インバウンド客への多言語対応でスムーズな接客を! 手軽にできる対策からおすすめアプリまでご紹介

「インバウンド客への言語対応をしたいけど、どうすればいいかわからない」

と思っている方。

多言語対応ができるようになると客層が広がり、客数が増えやすくなります。これにより、売上の向上も期待できます。

とはいえ、具体的にどうしていいかはわからないですよね。

そこで、この記事では、店舗での多言語対応の方法をお伝えします。具体的には

  • 店頭での表示や簡単な多言語対応
  • 英語と中国語の対応
  • その他の言語の対応
  • アプリやサービスを使った対応

です。

正しい方法でアプローチすれば、インバウンド客への多言語対応は意外と簡単です。まずはこの記事で、代表的な多言語対応の方法を簡単に理解しましょう。

店頭での表示を使った多言語対応

まずご紹介するのは、店頭での表示を使った多言語対応です。カードや写真を使って、店舗の特徴やサービスをインバウンド客へ伝える方法です。お金も時間もかからず、どんな店舗でも対策をすることができます。内容としては

  • おすすめ商品やよくされる質問を表示する
  • 免税店であることを伝える
  • 利用可能なクレジットカードを店頭に表示する

の3つです。それぞれ解説します。

おすすめ商品やよくされる質問を表示する

おすすめ商品は写真と文章で店頭に表示しておきましょう。商品の特徴や値段はもちろん、店内のどこにあるかも書いておけば、案内にかかるコストを減らすことができます。店舗に外国語を話せるスタッフがいない場合には、かなり有効な手段です。

どんな店舗でも、よくされる質問はあるはずです。宿泊施設であれば、部屋の構造やチェックアウトの時間など、伝えなければいけないことがあります。そのような内容を店頭で表示しておくことで、インバウンド客に必要な情報をミスなく伝えることができます。そうすればお客様の不信感を解消でき、安心して利用してもらえるようになるはずです。

免税店であることを伝える

免税店であることがわかるだけでも、インバウンド客はお店に入りやすくなります。免税に対応しているなら、必ず店頭で表示しておくようにしましょう。免税店のシンボルマークは、「免税店シンボルマーク申請事務局」に申請することで、利用できます。

出典:免税店シンボルマーク使用申請の手続き

利用可能なクレジットカードを店頭に表示する

インバウンド客は、クレジットカードを利用することが多いです。観光庁の調査によると、訪日外国人が旅行中に困ったこととして「クレジットカードが使えない」という回答が特に多いことがわかっています。

出典:外国人旅行者に対するアンケート調査結果について

日本では現金しか使用できない店がまだ多く、インバウンド客への対応ができているとは言えません。クレジット決済をできるようにして、対応カードを増やすことで他の店舗との差別化ができ、インバウンド客を呼びこむことができます。

インバウンド客がクレジットカードで買物をするとき、現金で決済するときよりも高額の買い物をすることがわかっています。クレジットカード決済を導入するだけで、売上アップが期待できます。

出典:観光立国実現に向けたクレジットカード業界としての取り組みに関する調査

店舗での表示はすぐに効果をあげたい方におすすめ!

店頭での表示は、お金も時間もかからないことが特徴です。効果も出やすい方法なので、すぐに効果をあげたい店舗におすすめします。

  • 最近インバウンド客が増えた
  • 近くに宿泊施設ができて、インバウンド客への対応を迫られた

このような店舗は店頭での多言語表示を導入して、インバウンド客が使いやすいお店を目指しましょう。

英語と中国語の多言語対応

外国語での対応をする場合、英語と中国語がもっともポピュラーな言語です。世界の母語人口では中国語が1位で、その次が英語です。特に訪日外国人は中国や台湾などから中国語を話す人が多く訪れるので、対応は必須になってきます。

そんな英語と中国語ですが、使い分けがあることはご存知でしょうか。英語なら

  • アメリカ英語
  • イギリス英語

中国語なら

  • 繁体字
  • 簡体字

で、表現が変わってくるのです。それぞれの違いをおさえておけば、インバウンド客への対応がよりスムーズになります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い

アメリカ英語とイギリス英語はスペリングや文法でも違いがありますが、一番難しいのは単語の意味です。海外の小説は「アメリカ英語版」と「イギリス英語版」で発売されるほどの違いがあります。あなたのお店に来るインバウンド客がどちらを使うのかを見極めて、適切な英語で対応できるようにしましょう。

「ゴミ」という単語は、アメリカ英語なら”trash”や”garbage” と表現し、イギリス英語なら “rubbish”になります。このように、日常で使う単語でも変化があるので、正確な表現を心がけましょう。

簡体字と繁体字の違い

中国語には繁体字と簡体字があり、住んでいる地域で使う言語が変わります。簡単に説明すると、

  • 中国本土やシンガポールは簡体字
  • 香港、台湾、マカオなどは繁体字

という違いになっています。

店舗のホームページを中国語にするときは、両方で表示できるようにするのが理想的です。どちらかにしぼるなら、客層を調べてどちらを使えばいいのかを考えましょう。

英語と中国語は使い分けができればひとつ上のサービスが提供できる

インバウンド客への対応をしている店舗なら、英語と中国語の対応はしているかとおもいます。しかし、アメリカ英語とイギリス英語の違いや、繁体字と簡体字の使い分けを考えたことはあるでしょうか。

ひとつ上のレベルでサービスを提供したいなら、使い分けをすることを検討しましょう。丁寧な接客によってお客様の満足度が上がるはずです。

その他の言語への対応

インバウンド客の多言語対策といえば英語と中国語がメインですが、それ以外に対応するべき言語はあるのでしょうか。

訪日外国人の数で言うならば、韓国語とタイ語の対応は優先すべきです。特にタイ人の来日数は6位と高く、増加傾向にあります。予算や時間に余裕があるなら、タイ語を話せるスタッフを教育するなどすれば、対応できるインバウンド客の幅が広がるでしょう。

出典:平成29年 訪日外客数・出国日本人数

アプリやサービスを利用する

インバウンド客への多言語対応をするなら、アプリやインターネットのサービスも見逃せません。無料か格安で利用できる便利なサービスがたくさんリリースされています。

業態別でおすすめのアプリとサービスをご紹介します。

観光からタクシー手配まで多言語対応してくれる「多言語対応コンシェルジュ」

多言語対応コンシェルジュ

  • 観光案内
  • ホテルの予約
  • タクシーの手配

などを多言語で対応してくれるサービスです。主に電話での通話になりますが、Skypeでも利用可能です。

24時間365日利用でき、

  • 英語
  • 中国語
  • タイ語
  • インドネシア語
  • ロシア語
  • 韓国語
  • フランス語

に対応できます。三者通訳機能を使って、インバウンド客との同時通訳ができます。

「多言語対応コンシェルジュ」は宿泊施設におすすめ

多言語対応コンシェルジュは、宿泊施設におすすめです。インバウンド客への対応が難しいときに利用すれば、スムーズなサポートをしてくれるでしょう。観光案内やタクシーの手配もしてもらえるので、店舗の業務がスムーズになります。

バーコードでスキャンするだけで商品情報を表示する「セカイメニュー」

セカイメニューは、「Mulpi」と同じくQRコードをスキャンして商品情報を表示するアプリです。こちらは飲食店やアミューズメント施設での使用を想定しており、料理の説明や食べ方を多言語で表示してくれるサービスです。

ゲスト側はアプリをインストールしなくても利用できます。無料プランもあるので店舗でもすぐに導入できます。有料プランも、QRコード11〜50個で年間1万円とかなり格安です。

「セカイメニュー」は飲食店やアミューズメント施設におすすめ

「セカイメニュー」は、飲食店ではもちろん、アミューズメント施設などにも使えます。料金や館内説明を表示できるようにすれば、快適に利用できるようになるはずです。

多言語対応でインバウンド客にとってスムーズな接客をして、売上アップへ

インバウンド客への多言語対対応は、宿泊施設や飲食店など、業種によって変わってきます。今回の記事では

  • 店頭での表示は、クレジットカードや免税店であることを示す
  • 英語はアメリカ英語とイギリス英語、中国は簡体字と繁体字を使い分ける
  • 商品情報を表示するアプリや、多言語翻訳サービスを使った対応

と、それぞれの業種に合わせた方法をご案内しました。あなたの店舗の現状とインバウンド客の客層を考えて、適切な対策をしましょう!

より多くの多言語対応アプリやデバイスを知りたい方は、「多言語音声翻訳でインバウンド対策できるアプリや端末まとめ」をご一読ください。

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