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エスニックツーリズムとは?定義や効果、問題点、事例を解説します

「エスニックツーリズムって何だろう」

と感じている方。

エスニックツーリズムとは「それぞれの地域に住む人や生活に関心を求めて旅行すること」です。例えば先住民や少数民族の住む地域を訪れて、その生活を見たり聞いたりすることが当てはまります。

日本でもエスニックツーリズムを提供することで、インバウンド集客につながる可能性があります。

とはいえ、エスニックツーリズムの定義や効果は、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • エスニックツーリズムの定義
  • エスニックツーリズムの効果と問題点
  • エスニックツーリズムに取り組む海外の事例

を紹介します。

「いきなりエスニックツーリズムに取り組むのは難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずはエスニックツーリズムについて、ざっくりと理解しましょう!

エスニックツーリズムとは、渡航先に住む人々や生活に関心を持って旅行すること

エスニックツーリズムとは「それぞれの地域に住む人々やその生活に関心を求めて旅行すること」です。

この場合の地域の人々とは、世俗化されていない伝統的な生活を送っている人のこと。例えば、先住民や少数民族といわれる人々が当てはまります。

次は、エスニックツーリズムが人気を集める理由をお伝えしますね。

エスニックツーリズムが拡大する背景は「個人旅行」と「文化観光」の増加

エスニックツーリズムが人気を集める理由は「個人旅行が増加したから」です。

これまでの旅行は、旅行会社が提案するツアーに参加するなど団体旅行が中心でした。このような旅行を「マスツーリズム」といいます。

しかし近年はインターネットの発達により、簡単にSNSで情報を集められるようになりました。

さらにはSNSの写真や動画で、旅行での体験をシェアすることも増えています。その結果、旅行中には以下のことが求められています。

  • 他人がまだ体験していないこと
  • 旅行先で暮らしているような日常的な体験や交流、ふれあい

この2つを満たす代表的なものが「文化観光」です。

例えば観光庁は、日本における文化観光を「日本の歴史、伝統といった文化的な要素に対する知的欲求を満たすことを目的とする観光」と定義しています。

出典:トラベルボイス「脱マスツーリズムで求められる「文化観光」、体験・交流で新しい価値を」
https://www.travelvoice.jp/20140521-21310

文化観光のひとつに「エスニックツーリズム」も含まれており、海外では特に先住民や少数民族とのふれあいが採用されているのです。

日本など、民族の少ない地域におけるエスニックツーリズムは文化の体験となる

ちなみに、日本のように少数民族があまり存在しない地域も少なくありません。

その場合は、以下のようなものがエスニックツーリズムに当てはまります。

  • 日本:京都での舞妓体験
  • タイ:タイ料理を習うことができる料理教室への参加

ここまでエスニックツーリズムの定義を解説しました。

エスニックツーリズムに取り組むことには、地方自治体へさまざまな効果があります。

しかしその一方で、エスニックツーリズムにはまだまだ課題が少なくありません。次で詳しくお伝えしますね。

エスニックツーリズムへの取り組みによる効果と問題点

エスニックツーリズムの効果と課題として、

  • 効果:地域活性化につながること
  • 問題点:地域住民の生活が損なわれること

を解説します。

効果:地方自治体への旅行者が増え、地域活性化が期待できる

エスニックツーリズムの効果は「地方自治体への旅行者が増えて、地域活性化につながること」です。

日本などにおけるエスニックツーリズムは、舞妓体験など文化の体験が当てはまります。文化体験は十分な集客ツールとなり、訪日外国人を呼び込む可能性があります。

個人旅行をしているインバウンド客は、旅行での体験をInstagramなどSNSでシェアすることが少なくありません。

そして実際に、訪日外国人の約21.4%は旅行の情報を集めるためにSNSを使用しています。

インバウンド客がSNSで地域における文化体験をシェアしてくれるため、自動的に地域のアピールが実現します。その体験に興味を持ったほかのインバウンド客が、地方を訪問するきっかけになることも。

地域を旅行するインバウンド客が増えることで、交流人口や消費額が増加し、地域の活性化につながります。

課題や問題点:地域住民の生活が損なわれる可能性がある

エスニックツーリズムにおける課題や問題点は「地域住民の生活を損なう可能性があること」です。

地方にインバウンド客など旅行者が訪問することで、以下の問題が発生することも少なくありません。

  • 環境破壊:観光客がゴミを持ち帰らない
  • 騒音問題:観光客が夜遅くまで騒ぐ

エスニックツーリズムで訪問する地域は観光地ですが、地域住民にとっては生活の場所です。基本的なマナーが守られていないと、地域住民が安心して生活しにくくなることも多いです。

地域住民の生活を守るためには、事前に観光客へマナーを啓発するなどの対策が欠かせません。

観光客へのマナー対策は、「増加する外国人観光客のマナー問題。トラブル事例と対策を解説します」をご一読ください。

ここまでエスニックツーリズムの効果や問題点を解説しました。

とはいえ、実際にエスニックツーリズムによる地域への効果は、なかなかイメージしにくいですよね。

そこで次は、エスニックツーリズムに取り組む海外の事例を紹介します。

エスニックツーリズムによる集客に成功している海外の事例

エスニックツーリズムの事例として、

  • タイ
  • 韓国

を見ていきましょう。

タイ:少数民族へのツアーを開催し、新たな収益源に

1つ目の事例は「タイ」です。

タイは北の山岳部に少数民族「アカ族」「モン族」「パドゥン族」などが暮らしています。中でもパドゥン族はその見た目から「首長族」ともいわれ、多くの観光客がツアーなどでパドゥン族の住む地域を訪れています。

首長族とは、幼少期から首に金属のコイルを何重にも巻く民族のこと。

コイルの圧が下アゴを平らに、鎖骨を沈下させるため、なで肩になる人が少なくありません。その結果、首が長く見えるようになるため「首長族」と呼ばれています。

首長族の村への訪問は、ツアー会社へ申し込むことで参加可能です。ツアーによっては地域住民との会話や写真撮影も許可されており、地域の生活を目の当たりにすることができます。

タイは、さまざまな観光資源を提供したことで「2018年度世界渡航先ランキング」で首都のバンコクが第1位にランクインしており、観光客の数は約2,000万人を記録しました。

出典:Master card「Mastercard 調査「2018 年度世界渡航先ランキング」 ランキングの半数がアジア太平洋の都市、東京は 8 位にランクイン」
https://newsroom.mastercard.com/asia-pacific/ja/press-releases/mastercard-%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%80%8C2018-%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%B8%A1%E8%88%AA%E5%85%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%8D-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3/

そして2018年における国際観光収入は、約570億ドルを突破。

2019年、タイを訪問する外国人は4,000万人にのぼるとも予想されています。

出典:Sankei Biz「タイ観光、高級路線化進む 観光客4000万人突破の見通し、自然環境に打撃も」
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/181222/mcb1812220904002-n1.htm

韓国:韓流ドラマでブームを起こし、文化体験を提供

2つ目の事例は「韓国」です。

韓国は自国を舞台にした歴史ドラマによって、さまざまな国で「韓流ブーム」を巻き起こしました。実際に日本でも、多くの人が韓国のドラマや俳優を好んでいたことは記憶に新しいかと思います。

そして韓国のドラマでは、民族衣装である「チマチョゴリ」、昔の女官や武官の衣装など、文化的なものがよく登場していました。その色鮮やかさから、韓国旅行に興味を持った人も少なくありません。

そこで韓国では、外国人観光客がよく訪問している場所で、以下の体験を提供しました。

  • チマチョゴリの試着
  • 記念撮影

これらを無料で提供するところも多く、多くの観光客が利用しています。その姿がSNSに掲載されることで、その友達や家族へのプロモーションにもなるのです。

このように日本でも、着物の体験や写真撮影などを提供することで、インバウンド客の訪問が期待できます。

エスニックツーリズムが新たな集客ツールとなり、地域活性化につながる

今回は、エスニックツーリズムについて解説しました。

おさらいすると、エスニックツーリズムとは「それぞれの地域に住む人々やその生活に関心を求めて旅行すること」です。主に先住民や少数民族の住むエリアを訪問することが多いですが、着物など文化体験もエスニックツーリズムに当てはまります。

エスニックツーリズムには、以下の効果と問題点があります。

  • 効果:地域活性化につながること
  • 問題点:地域住民の生活が損なわれること

そしてエスニックツーリズムに取り組む事例として、タイと韓国を紹介しました。

日本でも地域の伝統文化や生活をアピールすることで、訪日外国人の集客につながる可能性があります。

またエスニックツーリズムは、スローツーリズムとも似ている部分が少なくありません。

スローツーリズムについて、詳しくは「スローツーリズムとは?意味や効果、地方自治体の取り組み事例などを紹介します」をご一読ください。

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