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中国マラソンブームを徹底解説!インバウンド集客に活かす3つの方法も紹介します

「中国のマラソンブームをインバウンド集客に活かすことはできないかな」

と感じている方。

結論からお伝えすると、中国のマラソンブームをインバウンド集客に活かすことは可能です。実際に中国人ランナーのうち約66.0%が日本のマラソン大会を認識し、そのうちの約44.1%が参加を検討しているためです。

地方がマラソン大会を開催することで、インバウンド集客による地域活性化も期待できます。

とはいえ、中国のマラソンブームの理由などは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 中国のマラソンブームの詳細
  • 中国人ランナーの海外大会への興味
  • 日本のマラソン大会への興味
  • 中国人ランナー向けインバウンド対策

を紹介します。

「いきなりマラソン大会を開催して集客するのは難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは中国のマラソンブームについて、ざっくりと理解しましょう!

この記事は主に、JTB総合研究所のデータを参考にしています。

出典:JTB総合研究所「増え続ける中国の市民ランナーの海外大会への関心」
https://www.tourism.jp/tourism-database/column/2019/06/chinese-marathon/

中国でマランソンブーム!開催大会の数や増加率を解説

中国ではマラソンブームが起こっており、大会の開催数や効果について以下が明らかになっています。

【2018年のデータ】

  • 大会数:1,581大会
  • 参加者数:583万人(フルマラソン265万6,000人、ハーフマラソン188万4,000人)
  • 直接の経済効果:288億元(約4,320億円)
  • マラソン関連の消費額:178億元(約2,670億円)
  • 関連産業の市場規模:746億元(約1兆1,190億円)

2011年の開催数は22大会でしたが、この7年ほどで大きく増加しました。

増加の理由には、国がスポーツ産業の取り組みを後押ししていることがあります。

というのも中国では、マラソンを「プロフェッショナルなスポーツ」と考える傾向がありました。そのため過去の大会には、プロ選手しか参加できないものも少なくありません。

しかし2010年頃から、中国では走ることへの関心が高まっています。参加者が増えたことで、マラソン大会の数やその内容も幅広く変化しているのです。

次は、中国人ランナーの特徴を詳しくお伝えしますね。

中国人ランナーの性別や年代、ランニング歴

JTB総合研究所のデータをもとに調べると、中国のマラソン大会には以下のような人が参加しています。

【性別】

  • 男性:64.6%
  • 女性:35.4%

【年代】

  • 10代:2.0%
  • 20代:23.0%
  • 30代:37.1%
  • 40代:25.8%
  • 50代:8.5%
  • 60代:3.5%
  • 70代:0.1%

参加者は20〜40代が中心で、この年代だけで86%にものぼります。

【ランニング歴】

  • 1年未満:26.6%
  • 1〜2年:27.0%
  • 3〜4年:28.5%
  • 5〜6年:10.4%
  • 7〜8年:3.2%
  • 9年以上:4.3%

基本的には、2年未満の初心者と3〜4年の中級者が多いようです。

次は、この中国のマラソンブームをインバウンド集客に活かすことができるのか、詳しくお伝えします。

中国マラソンブームをインバウンドに活かすことができる背景

ここからは中国人ランナーの海外大会への関心について、

  • 関心と参加経験
  • 参加理由

の観点から解説します。

中国人マラソンランナーの海外大会への関心度と参加者

多くの中国人ランナーが、海外のマラソン大会に関心を抱いています。

データを見ると、海外大会に関心のあるランナーの割合は16.1%で、主にランニング歴3〜4年の人が参加を検討しています。

実際に海外大会に参加したことのあるランナーを、ランニング歴別に見てみましょう。

  • 1年未満:9.2%
  • 1〜2年:17.6%
  • 3〜4年:35.2%
  • 5〜6年:21.8%
  • 7〜8年:6.3%
  • 9年以上:9.9%

おおよそマラソンを始めて3年ほど経ったころに、海外大会への参加を考えるようです。

中国人マラソンランナーが海外大会に参加する理由

中国人ランナーが海外大会へ関心を寄せる理由は、主に以下の3つです。

  • コースの風景や街並みがすばらしいから:61.3%
  • 良い記録が出やすいから:23.9%
  • 開催地で観光したいから:21.8%

マラソン中、自国とは異なる風景や街並みをすばらしいと感じる人は少なくありません。その景色に魅了されて、再び参加を決めることも。

そして中国人マラソンランナーが海外大会をリサーチするとき、以下のように参加を決めています。

  • 参加したいマラソン大会を先に決める:39.8%
  • 行きたい国を決めてからマラソン大会を探す:49.3%

行き先よりは、マラソン大会を重視しています。

続いては、中国人ランナーの日本大会への興味関心についてお伝えしますね。

日本のマラソン大会に対する中国人ランナーの興味と効果

中国人ランナーによる日本のマラソン大会への認知度と参加意向は、以下の通りです。

  • マラソン大会の認知度:66.0%
  • 参加したい人の割合:44.1%

日本の大会について「地方でもマラソン大会があることを知っている」と答えた人も少なくありません。

また約44%の人が日本のマラソン大会への参加に積極的であり、そのうち16.6%は参加する大会をすでに決めていました。

外国人ランナーの参加が観光振興につながる

ここまでのデータから、日本のマラソン大会に中国人ランナーを呼び込むことは、地域のインバウンド集客につながる可能性があります。

その理由は調査において、以下の結果が明らかになっているからです。

  • 大会参加の前後に、開催地を観光したい:66.5%
  • 大会がメインだが、スケジュールがあえば観光もしたい:26.2%
  • 観光にはあまり興味がない:7.2%

92.7%の人が、マラソン大会の前後に観光したいと考えています。すなわち、マラソン大会によって観光客も増える可能性があるのです。

地方のマラソン大会の認知度も高いことから、地域の観光客や消費額の増加につながります。

そして、このようなスポーツによる集客を「スポーツツーリズム」といいます。

詳しくは「スポーツツーリズムでインバウンドの呼び込み!地方都市の成功事例と課題」をご一読ください。

次は、中国人ランナーの集客に必要なインバウンド対策を紹介します。

中国のマラソンブームを活かすインバウンド対策3つ

ここからは中国人ランナーへのインバウンド対策として、

  1. ファンランの開催
  2. 中国語による下見ツアーの用意
  3. 大会後の療養を含めたプランの提案

の3つを解説します。

インバウンド対策1:ファンランの開催

1つ目は「ファンランを開催すること」です。

ファンランとは、自然を楽しみながら短いコースを走るマラソンのこと。順位を競うのではなく、走ること自体を楽しみます。

ファンランが中国で人気を集める理由は、以下2つです。

  • 競技目的ではないため
  • 旅行とセットで楽しむことができるため

1つずつ解説しますね。

【競技目的ではないため】
ファンランは競技を目的としていないため、順位を気にする必要がありません。初心者でも気軽に参加できます。

実際に日本でも、栃木県足利市にある織姫公園でファンランが開催されました。通常ファンランは5kmを走ることが多いですが、この大会では半分の2.5kmに設定しています。

大会当日には日本に住む約100人の中国人が参加し、途中のゲームなども楽しみながらゴールを目指しました。

【旅行とセットで楽しむことができるため】
ファンランでは、その土地の自然や文化、生活、人にふれることを楽しみにしている人も多いです。需要あるファンランの開催によって、参加する中国人ランナーの幅が広がり、インバウンド客も増えやすくなります。

インバウンド対策2:中国語による下見ツアーの用意

2つ目は「中国語による下見ツアーを開催すること」です。

実はJTB総合研究所のデータによると、46.5%の中国人ランナーが母国語で説明してくれる下見ツアーを希望していました。

下見ツアーでコースの詳細や観光情報などを伝えることで、中国人ランナーは疑問を解消できます。

下見ツアーで大会当日や滞在中の満足度がアップし、さらなる集客につながります。

インバウンド対策3:大会後の療養を含めたプランの提案

3つ目は「大会後の療養を含めたプランを提案すること」です。

調査データによると、約28.6%の中国人ランナーが「大会後に温泉やマッサージを楽しむプログラムに参加したい」と回答しています。

実際にマラソンはスポーツであるため、体力の温存や体のメンテナンスが欠かせません。健康意識の高いインバウンド客が多いからこそ、療養効果のある温泉などのアピールが好まれます。

温泉が外国人観光客から人気を集める理由について、詳しくは「外国人観光客から温泉が人気を集める5つの理由。城崎の事例やインバウンド対策などを解説します」をご一読ください。

中国のマラソンブームをインバウンド集客に活かす方法で、地方の活性化を

今回は中国のマラソンブームの概要と、インバウンド集客に活かす方法を解説しました。

おさらいすると、中国ではマラソンブームによって以下の効果が生まれています。

【2018年のデータ】

  • 大会数:1,581大会
  • 参加者数:583万人(フルマラソン265万6,000人、ハーフマラソン188万4,000人)
  • 直接の経済効果:288億元(約4,320億円)
  • マラソン関連の消費額:178億元(約2,670億円)
  • 関連産業の市場規模:746億元(約1兆1,190億円)

海外の大会に興味を示す中国人ランナーも少なくありません。

日本のマラソン大会にも以下のように注目が集まっています。

  • マラソン大会の認知度:66.0%
  • 参加したい人の割合:44.1%

そして中国人ランナーの集客に必要なインバウンド対策として、以下の3つをお伝えしました。

  1. ファンランの開催
  2. 中国語による下見ツアーの用意
  3. 大会後の療養を含めたプランの提案

マラソン大会を開催している地方自治体は、紹介した集客方法に取り組んでみてください。

またスポーツツーリズムでは、参加型だけでなく観戦を楽しむ「見るスポーツ」もあります。

見るスポーツについて、詳しくは「インバウンド客に人気の見るスポーツ・するスポーツとは。ー「スポーツ観光」の調査より」をご一読ください。

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