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インド経済の低迷により、失業率が過去最高に。日本のインバウンド業界への影響は?

「インド経済が落ち込んでいるけれど、インバウンド業界にも影響があるのかな」

と感じている方。

インドでは2018年におけるGDP成長率が6.8%まで低下し、失業率も都市部では7.8%を記録しました。その影響で個人消費が落ち込むなど、インド経済は低迷しています。

それに対して、訪日インド人は増加しています。実際に2018年の訪日インド人数は15万4,029人、消費額は247億円を突破しました。

インバウンド業界に大きな影響はなく、今後も訪日インド人によって消費額など増える可能性があります。

とはいえ、本当に訪日インド人によるインバウンド効果が期待できるのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • インド経済の勢いが低迷、失業率も過去最悪に
  • インド経済によるインバウンドへの影響を2018年までのデータから解説
  • 訪日インド人を増加させている日本政府のインバウンド対策3つ

を紹介します。

「いきなり訪日インド人を集客するのは難しい」と感じるかもしれませんが、いま現状を大まかにつかむだけならハードルは高くありません。

まずはインド経済の現状について、ざっくりと理解しましょう!

インド経済の勢いが低迷、失業率も過去最悪に

インドはもともとGDPが8%台の成長率を記録するなど、アジア圏の中でも「急成長している」といわれる国でした。しかし近年、インド経済の雲行きは怪しくなっています。

実際に2019年8月に、インド政府が発表したデータを確認してみましょう。

【2019年までのインドにおけるGDPの成長率】

  • 2016年:8.2%
  • 2017年:7.2%
  • 2018年:6.8%

出典:日本貿易振興機構(JETRO)「インド 基礎的経済指標」
https://www.jetro.go.jp/world/asia/in/stat_01.html

少しずつですが、成長が鈍くなっているのがわかります。

このGDP成長率の低下には、さまざまな原因があります。次で詳しく解説しますね。

インド経済の現状と原因:失業率が高まり、個人消費が落ち込んでいる

インド経済が低迷している背景には「失業率の増加」があります。

2018年、インドの失業率は以下のようになっています。

  • 都市部:7.8%
  • 農村部:5.3%

実は上記の数字は過去45年間で最高水準であり、若年層の失業も増えています。

出典:gooニュース「インド 過去最悪の失業率にがくぜん=渡邉亜里紗」
https://news.goo.ne.jp/article/economist/business/economist-20190704164522050.html

失業の原因は「自身のスキルが労働市場のニーズに合っていないこと」。インドでは例え高学歴でも、専門的なスキルを持っている人がそれほど多くありません。

近年の「専門的な分野に特化した人材を雇う」というニーズにそえないために、採用につながりにくいようです。

そして仕事がないと収入を得ることができないので、個人の消費も落ち込んでいます。

例えば、自動車の販売台数を見てみましょう。2019年8月、インド国内における乗用車の販売台数は19万6,524台、前年に比べて31.6%も減少しました。

この数字は、1997年からのデータでは最大の落ち込みとなっています。

出典:日本貿易振興機構(JETRO)「8月の自動車販売も深刻な状況が続く、業界はGST引き下げを再要求」
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/09/33a340b820d165c0.html

ここまでインド経済の状況を解説しました。

不況による消費の落ち込みがあるということは、「インバウンドにも影響があるのではないだろうか」と考える人も多いかと思います。

そこで次は、インバウンドへの影響を紹介しますね。

インド経済によるインバウンドへの影響を2018年までのデータから解説

続いては、訪日インド人によるインバウンドへの影響を

  • 訪日インド人の数
  • 訪日インド人による消費額
  • 訪日インド人の多い時期

から見ていきましょう。

2018年の訪日インド人は15万4,029人

2018年、訪日インド人の数は15万4,029人を記録しました。

過去5年間の数字は以下の通りで、毎年だんだんと増加しているのがわかります。

【訪日インド人の数】

  • 2014年:8万7,967人
  • 2015年:10万3,084人
  • 2016年:12万2,939人
  • 2017年:13万4,371人
  • 2018年:15万4,029人

出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日街客数(総数)」
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/since2003_visitor_arrivals.pdf

訪日インド人のインバウンド消費は約247億円

訪日インド人の消費額は、2018年に247億円を記録しました。

過去5年間の記録は以下の通りです。

【訪日インド人の消費額】

  • 2014年:147億円
  • 2015年:153億円
  • 2016年:177億円
  • 2017年:212億円
  • 2018年:247億円

また2018年における1人あたりの消費額は以下の通り。

【1人あたりの消費額】

  • 2014年:16万7,530円
  • 2015年:14万8,340円
  • 2016年:14万4,275円
  • 2017年:15万7,443円
  • 2018年:16万1,423円

2014年から2016年にかけて1度落ち込みましたが、現在はまた増加傾向にあります。

ちなみに、インド人は以下のことにお金を使う傾向があると明らかになりました。金額は1人あたりの消費額、()内は訪日インド人全体の総額です。特に宿泊での消費が多いことがわかります。

  • 宿泊費:7万5,371円(115億円)
  • 飲食費:3万4,026円(52億円)
  • 買い物代:2万6,415円(41億円)

上記のように訪日インド人の数と消費額は増加する傾向にあり、インド経済による大きな影響は見られません。

出典:観光庁「訪日外国人の消費動向調査」
http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html

訪日インド人が増える時期は春、減少するのは冬と夏

2018年のデータから、訪日インド人の多い時期は以下の3つです。

  • 4月:1万7,713人
  • 5月:1万7,271人
  • 3月:1万3,832人

少ない時期は、以下の通り。

  • 2月:7,869人
  • 12月:1万272人
  • 8月:1万509人

インド人は四季のある日本で、桜の鑑賞などを楽しむ人が多いようです。

ここまで訪日インド人のインバウンド傾向について解説しました。

実は訪日インド人が増加しているのには、日本政府の対策が関係しています。次で詳しくお伝えしますね。

訪日インド人を増加させている日本政府のインバウンド対策3つ

訪日インド人に対する日本政府のインバウンド対策として、

  1. ビザの緩和
  2. 航空路線の拡大
  3. さまざまな訪日インド人の受け入れ

の3つを紹介します。

インバウンド対策1:インド人に対するビザの緩和

1つ目は「インド人に対するビザの緩和」です。

日本政府は2016年1月、インド人に対して以下のビザ緩和対策を実行しました。

  • 短期数次ビザの延長:滞在期間を15日から30日へ、有効期限を3年から5年に変更
  • 商用ビザの拡大:期間を5年から10年へ変更(検討中)

滞在期間が伸びたことで、長期滞在を望むインド人のニーズを満たすことが可能です。また有効期限を伸ばしたことで、訪日旅行のリピーターを増やす可能性もあります。

インバウンド対策2:日本とインド間における航空路線の拡大

2つ目は「日本とインド間の航空路拡大」です。

日本とインド間の航空路線は、週に56便ほど運行されています。最もインバウンド客が多い中国の808便と比べるとまだまだ少ないものの、これから需要が高まる可能性も少なくありません。

なお航空キャパシティの不足に対しては、以下の対策が検討されています。

  • 航空路線の増便
  • チャーター便やLCCの活用

上記の対策によって訪日インド人が増え、消費額などがさらに高まるはずです。

インバウンド対策3:新婚旅行などさまざまなインド人の受け入れ

3つ目は「新婚旅行などさまざまなインド人の受け入れ」です。

というのもインドの人口約13億人の内、半分は25歳以下。彼らはこれから結婚する世代であるため、ハネムーンの旅行先や結婚式の会場として日本を選ぶ人が増えると期待できます。

実際にタイやドバイ、モーリシャスを婚礼披露宴の場所として選ぶインド人が増え、海外で挙式を行うインド人は約10万組を記録しました。

そしてインド人は親戚付き合いを大切にする人が多いため、結婚式を日本で開催すれば親族訪問の旅行である「VFR」が増える可能性も。訪日インド人の数や消費額はさらに増えるはずです。

VFRについて、詳しくは「VFR(友人、親族訪問)のインバウンド対策について解説します。」をご一読ください。

インド経済が落ち込んでも、日本のインバウンドへの影響は少ない

今回はインド経済の状況とインバウンドへの影響について解説しました。

おさらいすると、2018年にインドのGDP成長率が6.8%まで下がり、失業率も増加するなど、インド経済は低迷しています。

日本のインバウンド業界への影響も心配されていますが、現在大きな影響はありません。実際に訪日インド人は、以下のように増加しています。

  • 2014年:8万7,967人
  • 2015年:10万3,084人
  • 2016年:12万2,939人
  • 2017年:13万4,371人
  • 2018年:15万4,029人

そしてその背景として、日本政府による以下3つのインバウンド対策をお伝えしました。

  1. ビザの緩和
  2. 航空路線の拡大
  3. さまざまな訪日インド人の受け入れ

インド経済は低迷していますが、インバウンド業界はこれからも盛り上がるといえます。

またインド人は宿泊にお金をかける傾向があるので、泊まりたくなる魅力的なホテルをアピールすることも集客には効果的です。

訪日外国人から人気のホテルについて、詳しくは「外国人観光客に人気のホテルとは?インバウンドが喜ぶポイントやホテルの取り組み事例について徹底解説!」をご一読ください。

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