビティ予約サイト「Klook」が業務提携、インバウンド向けコワーキングスペースでチケットサービスを開始」にまとめています。こちらの記事もぜひチェックしてみてください。

2.成田空港を訪れた東アジア人向け「TOKYO-NARITA JAPAN EXPLORER」

TOKYO-NARITA JAPAN EXPLORERは、成田空港からアクセスできる日本の観光地を集めたサイトです。

魅力は、観光地の検索からアクティビティの予約まで、このサイトのみで完結すること。気になった場所があれば、そのまま予約ページに飛ぶことができるのです。口コミや、ネイティブライターによる観光スポットの紹介記事もあり、外国人目線も忘れていません。

利用者は中国、台湾、韓国、香港。言語は英語のみですが、2018年7月より中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、日本語を追加する予定です。

専門的なアクティビティに特化した予約サイト3つ

訪日外国人は、「ナイトタイムエコノミー」や「ラグジュアリー体験」のような特別なアクティビティを求めています。しかし、日本にはまだまだ少ない分野。専門的なアクティビティ予約サイトに登録するだけでも、訪日外国人の目に留まりやすくなるはずです。

1.ナイトタイムエコノミーに力を入れる「アクティビティジャパン」

アクティビティジャパンは、アウトドアや文化体験の予約サイトです。全国1,700以上の事業者と提携し、約7,000以上のツアーを用意しています。

利用者は香港や台湾、タイ、シンガポールなどアジア人が中心。言語は英語、中国語(繁体字)、タイ語に対応しています。

中でも、「ナイトタイムエコノミー(20時から3時頃に楽しめる観光)」に特化しています。これは日本でまだまだ少ないものの、「夜まで遊びたい」と感じる訪日外国人からは、人気の観光方法の1つなのです。

例えば、沖縄県・恩納村での星空ナイトシュノーケルツアーがその1つ。シュノーケリングをしながら、水中の夜光虫や満点の星空を楽しむことができます。

ナイトタイムエコノミーについては、記事「インバウンド需要を成功に導くために知っておきたい「ナイトタイムエコノミー」という手段」で紹介しています。

2.高級なおもてなしを提供する「ラグジュアリーニッポン」

ラグジュアリーニッポンは、最上級ランクのおもてなしに特化した予約サイトです。

ツアーは以下の4種類です。

  1. 懐石料理
  2. マグロ解体ショー
  3. マジックショー
  4. 和太鼓体験

例えば、和太鼓体験では豪華和食ディナーも用意。いくつかの文化を組み合わせて、幅広く日本を知ってもらう工夫をしています。

世界の富裕層や、日本への視察旅行を予定する企業に展開しています。

3.外国人には予約が難しいアクティビティを提供「Voyagin」

Voyaginは、アジアを中心に体験ツアーを提供しています。その数は、日本全国で3,500以上。対応言語は、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、インドネシア語の7カ国語です。

アクティビティだけでなく、以下のような予約もできます。

  • 高級レストラン
  • 相撲の見学
  • 京都のお茶屋

これらは、訪日外国人が、「自分たちだけでは手配が難しい」と感じるハイエンドな体験。その手間を省き、気軽に体験できる仕組みを作っています。

このように、需要のある分野に特化したサイトに登録すれば、訪日外国人の目に留まりやすくなり、ニーズを満たすこともできるはずです。

アクティビティ予約サイトで手間を省くことが、訪日外国人の集客につながる

訪日外国人の旅行の仕方に、変化があらわれています。コト消費を重視するとともに、アクティビティ予約サイトの需要が高まっています。

予約に関して、訪日外国人は以下の不満をよく抱えます。

  • 英語や自国の言語に対応していない
  • 専門的なアクティビティが少ない

これらの不満を解消できるサイトとして、以下の7つをご紹介しました。

  1. エクスペディア
  2. Wanna Trip
  3. Klook
  4. TOKYO-NARITA JAPAN EXPLORER
  5. アクティビティジャパン
  6. ラグジュアリーニッポン
  7. Voyagin

アクティビティ予約サイトを使うことで、訪日外国人は言語や手配に手間を感じずに予約が可能に。手間を減らすことが、予約の取りやめを防ぐはずです。

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