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イベントホームステイとは?イベント民泊のガイドライン改訂について徹底解説!

「イベントホームステイってどんなものなんだろう?」

と思っている方。

イベントホームステイは、以前まで「イベント民泊」と呼ばれていたものです。イベント開催時に自治体の要請を受けることで、自宅を旅行者へ提供できるようになる仕組みを指します。

イベントホームステイをうまく活用すればインバウンド客の広い受け皿ができ、地域全体の活性化につなげることも可能です。

とはいえ、具体的にどのような仕組みなのかはわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • イベント民泊のガイドラインが改訂。今後は「イベントホームステイ」に名称が変更
  • イベントホームステイのガイドラインについて解説
  • イベントホームステイを推進するAirbnb(エアビーアンドビー)の取り組み

の順にお伝えします。

イベントホームステイの実施はハードルが高そうに感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、イベントホームステイのガイドラインについて知りましょう!

イベント民泊のガイドラインが改訂。今後は「イベントホームステイ」に通称を変更

観光庁と厚生労働省は2019年12月25日、「イベント民泊ガイドライン」の改訂を公表しました。

この改訂は2020年東京オリンピック・パラリンピックなどの機会に、「ホームステイを通した住民と旅行者との交流」を促進するためのものです。

改訂されたポイントは2つあります。

【イベント民泊ガイドラインの改訂ポイント2つ】

  1. 通称を「イベント民泊」から「イベントホームステイ」へ変更
  2. イベント民泊を実施するための要件に「交流機会の創出」を追加

1つずつ説明しますね。

改訂ポイント1. 通称を「イベント民泊」から「イベントホームステイ」へ変更

1つ目の改訂ポイントが、通称を「イベント民泊」から「イベントホームステイ」へ変更したことです。

「民泊」と「ホームステイ」それぞれのイメージは、

  • 民泊:営利を目的としてお客さんに泊まってもらう
  • ホームステイ:住民との交流を楽しみにして泊まってもらう

と、方向性が異なります。

今回の変更は、イベント民泊の趣旨が「ホームステイ」に近いことから変更されました。

改訂ポイント2. イベント民泊を実施するための要件として「交流機会の創出」を追加

2つ目の改訂ポイントが、イベント民泊を実施するための要件に「交流機会の創出」を追加したことです。

これまでイベント民泊を実施するには、

  • 年数回ほど(1回当たり2~3日)のイベント開催時であり、宿泊施設の不足が見込まれること
  • イベント開催地の自治体の要請などにより自宅を提供するような、公共性の高いもの

が条件でした。

今回の改訂では実施条件として「宿泊施設の不足」のほかに、「交流機会の創出」を目的とする場合を追加しています。

これにより、たとえ宿泊施設が足りていたとしても、自治体が「交流のために必要」と判断すればイベントホームステイを実施できるようになりました。

ホームステイの形であれば、地域との交流を希望するインバウンド客が十分に楽しめて、リピートにもつながりやすくなります。

出典:観光庁・厚生労働省「イベント民泊ガイドライン改訂の概要」
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001322039.pdf

次は、イベントホームステイのガイドラインについて解説しますね。

イベントホームステイのガイドラインについて解説

ガイドラインには冒頭で、先ほどお伝えした実施条件についての詳細な説明が記載されています。

【イベントホームステイの実施条件についての説明】

  1. イベントホームステイ(イベント民泊)の概要
  2. 「年数回程度(1回当たり2~3日程度)のイベント開催時」について
  3. 「宿泊施設の不足が見込まれる」について
  4. 「ホームステイでの宿泊体験を通して、地域の人々と旅行者の交流を創出する地方創生の観点」について
  5. 「開催地の自治体の要請等により自宅を提供する」について

これらの項目を読むことで、自分が実施するケースに合わせたより正確な内容をつかむことが可能です。

加えて、実施時の注意点についても解説しています。

【イベントホームステイ(イベント民泊)を実施する際の留意点】

  1. 自宅提供者およびイベントホームステイ(イベント民泊)実施状況の把握
  2. 自宅提供者に対する研修の実施
  3. 自宅提供者に対する損害保険への加入勧奨
  4. 住民への説明および苦情受付の窓口設置
  5. 仲介サイトの活用
  6. 実施状況の報告

イベントホームステイをするうえで見過ごしがちな注意喚起が書かれているので、しっかりと読み込むことをおすすめします。

後半では、

  • イベントホームステイ(イベント民泊)の実施に向けた作業フロー
  • イベントホームステイ(イベント民泊)公募書
  • イベントホームステイ(イベント民泊)申込書
  • イベントホームステイ(イベント民泊)要請書
  • イベント開催時の取扱いQ&A
  • 民泊サービスと旅館業法に関するQ&A

が順に記載。自分に必要なページをピックアップして活用できます。

イベントホームステイを実施する場合、担当者はまずこのガイドラインをチェックしましょう。

出典:観光庁・厚生労働省「イベント民泊ガイドライン(イベントホームステイガイドライン)」
https://www.mlit.go.jp/common/001322040.pdf

次は、イベントホームステイを推進するAirbnb(エアビーアンドビー)の取り組みについてお伝えしますね。

イベントホームステイを推進するAirbnb(エアビーアンドビー)の取り組み事例

Airbnb(エアビーアンドビー)は2020年1月、千葉市と連携して2020東京オリンピック・パラリンピック期間中に、「イベントホームステイ」を活用したホームシェア実施を発表しました。

Airbnbとは、

  • 空き部屋を貸したい人(ホスト)
  • 部屋を借りたい人(ゲスト)

をつなぐウェブサービスで、日本を含む世界190ヶ国34,000以上の都市で利用されています。

Airbnbは国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)との間で、2020年〜2028年までの「TOP(The Olympic Partner)パートナー」契約を締結。これにあわせて、ホームシェアホストを募集しています。

ホームシェアホストへの応募要件は

  • 市内に応募者が居住する自宅があること
  • 該当する自宅の提供について、賃貸借契約やマンション管理規約に違反しないこと

の2つ。ホームシェアの提供にあたっては、ホームシェアホスト実務研修の受講が必要です。

Airbnbの取り組みにより、今後さらにイベントホームステイが身近なものになっていくでしょう。

Airbnbを活用したインバウンド対策については、「インバウンド対策としてのairbnb:民泊新法と手続きを知ろう」をご一読ください。

イベントホームステイでインバウンド客の満足度アップを実現!ガイドラインに沿って準備を進めよう

ここまで、イベントホームステイのガイドラインについてお伝えしました。

おさらいしますと、イベントホームステイはイベント開催時に自治体の要請を受けることで、自宅を旅行者へ提供できるようになる仕組みです。

観光庁と厚生労働省は2019年末に「イベント民泊ガイドライン」の改訂を公表。2020年東京オリンピック・パラリンピックなどの機会に、「ホームステイを通した住民と旅行者との交流」を促進を図ろうとしています。

改訂されたポイントは2つです。

【イベント民泊ガイドラインの改訂ポイント2つ】

  1. 通称を「イベント民泊」から「イベントホームステイ」へ変更
  2. イベント民泊を実施するための要件に「交流機会の創出」を追加

ガイドラインに掲載されている内容は以下の通り。

  • イベントホームステイの実施条件についての説明
  • イベントホームステイを実施する際の留意点
  • イベントホームステイ(イベント民泊)の実施に向けた作業フロー
  • イベントホームステイ(イベント民泊)公募書
  • イベントホームステイ(イベント民泊)申込書
  • イベントホームステイ(イベント民泊)要請書
  • イベント開催時の取扱いQ&A
  • 民泊サービスと旅館業法に関するQ&A

イベントホームステイを実施するさいには、まずこのガイドラインをチェックすることをおすすめします。

イベントホームステイは、日本の暮らしや日本人との交流に興味があるインバウンド客の満足度を大きく高めることが可能です。

地域で大きなイベントが開催されるタイミングにあわせて、ぜひ実施を検討してみてはいかがでしょうか。

民泊事業の動向については、「楽天グループが民泊事業をスタート!ラグビーW杯で注目された民泊をインバウンド集客に活かそう」をご一読ください。

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