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「食のおもてなし」を世界水準に近づけるには、ムスリム対策がカギ!多様性を理解してインバウンドを取り込み

「より多くのインバウンドを集客するためには何が必要かな…」

と思っている飲食店経営者の方。

日本を訪れるインバウンド客は年々増えており、多くの外国人観光客が旅の目的の1つに「日本食を食べること」を挙げています。

そして、これからの飲食業界におけるインバウンド集客を語るうえで、ムスリム(イスラム教を信仰する人)向けの対応がとても重要です。

インバウンド客の増加に伴い、ムスリム客の割合も急増。彼らは「食」に関して制限やルールがあるため、ムスリム対策を実施することが世界水準のおもてなしと言えます。しかし、日本ではあまり馴染みがないため十分な対応ができているとは言えません。

今後も増加が見込まれるムスリム向けの対策をすることで、さらなるインバウンド集客が期待できます。とは言っても、具体的な対策はなかなか分かりにくいですよね。

そこで今回の記事では、

  • 増え続ける訪日客が日本旅行に最も期待しているのは「日本食」
  • 毎年100万人以上のムスリムが来日。適切な対策を実施して満足度を上げよう

の順にお伝えします。

日本以外の食文化は難しく感じるかもしれませんが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、ムスリムが抱える食に対する実情について知りましょう!

増え続ける訪日客が日本旅行に最も期待しているのは「日本食」

観光庁が実施した「訪日外国人の消費動向」調査によると、訪日客が日本旅行に最も期待していることは「日本食を食べること」でした。

【訪日前に期待していたことトップ10】

  1. 日本食を食べること:68.3%
  2. ショッピング:53.4%
  3. 自然・景勝地観光:45.4%
  4. 繁華街の街歩き:39.9%
  5. 温泉入浴:26.5%
  6. 日本の酒を飲むこと:22.0%
  7. 旅館に宿泊:18.1%
  8. 日本の歴史・伝統文化体験:16.7%
  9. テーマパーク:16.4%
  10. 日本の日常生活体験:14.2%

この結果から、およそ7割もの訪日客が日本食に対して高い期待を寄せていることが分かりますね。つまりインバウンド集客において、この期待に応えることが非常に重要です。

しかし期待が大きいぶん、食に対して不満を持つ訪日客も増えました。特にその傾向が強いのは、宗教上の理由から食事に制限やルールがあるムスリム客です。

出典:観光庁「訪日外国人の消費動向 平成29年年次報告書」
https://www.mlit.go.jp/common/001230775.pdf

インバウンドの日本食に対する意識について詳しく知りたい方は、「日本食でインバウンド対策を!米・香港・シンガポールでブランド力が高い日本産の食品について徹底解説」をご一読ください。

毎年100万人以上のムスリムが来日。適切な対策を実施して満足度を上げよう

日本を訪れるムスリムの数は毎年100万人を超えています。

その数は今後も増加するのが予想されているため、ムスリム向けの対策を充実させることが重要です。まずはムスリムがインバウンド業界に与える影響度の強さについて解説しますね。

ムスリムはアジアだけでも10億人。ムスリム客向けのインバウンド対策は必須の課題

現在イスラム教を信仰する人々、いわゆるムスリムと呼ばれる人の数は世界で約16億人いると言われています。

2010年におけるムスリムの多い国トップ5は以下のとおりです。
【ムスリムの多い国ランキングトップ5(2010年)】

  1. インドネシア:2億人
  2. インド:1億7000万人
  3. パキスタン:1億6000万人
  4. バングラデシュ:1億3000万人
  5. ナイジェリア:7700万人

なんとなく「イスラム教=中東」とイメージしがちですが、ランキングの上位を占めたのはアジアの国々。ムスリム全体の6割にあたる約10億人がアジアに住んでいるのです。

そして2030年ごろには世界全体の約4分の1がムスリムになるとも言われています。

出典:Pew Research Center Religion & Public Life「Mapping the Global Muslim Population」https://www.pewforum.org/2009/10/07/mapping-the-global-muslim-population/

また2016年にマスターカードが実施した調査によると、日本を訪れるムスリムの数は

  • 2016年:70万人
  • 2018年:100万人
  • 2020年:140万人

と急増すると予測されています。

国別では、

  1. インドネシア
  2. マレーシア
  3. シンガポール

の順に多い結果です。

これらの東南アジア出身の観光客は、旅行先に日本を選ぶ人が多いため、日本にとっては無視できない状況なのがわかります。

出典:A Mastercard-Crescentrating GMTI Series Report「Japan Muslim Travel Index(JMTI) 2017」https://www.halalmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/JMTI-2017_JP-1.pdf

ムスリム対策には「ハラルフード」について正しい知識を知ることが重要

一般的に知られているムスリムの食に関するルールは、

  • 豚肉を食べてはいけない
  • アルコール類を摂取してはいけない

の2点です。

イスラム教の教えにより禁止されているものは、

  • 豚肉やアルコールが使われた調味料
  • 豚肉やアルコールに1度でも触れた食器類

の使用も含まれており、単に食材に限らないのがポイントです。

つまり食器やカトラリーのアルコール消毒はできませんし、調理にみりんを使うことも許されません。

そしてこれらの厳しいルールを守り、食べても大丈夫とされているのが「ハラルフード」です。

具体的には、

  • 野菜や果物
  • 魚介類
  • 卵や乳製品

などが挙げられます。

「ハラル」とは本来アラビア語で「許可」という意味ですが、最近では単にハラルだけでも「ムスリムが食べることが許されているもの」という認識で使われることが増えました。

それでは具体的にはどのようなムスリム対策を行えばいいのでしょうか。次でご紹介しますね。

3つのムスリム対策を実施して、ムスリムフレンドリーな店づくりをしよう

ここでは効果的なハラル対策である、

  • メニューに原材料を表記する/li>
  • 礼拝スペースを用意する
  • ムスリム対策を実施しているとわかるようにアピールする

の3つを紹介します。

対策1. メニューに原材料を表記して、ハラルフードの有無を知らせる

まずはメニュー表に、使われている原材料を表記しましょう。

豚肉やアルコール類が使われているかどうかは、一見するだけではわかりません。たとえメニューに料理の写真が載っていても、全てを把握することは不可能です。

ムスリムの多くは、禁止物を思いがけず食べてしまうリスクがある店を嫌がる傾向にあります。一方で、ハラルフードとみなす条件や基準は、同じムスリムでもあいまいで個人の判断に委ねられている部分が大きいです。

例えば、

  • 調理に料理酒を使っていても、加熱処理でアルコール成分が消えていたらOK
  • 料理酒を1度でも使ったらNG

のように考えが分かれるそうです。

原材料が細かく開示されていれば、ハラルフードかどうか判断しやすくなるため、これまで逃していたムスリムの集客が期待できます。

対策2. 礼拝スペースを用意する

可能であれば店内に礼拝するスペースを設置しましょう。

イスラム教の教えでは、1回あたり5分~20分程度の礼拝を1日5回行うことが決まっています。基本的に旅行中は省略してもよいとされていますが、熱心なムスリムは外国でも祈りを捧げる人が多いです。

よって店内に礼拝スペースを設けることで、ムスリムの集客が見込めます。

対策3. ムスリム対策を実施しているとわかるようにアピールする

原材料の開示や礼拝スペースの設置以外にも実施していることがあれば、積極的にアピールすることが大切です。

例えば、ムスリム客専用に食器類を分けていれば、それを店頭やホームページで伝えましょう。いわゆる「ムスリムフレンドリー」なお店であることを周知することが重要です。

ムスリムフレンドリーとは、「できる限りの対策でムスリムに配慮しています」という姿勢を指します。

宗教上の事柄は日本人が完全に理解するのは難しいため、できる限り配慮していますよと伝えることがきめ細かいおもてなしとなります。そして、こうしたおもてなしの精神が安心感を与え、訪日客の満足度アップにつながるのです。

食の多様性を知って、インバウンド集客につなげよう

ここまで、飲食業界におけるインバウンド対策についてお伝えしました。

おさらいしますと、多くの訪日客が日本旅行の楽しみの1つに日本食を食べることを挙げています。そしてインバウンド客の増加に伴い、イスラム教を信仰するムスリムの数も急増しています。

飲食店ではムスリム客向けの独自の対策が必要です。なぜなら、イスラム教では豚肉とアルコール類の摂取が禁じられているからです。

具体的には、

  • メニューに原材料を表記する
  • 礼拝スペースを用意する
  • ムスリム対策を実施しているとわかるようにアピールする

の3つを紹介しました。

グローバル化が進むにつれて、食文化の多様性も広がっています。特に飲食業界にとっては、今後も増え続けるムスリム客向けの対策は必須の課題です。

まずはメニューへの原材料を表記することから検討してみてはいかがでしょうか。通常のインバウンド対策の1つである多言語表記と合わせて実施するとさらなる効果が期待できます。

ムスリムへの「食のおもてなし」を充実させて、インバウンド集客につなげましょう。

ムスリム同様に食事の制限をもつベジタリアンについては、「インバウンド集客に必要なベジタリアンやビーガンへの対応とは?知っておきたいポイントや事例を解説」をご一読ください。

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