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スローツーリズムとは?意味や効果、地方自治体の取り組み事例などを紹介します

「スローツーリズムってなんだろう」

と感じている方。

スローツーリズムとは地域の人や文化、自然にふれてもらいながら、その土地の価値や魅力を発見する旅行スタイルです。そしてスローツーリズムを好む人は、自分のペースでゆっくりと、行きたい場所をめぐることが多いです。

地方自治体がスローツーリズムに取り組むことで、観光客の増加や地域活性化につながります。

とはいえ、具体的な効果や取り組み方は、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • スローツーリズムの意味や目的
  • スローツーリズムの効果
  • スローツーリズムを実践している地方自治体の事例

を紹介します。

「いきなり取り組むのは難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずはスローツーリズムについて、ざっくりと理解しましょう!

スローツーリズムとは、ゆっくりと旅行しながら地域の魅力を発見してもらうこと

スローツーリズムとは、自分のペースでゆっくりと、地域の魅力にふれながら旅行するスタイルです。

国土交通省は、スローツーリズムの理念を以下のように定義しています。

  • 社会的な位置づけ:スローな文化への志向にこたえる旅
  • 旅のスタイル:個人的で自発的な意志にもとづく旅
  • 旅の目的:人々や文化とふれあう旅

出典:国土交通省「はじめに」
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/souhatu/h17seika/3setouchi/03_26honpen24.pdf

スローツーリズムを好む人は、今までのように複数の観光スポットや地域を駆け足でめぐることはありません。スローツーリズムの言葉通り、時間に追われることなく、ゆっくりと旅行することがほとんどです。

また有名スポットよりも、知名度が低くてもすばらしい地域や自然など、地域独自の文化や自然に魅力を感じることが多いです。

続いては、スローツーリズムの目的を見ていきましょう。

スローツーリズムの目的は、地域の価値や魅力を再発見すること

スローツーリズムの目的は、旅行先で人や文化、自然にふれてもらい、その地域の価値や魅力を発見することです。

スローツーリズムを実践する地域は、観光客が好むスポットを故意に作り出すわけではありません。地域独自の姿を守り、その姿で観光産業の継続を重要視しています。

そしてスローツーリズムは、サスティナブルツーリズムに似ているともいわれています。

サスティナブルツーリズムとは、地域の環境や自然、文化を守りながら体験を提供し、持続可能な観光を目指す考え方です。

詳しくは「サスティナブルツーリズムとは?環境や文化を守ることが、持続的な観光客の呼び込みに」をご一読ください。

スローツーリズムが人気を高めている背景は、旅行ニーズの多様化

スローツーリズムが人気を集めている理由は、旅行のニーズが多様化していることにあります。

今までは旅行会社のツアーに申し込んで、団体で行動する人がほとんどでした。しかし近年はインターネットやSNSの発達によって、現地の情報収集やチケットの手配など、個人で旅行を計画しやすくなっています。

実際に訪日外国人の多くは、SNSで情報を集めながら、旅程をアレンジする人が少なくありません。

自分が興味あるカテゴリーを調べることができるため、食事を好む人や寺社仏閣を楽しみたい人、日本を周遊したい人など、ニーズも多様化しています。

またこれまでの観光スタイルは、地域社会や自然、環境などに負荷をかけてきました。今までのように悪い影響が続くと、観光産業が衰退してしまうことも少なくありません。

スローツーリズムの実践によって、観光資源を持続させることが可能です。

このような多様化するニーズを満たす観光スタイルを、まとめて「ニューツーリズム」や「オールタナティブツーリズム」などとも呼んでいます。

ここまでスローツーリズムについて解説しました。

スローツーリズムは地方自治体が実践することで、さまざまな効果を得ることができます。次で詳しくお伝えしますね。

地方自治体がスローツーリズムに取り組んだときの効果3つ

地方へのスローツーリズムの効果として、

  1. 地域の魅力を再発見できる
  2. FITの呼び込みになる
  3. 地域活性化につながる

の3つを紹介します。

効果1:地域の魅力を再発見できる

1つ目は「地域の魅力を再発見できること」です。

スローツーリズムでは、地域オリジナルの文化や自然を好む人が多いとお伝えしました。そのため観光用にプログラムを用意するよりも、地域におけるありのままの姿を見せることが求められます。

スローツーリズムとしてのアピール材料を考える中で、地域の新たな魅力を発見することが少なくありません。

例えば地元の人にとっては当たり前の田園風景でも、訪日外国人は魅力的に感じるなどです。

スローツーリズムの実践によって地域を見つめ直し、良さを発見することにつながります。

効果2:FITの呼び込みになる

2つ目は「FITの集客につながること」です。

FITとは、個人で旅行の手配や計画をして、友達や家族と旅行する人のこと。

そして国土交通省によると、スローツーリズムを好むFITには、主に以下の特徴があります。

  1. おしつけや駆け足のルート、プログラムは好まない
  2. 時間にしばられたくない
  3. 人とは違うものを発見し、体験したい
  4. 地域の生きた文化にふれ、人と交わりたい
  5. 何事もスローでいきたい

そのためスローツーリズムを好む人は、個人で訪日旅行を計画していることが多いです。

個人で旅行する方が、地域の人との交流チャンスが多く、スケジュールも自分で考えられるためです。

特に訪日外国人はFITが増えているため、新たな観光客層の呼び込みにつながります。

効果3:地域の活性化につながる

3つ目は「地域の交流人口が増え、活性化になること」です。

スローツーリズムなど新しい観光スタイルを提唱することで、地域をアピールする訪日外国人の対象が広がります。今までその地域を訪れることがなかった観光客が訪問し、交流人口が増えることも少なくありません。

交流人口の増加や消費額アップなど、結果として地域の活性化につながります。

ここまでスローツーリズムの効果を解説しました。

とはいえ、本当に効果があるのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで次は、スローツーリズムを実践している地方自治体の事例をお伝えします。

スローツーリズムに取り組んだ地方自治体の事例

地方自治体の事例として、

  • 石川県中能登町
  • 岡山県倉敷市

の2つを紹介しますね。

事例1:石川県中能登町

石川県中能登町は、能登半島中部にある町です。ゆっくりとした日本の原風景とやさしさを感じられることを魅力として、「なかのとスローツーリズム」に取り組んでいます。

特に「能登街道」に欠かせない、“衣食住”を観光資源としています。

例えば、

  • 衣文化ツーリズム:伝統の能登上布の体験プログラムを用意
  • 食文化ツーリズム:日本最古のおにぎりなど郷土食の提供
  • 住文化ツーリズム:古民家や空き家再生、農家民宿など宿泊施設の用意

などです。

町にある衣食住の文化を体験してもらうことが、観光客のニーズを満たすことも少なくありません。

詳しい活動内容は「なかのとスローツーリズム」をご一読ください。

事例2:岡山県倉敷市

岡山県倉敷市もスローツーリズムに取り組んでいます。

岡山県倉敷市は以下をコンテンツとして、観光客を呼び込んでいます。

  • 繊維:メイドイン児島のデニム
  • 歴史や文化:由加山、源平合戦、野崎家旧宅、下津井節、樽流し
  • 食事:うどんやタコ、お菓子
  • 景観:鷲羽山

特にメイドイン児島では、町に「デニムストリート」を作り、案内板やバスをデニム風デザインにするなどの取り組みも。

買い物だけでなく、景観や町の雰囲気も楽しめるようになっています。

実際に倉敷市の観光客数は、以下のように増加しました。

  • 2014年度:約475万人
  • 2015年度:約528万人
  • 2016年度:約562万人
  • 2017年度:約543万人

出典:倉敷市文化産業局 観光課「~平成29年~倉敷市観光統計書」
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/secure/110334/toukeisyoH29.pdf

最後に、スローツーリズムを実践するまでのステップを簡単にお伝えしますね。

スローツーリズムを実践するための7つのステップ

スローツーリズムには、以下のステップで取り組んでみましょう。

  1. スローツーリズム研究会を設ける
  2. スローツーリズムの資源となる地域の魅力を見つける
  3. ほかの地域とのタイアップを検討する
  4. プロモーションをする
  5. 訪日外国人を受け入れる
  6. 訪日外国人や地域住民などから評価を受ける
  7. なるべく長く続ける

またスローツーリズムを実践するための、財源を確保することも欠かせません。補助金や助成金を探しながら、計画を立ててみるのがおすすめです。

まずは地域内でスローツーリズムに賛同する人を集めて、観光資源となる魅力を話し合ってみてはいかがでしょうか。

スローツーリズムの実践で訪日外国人を集客し、地域の活性化につなげる

今回はスローツーリズムについて解説しました。

おさらいすると、スローツーリズムとは地域の文化や自然などを楽しんでもらいながら、地域の価値や魅力を発見することです。観光客は自分のペースで旅行をし、観光や食事を楽しみます。

地方自治体がスローツーリズムに取り組むことには、以下の効果があります。

  1. 地域の魅力を再発見できる
  2. FITを呼び込む
  3. 地域活性化につながる

そしてスローツーリズムの事例として、石川県中能登町と岡山県倉敷市を紹介しました。

地方自治体は最後にお伝えした7つのステップを参考に、地域の魅力を再発見することからはじめてみるのがおすすめです。

またスローツーリズムに似ている考え方にグリーンツーリズムもあり、漁村や農村の集客に効果的です。

グリーンツーリズムについて、詳しくは「グリーンツーリズムとは?農村や漁村が地元独自の体験を提供することで、活性化につながる」をご一読ください。

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