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期待が集まる「欧米豪」市場。気になる2020年のインバウンドカレンダーをチェック!

「欧米豪における2020年のインバウンドカレンダーを詳しく知りたい」

と思っている方。

欧米豪はアジアに比べると客数は少ないものの、これから伸びるインバウンド市場として期待されています。

インバウンドカレンダーとは、世界各国の休日や祝日をまとめたもの。あらかじめインバウンド需要が高まりそうなタイミングを押さえておけば、それに合わせた効果的な対策が可能です。

とはいえ、インバウンドカレンダーの押さえておくべきポイントはわかりにくいですよね。

そこで今回の記事では

  • なぜ今「欧米豪」市場なのか。ポイントは「伸び代」と「旅行消費額の高さ」
  • 2019年はアジア市場の成長が鈍化。代替市場として期待が集まる「欧米豪」市場
  • 【国別に解説】「欧米豪」における2020年インバウンドカレンダー

の順にお伝えします。

世界各国のカレンダーをチェックすることは難しそうに感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、2020年の欧米豪におけるインバウンドカレンダーについて知りましょう!

2020年に国が注目する「欧米豪」市場。ポイントは「伸び代」と「旅行消費額の高さ」

2018年5月、日本政策投資銀行と日本経済研究所は共同で「欧米豪発アジア観光マーケット調査」をまとめました。

現状、日本におけるインバウンド市場におけるシェアは、約7割がアジアからのインバウンド客によるものです。その中で今後日本がインバウンド市場を拡大していくには、新たな観光市場を開拓しなければなりません。

そこで注目を集めているのが「欧米豪」市場です。

今回実施されたマーケット調査では、欧米豪の市場に注目すべき理由として、

  • 市場サイズが大きく伸び代がある
  • 1人当たりの旅行消費額が大きい

の2つを挙げています。

それぞれ解説しますね。

欧米豪の市場に注目すべき理由1. 市場サイズが大きく伸び代がある

欧米豪の市場に注目すべき1つ目の理由が、市場サイズが大きく伸び代があるためです。

欧米豪は日本インバウンド市場においては今ひとつ目立っていませんが、世界では圧倒的なシェアを占めています。

全世界における地域別インバウンド客の到着数およびシェアは以下の通りです。

【全世界における地域別インバウンド客の到着数およびシェア】

  1. ヨーロッパ:6億1620万人(50%)
  2. アジア、太平洋:3億840万人(25%)
  3. 米州:1億9,930万人(16%)
  4. アフリカ:5,780万人(5%)
  5. 中東:5,360万人(4%)

また国別の国際観光収入のトップ10は以下の通りです。

【国別の国際観光収入トップ10】

  1. 米国:2,059億ドル
  2. スペイン:603億ドル
  3. タイ:499億ドル
  4. 中国:444億ドル
  5. フランス:425億ドル
  6. イタリア:402億ドル
  7. 英国:396億ドル
  8. ドイツ:374億ドル
  9. 香港:329億ドル
  10. オーストラリア:324億ドル

欧米豪の各国は、観光収入の世界ランクトップ10のうち7ヶ国を占めており、インバウンド市場で大きな影響力を持っていることがわかります。

日本が欧米豪の市場を今まで以上に取り込むことができれば、日本インバウンド市場を大きく押し上げることが可能です。

欧米豪の市場に注目すべき理由2. 1人当たりの旅行消費額が高い

欧米豪の市場に注目すべき2つ目の理由が、1人当たりの旅行消費額が高いためです。

2020年1月にJNTOが発表したデータによると、2019年のインバウンド客による旅行消費額は4兆8,113億円でした。

国別の旅行消費額トップ10は以下の通りです。

【2019年 国別の旅行消費額トップ10】

  1. 中国:1兆7,718億円
  2. 台湾:5,506億円
  3. 韓国:4,209億円
  4. 香港:3,524億円
  5. 米国:3,247億円
  6. タイ:1,725億円
  7. オーストラリア:1,527億円
  8. 英国:1,000億円
  9. ベトナム:871億円
  10. シンガポール:856億円

旅行消費額においては、アジア諸国が多く上位にランクインしています。

しかし1人当たりの旅行消費額で並べ替えると、欧米豪の国々が多く上位にランクイン。欧米豪インバウンド客における旅行消費額の高さがわかります。

【2019年 国別1人当たりの旅行消費額トップ10】

  1. オーストラリア:24万9,128円
  2. 英国:24万1,530円
  3. フランス:23万7,648円
  4. スペイン:21万9,999円
  5. 中国:21万2,981円
  6. ドイツ:20万893円
  7. イタリア:19万9,749円
  8. 米国:19万582円
  9. ロシア:18万3,294円
  10. カナダ:18万2,215円

旅行消費額をアップさせるには、いかに欧米豪のインバウンド客に足を運んでもらうかが重要です。

出典:日本政策投資銀行、日本経済研究所「欧米豪発アジア観光マーケット調査」
https://www.dbj.jp/topics/region/industry/files/0000030265_file2.pdf

次は、アジア市場と「欧米豪」市場の関係についてお伝えしますね。

2019年はアジア市場の成長が鈍化。代替市場として期待が集まる「欧米豪」市場

2020年に「欧米豪」市場に今まで以上の注目が集まる理由は、「2019年アジア市場における成長の鈍化」です。

【アジア市場伸び率の推移】

国名 2018年の伸び率 2019年の伸び率 2018年と2019年の差
中国 13.9% 14.5% +0.6%
韓国 5.6% ▲25.9% ▲31.5%
台湾 4.2% 2.8% ▲2.4%
香港 ▲1.1% 3.8% +4.9%

韓国を筆頭に東アジアの多くの国で、平均伸び率を下回る結果となりました。

アジア市場を大きく引き下げたのは韓国です。2019年7月から始まった日韓対立により、韓国客の伸び率は大きなマイナスに転じました。

その他にも、

  • 円高元安の進行
  • アジアにおける経済環境の悪化
  • 旅行先が東アジア近隣諸国へシフト

など、様々な要因があります。

アジア市場の雲行きが怪しい中、欧米豪の市場に期待が集まるのは当然の結果でしょう。

出典:みずほ総合研究所「2020年のインバウンド客数 目標達成に黄信号」
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp190708.pdf

次は、欧米豪における2020年インバウンドカレンダーを国別に解説しますね。

【国別に解説】欧米豪における2020年インバウンドカレンダー

ここでは、2020年のインバウンドカレンダーを

  • アメリカ
  • カナダ
  • オーストラリア
  • イギリス
  • フランス

の順にお伝えします。

アメリカの2020年インバウンドカレンダー

元旦 1月1日
キング牧師誕生日 1月16日〜1月18日
戦没将兵追悼記念日 2月13日〜2月15日
独立記念日 5月22日〜5月24日
勤労感謝の日 9月5日〜9月7日
コロンブスの日 10月10日〜10月12日
復員軍人の日 11月11日
感謝祭 11月26日
クリスマス 12月25日〜12月27日

アメリカの学校は6月から夏休みが始まるところが多く、6月〜7月は訪日アメリカ人が増加します。

また3月〜4月にかけては、祝日として制定されていないものの「イースター休暇」があるためインバウンド客が増加。1年を通して、3月〜7月にかけてが訪日アメリカ人が増えるシーズンです。

カナダの2020年インバウンドカレンダー

元旦 1月1日
聖金曜日&復活祭月曜 4月10日〜4月13日
ビクトリアの日 5月16日〜5月18日
建国記念日 7月1日
市民の日 8月1日〜8月3日
勤労感謝の日 9月5日〜9月7日
感謝祭 10月10日〜10月12日
戦没者追悼日 11月11日
クリスマス 12月25日〜12月28日

訪日カナダ人は3月〜5月にかけてと、10月に増加する傾向です。

これはアメリカと同じくイースター休暇がカナダにもあることや、3月に学校が「マーチブレイク」と呼ばれる春休みに入ることが影響しています。他の国と比べて、夏休み期間にピークが来ないことが特徴です。

オーストラリアの2020年インバウンドカレンダー

元旦 1月1日
建国記念日 1月25日〜1月27日
聖金曜日&復活祭月曜日 4月10日〜4月13日
アンザックの日 4月25日〜4月27日
女王誕生日 6月6日〜6月8日
勤労感謝の日 10月3日〜10月5日
クリスマス&ボクシングデー 12月25日〜12月28日

訪日オーストラリア人は12月〜1月、4月、9月に増加します。

オーストラリアは南半球に位置するため、サマーシーズンが日本と逆で12月〜2月上旬頃です。この時期は、スキー目的での来日が増えます。

ちなみに2019年9月の訪日オーストラリア人は、ラグビーW杯の影響もあり前年比24.4%アップの60,500人で、9月として過去最高を記録しました。

イギリスの2020年インバウンドカレンダー

元旦 1月1日
聖金曜日&復活祭月曜日 4月10日〜4月13日
アーリーメイバンクホリデー 5月8日〜5月10日
スプリングバンクホリデー 5月23日〜5月25日
サマーバンクホリデー 8月29日〜8月31日
クリスマス・ボクシングデー 12月25日〜12月28日

訪日イギリス人は例年3月〜4月、10月に増加します。2019年はラグビーW杯の影響で、9月も大幅に客数がアップしました。

イギリスのイースター休暇は3月〜4月頃にあり、学校は2週間ほど休みになるため海外への渡航が増えます。

フランスの2020年インバウンドカレンダー

元旦 1月1日
復活祭 4月11日〜4月13日
メーデー 5月1日〜5月3日
第二次世界大戦戦勝記念日 5月8日〜5月10日
キリスト昇天祭 5月21日
五旬祭 5月29日〜6月1日
革命記念日 7月14日
聖母被昇天祭 8月14日〜8月16日
万聖節 10月31日〜11月2日
第一次大戦休戦記念日 11月11日
クリスマス 12月25日〜12月27日

訪日フランス人がもっとも増加するのは4月です。また7月〜10月にかけても多くのフランス人が日本を訪れています。

12月〜2月はインバウンド客が減りますが、これはクリスマスを家族で過ごす人が多いためです。

「欧米豪」のインバウンドカレンダーをチェックして、2020年のインバウンド対策をスムーズに進めよう!

ここまで、2020年の欧米豪におけるインバウンドカレンダーについてお伝えしました。

おさらいしますと、現在の日本インバウンド市場においてはアジアが約7割のシェアを占めています。しかしながら、2019年のアジア市場は成長が鈍化。2020年に向けて「欧米豪」市場に期待が集まっています。

欧米豪の市場に注目すべき理由は、

  • 市場サイズが大きく伸び代がある
  • 1人当たりの旅行消費額が大きい

の2つ。

欧米豪の各国は、観光収入の世界ランクトップ10のうち7ヶ国を占めており、インバウンド市場で大きな影響力を持っています。

加えて1人当たりの旅行消費額が大きいため、欧米豪からのインバウンド客を増やすことで大きな売上アップにつなげることが可能です。

今回お伝えした国別のインバウンドカレンダーを参考に、2020年のインバウンド対策を考えてみましょう!

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