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ワンコインバスを導入した地方自治体の事例。地域におけるメリットとデメリットも解説します

「ワンコインバスって何だろう」

と感じている方。

ワンコインバスとは、格安料金で乗車できるバスです。料金が100円や500円と低価格であるため、日本人だけでなく訪日外国人の利用も増えています。

特に地方自治体や空港がワンコインバスを用意することで、地域の活性化につながることも少なくありません。

とはいえ、具体的にどのようなものなのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • ワンコインバスを提供する地方自治体の事例
  • ワンコインバスを用意するメリットとデメリット

を紹介します。

「いきなりワンコインバスを導入するのは難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずはワンコインバスの導入事例について、大まかに見ていきましょう!

ワンコインバスを用意した地方自治体の事例

はじめにワンコインバスの事例として、

  • 茨城空港から東京駅まで
  • 広島県から島根県まで

の2つを紹介しますね。

事例1:東京駅と茨城空港を結ぶ500円の連絡バス

1つ目は「東京駅と茨城空港を結ぶ500円の連絡バス」です。

茨城空港は航空機の利用者を対象として、格安の連絡バスを提供しています。

東京駅までの料金(片道)は、以下の通り。

  • 航空機を利用しない人:1,200円
  • 航空機を利用する人:500円

実は茨城空港はソウルや上海、台北など、アジアからのフライトを数多く受け付けています。そしてインバウンド客の多くは東京など首都圏を旅行するため、空港から都内までの移動手段を求めていることが多いです。

またインバウンド客は成田空港なども利用できますが、バス料金はそこまで安くありません。実際の片道料金は、以下の通りです。

【成田空港から東京駅】

リムジンバス 3,100円
成田エクスプレス 3,020円
スカイライナー 2,630円

羽田空港も、以下の通りです。

【羽田空港から東京駅】

リムジンバス 930円
モノレール 650円
京浜急行 580円

茨城空港の格安バスを利用する方が、交通費はおさえられます。時間は1時間40分ほどかかりますが、多くのインバウンド客を呼び込んでいるのが現状です。

格安バスが、茨城空港を利用してもらうための集客ツールとなっています。

事例2:広島から島根までの高速バスを500円のモニター料金で提供

2つ目は「広島県から島根県まで500円の高速バス」です。

広島県と島根県は、2016年4月から2017年2月まで「広島-松江間高速バス外国人観光客ワンコイン事業」を実施していました。広島駅と松江駅を結ぶ高速バスで、料金は500円と低価格です。

通常、広島から松江まで高速バスで移動しようとすると、片道で3,900円かかります。しかし松江市を訪れるインバウンド客を増やすため、期間限定で500円のモニター料金を設定しました。

目的は「島根県松江市の認知度を高めること」。広島県は欧米からのインバウンド客が多いため、その流れで島根県にも呼び込もうと計画したのです。

実際の利用者は以下の通りです。

  • 利用者の数:2,909人
  • 月の平均:264人

出典:島根県松江市「広島‐松江間の高速バス外国人観光客ワンコイン事業の継続(3月31日)」
http://www1.city.matsue.shimane.jp/shisei/kouhou/houdou/2017/3/1538.html

大人数というわけではありませんが、利用するインバウンド客も少なくありません。

また人気を受けて、2017年4月から2018年3月にも再び500円の高速バスを提供しています。

ここまでワンコインバスを導入した地方自治体の事例を紹介しました。

とはいえ、ワンコインバスの用意にはどのようなメリットがあるのか、なかなかわかりにくいものです。

そこで次は、ワンコインバスを導入するメリットとデメリットをお伝えします。

ワンコインバスを訪日外国人向けに用意するメリット

続いては、訪日外国人向けにワンコインバスを提供するメリットとして、

  1. 訪日外国人の移動範囲が広がる
  2. FITのニーズに答えることができる
  3. 地域の活性化につながる

の3つを解説しますね。

メリット1:訪日外国人の移動範囲が広がる

1つ目は「訪日外国人の移動範囲が広がること」です。

先ほど紹介した広島県と島根県のように、2つ以上の都道府県をつなぐバスを用意することも可能です。バスの用意で、インバウンド客の知らない地方自治体にも案内することができるうえに、「低価格なら行ってみよう」と足を伸ばす人も少なくありません。

格安の移動手段を用意することで、インバウンド客の行動範囲が広がりやすくなります。

メリット2:FITのニーズに答えることができる

2つ目は「FITのニーズに答えられること」です。

近年は個人や友人、家族と自分たちで計画を立てて旅行する「FIT(海外個人旅行)」が増えてきました。FITは旅行会社のツアーを使用しないため、旅行のスケジュールを自由に決めることができます。

そしてFITは、自分たちで移動手段を確保したい、行き先を見つけたいと考えていることが少なくありません。格安バスを用意することでFITのニーズを満たし、満足度が高まることも期待できます。

またFITなど自分のペースで旅行することを「スローツーリズム」といいます。そしてスローツーリズムのニーズを満たすことが、地域活性化につながることもあります。

スローツーリズムについて、詳しくは「スローツーリズムとは?意味や効果、地方自治体の取り組み事例などを紹介します」をご一読ください。

メリット3:地域の活性化が期待できる

3つ目は「地域の活性化が期待できること」です。

先ほどの茨城空港のように、地方空港がワンコインバスを用意することで、その空港を利用する目的ができます。また広島県と島根県のような地方を結ぶバスを作ることで、インバウンド客がさまざまなエリアを訪問するきっかけになることも。

インバウンド客が地方を訪問することで、その地域のホテルや小売店、飲食店は売上アップが期待できます。

また地域の交流人口が増えることで、地域全体の活性化になることもあります。

ここまでワンコインバスのメリットを紹介しましたが、デメリットもいくつかあります。次で詳しくお伝えしますね。

ワンコインバスを訪日外国人向けに用意するデメリット

ワンコインバスのデメリットとして、

  1. 利益が出にくい
  2. 運転手の確保が難しい

の2つを解説します。

デメリット1:利益が出にくい

1つ目は「利益が出にくいこと」です。

ワンコインバスは基本的に、500円ほどの格安料金で提供されます。通常は3,000〜4,000円のバスチケットを半額以下で販売するため、赤字になることも少なくありません。

利益の確保が難しいと感じたときは、期間限定のキャンペーンとして提供することをおすすめします。実際に広島県と島根県は、1年ほどの限定価格でワンコインバスを提供していました。

期間限定にすることで、ある程度の利用者数やニーズを知ることができます。

またキャンペーン中に利用した人が、地方の写真や動画をSNSにアップすることも少なくありません。その写真を見て、地方を訪問しようと考える人が増えることもあります。

利益は出にくいですが、新たな集客ツールとなる可能性も十分あります。

デメリット2:運転手の確保が難しい

2つ目は「運転手の確保が難しいこと」です。

実は観光バス業界は全体的に、運転手の不足が続いています。

その理由は、主に以下の2つです。

  • 大型2種の免許を取る人が減っている
  • バス業界の給与が低い

運転手の確保ができないと、格安バスは運行を続けることができません。また運転手が増えないから現在のバス運転手に担当してもらうとなると、過労などのリスクも発生します。

特に近年は運転手の過労による事故が増えているため、注意したいポイントです。

運転手の不足には、以下の対策がおすすめです。

  • 少ない本数で運行してみる
  • 外国人採用なども検討する

外国人の運転手を採用することで、多言語での対応などほかのインバウンド対策が実現することも。

外国人採用について、詳しくは「外国人採用に必要な5つのステップやメリット、注意点を解説」をご一読ください。

ワンコインバスで訪日外国人の移動範囲を拡大し、地域に呼び込む

今回は、ワンコインバスについて解説しました。

おさらいすると、ワンコインバスとは500円ほどの低価格で乗車できるインバウンド向けバスのこと。事例として、以下の2つを紹介しました。

  • 茨城空港から東京駅までの連絡バス
  • 広島県から島根県までの高速バス

ワンコインバスの運行には、以下3つのメリットがあります。

  1. 訪日外国人の移動範囲が広がる
  2. FITのニーズに答えることができる
  3. 地域の活性化につながる

デメリットもありますが、ワンコインバスの運行が地域の活性化につながることも少なくありません。

事例を参考に、ほかの地域や空港まで格安バスの運行を検討してみてください。

またワンコインバスのほかに、観光バスもインバウンド需要に柔軟に対応する必要があります。

観光バスのインバウンド対策について、詳しくは「インバウンド需要の変化に観光バスはどう立ち向かうのか」をご一読ください。

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