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奄美・沖縄が世界自然遺産登録に向け推薦書を提出。その効果や課題とは

「奄美・沖縄っていつ世界自然遺産登録されるのかな」

と感じている方。

「奄美・沖縄」は世界自然遺産登録に向けて、ユネスコへ推薦書を提出しました。2019年の秋頃にIUCNが現地調査をし、早くて2020年の夏には登録される見込みです。

奄美・沖縄だけでなく、地方の観光資源が世界自然遺産になることには、さまざまな効果があります。観光客の増加など、地域の活性化につながることも少なくありません。

とはいえ、具体的な効果や登録までの流れは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 奄美・沖縄の世界自然遺産登録に向けての動き
  • 世界自然遺産登録による効果
  • 世界自然遺産登録の課題

を紹介します。

「いきなり登録を目指すのは難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは奄美・沖縄の世界自然遺産登録までの動きについて、ざっくりと理解しましょう!

2019年、奄美・沖縄をユネスコの世界自然遺産登録に再推薦

日本政府は2019年1月、「奄美大島・徳之島・沖縄島北部および西表島」を世界自然遺産に登録するために、推薦書をユネスコ世界遺産センターに提出することを決定しました。

以前はこれらのエリアをまとめて「奄美・沖縄」としていましたが、ユネスコからの変更依頼を受けて、現在は「奄美大島・徳之島・沖縄島北部および西表島」になっています。

推薦書を2月に提出したあとは、2019年内に国際自然保護連合(IUCN)が現地調査をする予定です。

調査をクリアし、2020年の夏頃に鹿児島県の奄美大島などを含む「奄美・沖縄」が、世界自然遺産に登録されることを目指しています。

また奄美・沖縄は世界自然遺産登録に向けて、公式ホームページ「奄美・琉球」などを作成し、その魅力を伝えています。

奄美群島の概要とこれまでの登録に向けた動き

今回推薦されている「奄美群島」とは、以下の9つからなる島々です。

  • 奄美大島
  • 加計呂麻島
  • 請島
  • 与路島
  • 喜界島
  • 徳之島
  • 沖永良部島
  • 与論島
  • トカラ列島

9つの島には希少な野生動植物が生育、生息し、サンゴ礁なども鑑賞できるほど自然の多い場所です。

そして奄美・沖縄は、これまでも世界自然遺産登録に向けて活動してきました。

大まかな流れは、以下の通りです。

日時 活動内容
2013年1月 政府がユネスコの世界遺産暫定一覧表に奄美・沖縄を記載すると決定。
2013年12月 「奄美・琉球世界自然遺産候補地科学委員会」が奄美・沖縄を登録候補地に決定。
2017年2月 政府が奄美・沖縄の世界遺産登録推薦書をユネスコ世界遺産センターに提出。
2017年10月 IUCNが推薦地を現地調査。
2018年5月 IUCNは現地を調査した結果、世界遺産一覧表への記載を延期すると勧告。
2018年6月 政府は奄美・沖縄の推薦を一度取り下げ。
2018年11月 政府は奄美・沖縄を2018年度の推薦候補にすることを決定。

実は奄美・沖縄は、これまでにも世界自然遺産への登録を目指し、推薦書の提出などに取り組んできました。しかしIUCNに推薦を取り下げられてしまい、登録にはなかなか到達していません。

今回の再推薦によって、再び奄美・沖縄を世界自然遺産として登録されることを目指します。

ここまで奄美・沖縄の世界自然遺産登録に向けた動きを解説しました。

このように地域の観光資源が世界自然遺産に登録されることには、さまざまな効果があります。次で詳しくお伝えしますね。

奄美・沖縄など観光資源が、世界自然遺産登録されることの効果3つ

観光資源が世界自然遺産となる効果として、

  • 観光客が増える
  • 地域のブランド力が向上する
  • 地域の活性化につながる

の3つを紹介します。

効果1:地域の知名度が高まり、観光客が増える

1つ目は「地域の知名度がアップし、観光客が増えること」です。

世界自然遺産への登録は、世界のさまざまな人が注目しています。また旅行会社でも「世界遺産をめぐるツアー」などが企画され、旅行先として選ばれるきっかけになることも。

特に訪日外国人は、約46.5%が日本の自然や景観を楽しみたいと考えています。

出典:観光庁「訪日外国人の消費動向訪日外国人消費動向調査結果及び分析 2018年 年次報告書」
http://www.mlit.go.jp/common/001285944.pdf

自然の多い地方エリアに新たな観光資源が増え、インバウンド客を呼び込むツールとなります。

効果2:地域のブランド力が向上する

2つ目は「ブランド力が向上すること」です。

地域の観光資源が世界自然遺産に登録されることで、「ユネスコに認定された」というブランド力につながることがあります。有名な団体に認められることで、地域に良いイメージが定着することも。

世界遺産のイメージによって魅力が高まり、観光地として地域の知名度もアップします。

効果3:地域の活性化につながる

3つ目は「地域活性化につながること」です。

世界自然遺産を鑑賞するために地域を訪問すると、お客さまはそのエリアにある飲食店や小売店、ホテルを利用します。観光施設は売上アップにつながるだけでなく、そのエリアの交流人口が増えることも少なくありません。

地域がにぎやかになり、活性化が期待できます。

ここまで世界自然遺産登録の効果について解説しました。

とはいえ、世界自然遺産に選ばれることは、まだまだ課題も少なくありません。次で詳しくお伝えします。

地方の観光資源が世界自然遺産登録されることの課題3つ

世界自然遺産の登録における課題として、

  • 建物の管理が行き届かない
  • 自然環境への負担が増える
  • 地域住民との共存が難しい

の3つを解説します。

課題1:世界自然遺産になった建物の管理が行き届かない

1つ目は「世界自然遺産となった建物の管理が難しいこと」です。

お寺や教会など、歴史的な建造物が世界自然遺産に登録されると、その建物の管理が必要になります。しかし少子高齢化である地方エリアでは、その担当者が見つからないことも少なくありません。

移住者を募集するなど、外部から人手を補うことが必要になります。

課題2:自然環境への負荷が増えてしまう

2つ目が「自然環境に負担がかかること」です。

例えば奄美・沖縄には、多くの希少野生動植物が生息、生育しているとお伝えしました。世界自然遺産の登録条件には「自然資質が一定基準を満たしていること」がありますが、観光客の増加によって基準を下回ることも少なくありません。

ちなみに奄美・沖縄では対策として、2013年に奄美大島と徳之島の国有林において、林野庁が森林生態系保護地域を設定しました。

このように、自然資質を損なわないための保護措置が必要です。

課題3:地域住民の日常生活との共存が難しい

3つ目は「地域住民の日常生活との共存が難しいこと」です。

世界自然遺産になる場所の多くは、それまで地域の人々が生活していた場所や建物でもあります。観光客の増加によって地域住民の生活が侵され、生活に支障をきたすことも。

勉強会やパンフレットの配布によって、地域住民の観光資源への理解を得ながら、生活を守る工夫が欠かせません。

ここまで世界自然遺産登録における課題をお伝えしました。

最後に、世界自然遺産に登録するまでの流れを簡単に紹介します。

ユネスコの世界自然遺産登録までの流れ

世界自然遺産の登録までの流れを大まかにまとめると、以下の通りです。

【登録までの流れ】

  1. ユネスコへ推薦書を提出
  2. IUCNによる現地調査
  3. 世界遺産委員会の審査

そして世界自然遺産に登録されるためには以下4つうち、どれか1つ以上を満たす必要があります。

【世界遺産の評価基準】

  1. 自然美:最上級の自然現象、または類稀な自然美や美的価値を有する地域であること
  2. 地形や地質:地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な見本であること
  3. 生態系:生態系や動植物群集の進化や発展において、顕著な見本であること
  4. 生物多様性:生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含すること

出典:沖縄県「さあ、世界へ 目指せ!!世界自然遺産」
https://www.pref.okinawa.jp/site/kankyo/shizen/sekaishizenisan/index.html

ちなみに日本における世界遺産の暫定リストは、文化庁の「我が国の暫定一覧表記載文化遺産(7件)」から確認できます。気になる方はチェックしてみてください。

奄美・沖縄のように課題や現状を把握して、世界自然遺産の登録を目指す

今回は奄美・沖縄の世界自然遺産登録の動きから、地域への効果や課題について解説しました。

おさらいすると奄美・沖縄は2019年、世界自然遺産への登録に向けて推薦書を提出しました。

このように地方の観光資源が世界自然遺産に登録されることは、以下の効果があります。

  • 観光客が増える
  • 地域のブランド力が向上する
  • 地域の活性化につながる

また課題として、以下の3つもお伝えしました。

  • 建物の管理が行き届かない
  • 自然環境への負担が増える
  • 地域住民との共存が難しい

地域住民の生活や環境を守りながら登録を目指すことは、簡単ではありません。

しかしサスティナブルツーリズムなどの考え方を知っておくことで、解決策が見つかることもあります。

サスティナブルツーリズムについて、詳しくは「サスティナブルツーリズムとは?環境や文化を守ることが、持続的な観光客の呼び込みに」をご一読ください。

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