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「検疫ガイドライン」とは?インバウンド事業者が知っておきたいクルーズ船の感染対策について解説。

「コロナウイルスのような感染症に対して、どのような備えをしておけばいいんだろう…」

とお悩みの方。

連日ニュースで盛んに報道されている感染症の新型コロナウイルス。AFP通信の報道によると、2020年2月21日時点で中国を中心に7万5,000人以上の感染者が発生しているとのことです。

日本ではクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」のウイルス感染に注目が集まっており、船内における対応の是非が問われています。

すでに世界各国では、新型コロナウイルスを理由にした渡航制限が拡大。インバウンド客に安心して日本を訪れてもらうためにも、感染対策は重要です。

とはいえ、具体的にどのようなことをすれば良いのかはわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染における経緯と対策
  • クルーズ船の感染対策で押さえておきたい「検疫に関するガイドライン」について解説

の順にお伝えします。

感染対策は難しそうに感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、クルーズ船などの船舶における感染対策について知りましょう!

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染における経緯と対策

日本では現在、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」における感染対策に注目が集まっています。

まずは新型コロナウイルスがいつ発生し、どのような経緯でクルーズ船での感染が発覚したのかを押さえましょう。

【新型コロナウイルスの感染に関わる報道まとめ】

2019年12月31日 中国・武漢で原因不明の肺炎が発生したと、武漢市当局が発表
2020年1月9日 中国中央テレビのニュースサイトが、専門家グループが新型コロナウイルスを検出したことを報道
2020年1月11日 武漢で初の死者(61歳男性)が発生
2020年1月16日 武漢に渡航歴のある男性から、日本で初めて新型コロナウイルスが検出
2020年1月26日 安倍首相が「希望者全員をチャーター機で帰国させる」との方針を発表
2020年1月28日 中国・湖北省の政府が、死者が100人に達したことを発表
2020年1月29日 日本人を乗せたチャーター機の第1便が日本へ到着し、206人が帰国
2020年1月30日 世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言
2020年2月1日 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗船していた男性から新型コロナウイルスが検出
2020年2月3日 クルーズ船は横浜港へ着岸せず、厚生労働省が船内で乗客乗員約3,500人の検疫を開始
2020年2月5日 厚生労働相が、クルーズ船に乗船している10人から新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表
2020年2月8日 外務省が、武漢市で重度の肺炎を発症して入院していた日本人男性(60代)が死亡したと発表
2020年2月11日 中国の国家衛生健康委員会が、中国本土の死者が計1,016人に達したと発表
2020年2月13日 厚生労働省が、新型コロナウイルスに感染した神奈川県の日本人女性(80代)が亡くなったと発表
2020年2月13日 和歌山県が、県内の病院に勤める男性外科医(50代)が新型コロナウイルスに感染していたと発表
2020年2月18日 WHOが、新型コロナウイルスに感染した8割は軽症、致死率は2%と発表
2020年2月19日 クルーズ船でのウイルス検査で感染が確認されず、症状のない乗客の下船が開始
2020年2月20日 厚生労働省が、クルーズ船乗客の日本人男女2人(80代)が死亡したと発表
2020年2月22日 栃木県が、クルーズ船の検査で陰性だった女性が、下船後のウイルス検査で陽性が出たと発表

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗船していた男性から新型コロナウイルスが検出されたのが2月3日です。そこから約18日間でクルーズ船内の感染者は634人に増加しています。

2月21日21時までに日本国内で確認された新型コロナウイルスの感染者は合計740人です。

【日本国内における2月21日時点の新型コロナウイルス感染者数】

  • クルーズ船:634人
  • 検疫官、国・自治体職員:6人
  • チャーター便:15人
  • 中国からの旅行者:12人
  • その他国内での感染者:73人

新型コロナウイルス感染の疑いがある場合の受診目安

国の専門家会議は2月17日、新型コロナウィルスにおける医療機関の受診目安をまとめました。

目安によると、37.5度以上の発熱がある場合は

  • 学校や会社を休み、外出を控える
  • 毎日、体温を測り記録

などしたうえで、同じ症状が4日続いた場合は「帰国者・接触者相談センター」に相談するよう求めています。

なお以下の条件に該当する人は、それよりも早めの相談が必要です。

  • 高齢者、糖尿病、心不全などの持病がある人:症状が2日続いた時点で相談
  • 強いだるさ、息苦しさを感じる人:すぐに相談

全国各地の「帰国者・接触者相談センター」は、厚生労働省のホームページで確認できます。

次は、「検疫に関するガイドライン」について解説についてお伝えしますね。

クルーズ船の感染対策で押さえておきたい「検疫に関するガイドライン」について解説

感染対策をするうえで押さえておきたい資料は、厚生労働省がまとめた「検疫に関するガイドライン」です。

このガイドラインは、新型インフルエンザにおける検疫業務の強化など、水際でのウイルス侵入阻止を目的としています。

ガイドラインでは検疫における具体的な対応として、

  1. 有症者
  2. 濃厚接触者
  3. 同乗者および発生国からの入国者
  4. 第三国を経由して入国しようとする発生国在住、滞在者
  5. 密入国者

への対応を順に記載。

加えて、動線の分離や使用する消毒薬および使用方法などについても解説しています。

その後、

  • 航空機の検疫
  • 船舶の検疫

の2つについても解説。今回は「船舶の検疫」について詳しくお伝えしますね。

船舶の検疫について押さえておきたい基本的な流れ

ここでは、船舶の検疫について押さえておきたい基本的な流れをお伝えします。

来航する船舶に有症者がいることがわかった場合は、以下の流れで対応が必要です。

【船舶の到着前に対応すること】

  1. 検疫所長は船舶が到着する前に感染者の詳しい情報を確認する
  2. 感染者の乗船がわかった場合には、検疫港において臨船または着岸で検疫する
  3. 検疫所長は船舶内において、感染防止策が実施されているかを確認する
  4. 着岸での検疫はあらかじめ対応する場所を決めておく。また入国管理局、税関などに対して情報を提供する

【船舶の到着前に指示すること】

  1. 有症者は個室に隔離する。個室がない場合には可能な限りマスクを着用させるなどする
  2. 有症者へはできるだけ少人数で、専属で対応する
  3. 有症者について、朝夕の体温と症状、使用した薬剤を記録する
  4. 有症者が使用する化粧室を限定し、適宜消毒を実施する
  5. 検疫前に乗客、乗組員は質問シートへ記入する
  6. 有症者ではない人へは手洗い・うがいの励行と、必要に応じてマスク着用を指導する

【検疫の際に実施すること】

  1. 検疫官は「海上保安部署」および「港湾管理者」へ、臨船または着岸での検疫を連絡する
  2. 検疫官は船舶のリーダーおよび衛生管理者から状況の説明を受け、乗客および乗組員に調査シートへ記入させる
  3. 検疫官は船舶の個室で有症者に対して診察を実施する。患者と診断した場合には隔離し、検体を採取および医療機関へ搬送する
  4. 濃厚接触者および同乗者についても、質問シートおよびサーモグラフィーなどで健康状態を確認する
  5. 実施した措置について厚生労働省に報告し、関係機関へ情報を提供する

基本的な流れを押さえておくことで、スムーズな感染対策が可能です。

その他、詳しい検疫の情報については「検疫に関するガイドライン」をご一読ください。

出典:厚生労働省「検疫に関するガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/090217keikaku-03.pdf

検疫ガイドラインに沿い、クルーズ船などでの感染対策を万全に!

ここまで、クルーズ船などの船舶における感染対策についてお伝えしました。

おさらいしますと、日本では現在クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」における感染対策に注目が集まっています。感染症の蔓延を防ぎ、インバウンド客に安心して日本を訪れてもらうためにも感染対策は重要です。

新型コロナウイルスと思われる肺炎が発生したのは2019年12月31日、場所は中国・武漢でした。そして2020年2月1日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗船していた男性から新型コロナウイルスが検出されます。

そこからさらに感染者は増加し、2月21日21時までに日本国内で確認された新型コロナウイルスの感染者は合計740人です。

【日本国内における2月21日時点の新型コロナウイルス感染者数】

  • クルーズ船:634人
  • 検疫官、国・自治体職員:6人
  • チャーター便:15人
  • 中国からの旅行者:12人
  • その他国内での感染者:73人

感染対策をするうえで押さえておきたい資料は、厚生労働省がまとめた「検疫に関するガイドライン」です。

このガイドラインは、新型インフルエンザにおける検疫業務の強化など、水際でのウイルス侵入阻止を目的としています。

今回お伝えしたポイントを押さえつつ、インバウンドが安心して観光を楽しめる環境を整えましょう。

インバウンド客のケガや病気への対応については、「【訪日客】宿泊施設におけるケガ人や病人への対応。事前に準備すべきことを紹介します」をご一読ください。

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