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観光業界で重要な「サステナビリティ」とは?世界で注目を集めるサステナブル・ツーリズムを解説

「なんで観光業界でサステナビリティが重要視されているんだろう?」

と思っている方。

サステナビリティは直訳すると「持続可能性」を意味し、観光業界において注目を集めている考え方です。

世界的に観光産業が盛り上がる一方で、大勢の観光客を受け入れている観光地には過度な負担がかかっています。

観光産業において、多くの人を受け入れつつ現地に住む人たちの生活を守るには、サステナビリティの考え方は欠かせません。

とはいえ、具体的にサステナビリティがどのようなものを指すのかはわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 観光業界におけるサステナビリティが急務。「サステナブル・ツーリズム」が生まれた背景について解説
  • 観光業界のサステナビリティで重要な基準となる「サステナブル・ツーリズム国際認証」
  • 観光業界のサステナビリティに取り組む「Travalyst(トラバリスト)」

の順にお伝えします。

横文字が多くてハードルが高そうに感じますが、概要をつかむことは難しくありません。

まずはこの記事で、観光業界におけるサステナビリティについて知りましょう!

観光業界におけるサステナビリティが急務。「サステナブル・ツーリズム」が生まれた背景について解説

UNWTO(国連世界観光機関)は2019年2月、2018年の世界観光統計と2019年の見通しを発表しました。

それによると、2018年の国際観光客数は前年から6%増加し、14億人に到達。2010年にUNWTOがまとめた長期予測では14億人に到達するのは2020年と見込んでおり、結果的に2年も早まった計算です。

国際観光客が増える一方で、観光客を受け入れている観光地では問題も増えています。

  • マナー問題
  • 渋滞や混雑
  • 物価の高騰

など、世界中から観光客が集中することで様々な弊害が発生。それに加えて、

  • CO2の排出
  • 建造物の汚損
  • 自然の踏み荒らし

など、環境に対する配慮も問題視されています。

そのような背景を踏まえ、2017年に国連は「開発のための持続可能な観光の国際年(International Year of Sustainable Tourism for Development)」を宣言。サステナブル・ツーリズムに対する注目が集まりました。

国連は、観光産業がすでに世界のGDPの10%を占める重要な産業となっており、2030年には9人に1人が観光産業に従事する可能性について指摘。今後の展開において、サステナブル・ツーリズムを推進することが重要だとの判断を示しました。

国連が掲げた17の持続可能な開発目標のうち、3つは観光産業に関わるものです。

【観光産業に関わる持続可能な開発目標】

  1. 継続的、包括的かつ持続可能な経済成長、すべての人に対する完全かつ生産的な雇用と適切な雇用の促進
  2. 持続可能な消費および生産形態の確保
  3. 持続可能な開発のための海洋、海浜および海洋資源の保存および持続的な活用

世界において、いかに観光産業の影響が大きくなっているかがよくわかります。

出典:国際連合広報センター「2017年は『開発のための持続可能な観光の国際年』」
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/23163/

日本では観光業界に対するサステナビリティの意識がまだ低い

世界で観光業界に対するサステナビリティ意識が高まる中、日本においてはその意識がまだ低いです。

旅行予約サイト大手の「ブッキング・ドットコム」は2019年に、世界の旅行者に対してサステナブル・トラベル(旅行先の環境やコミュニティに配慮した旅行)に関する調査を実施。

今後1年の間に「環境に配慮した宿泊施設に滞在する予定である」と答えた旅行者は、全体の73%にのぼりました。

このように回答した旅行者は4年連続で増えており、日本でも同様の傾向が確認できます。

【「環境に配慮した宿泊施設に滞在する予定である」と答えた旅行者の割合】

  • 2016年:62%
  • 2017年:65%
  • 2018年:68%
  • 2019年:73%

しかしながら、「宿がエコに配慮していることを知った場合、その宿を予約する可能性は高くなるだろう」と答えた旅行者が全体で70%であったにもかかわらず、 日本人の場合は36%でした。

特に以下の質問で世界と日本の間に差が大きく出ています。

【世界と日本の間で差が大きかった質問】

世界の旅行者 日本の旅行者
よりサステナブルに旅行する方法がわからない 37% 49%
予定があるため、選べるサステナブルな選択肢に限りがある 34% 49%
よりサステナブルに旅行するためにすべきことを理解している 50% 28%

この結果から、日本人におけるサステナブルな旅行に対する関心や知識の低さがうかがえます。

出典:ブッキング・ドットコム「ブッキング・ドットコムが2019年の『サステイナブル・トラベル』に関する調査結果を発表」
https://news.booking.com/sustainable-travel-report/

次は、観光業界のサステナビリティで重要な基準となる「サステナブル・ツーリズム国際認証」についてお伝えしますね。

観光業界のサステナビリティで重要な基準となる「サステナブル・ツーリズム国際認証」

観光業界のサステナビリティで重要な基準となるのが、「サステナブル・ツーリズム国際認証」です。

サステナブル・ツーリズム国際認証は国連が定める認証で、

  • 観光地用
  • 宿泊施設・ツアーオペレーター用

の2つが用意されています。

認証を受けるに当たっての基準は4つです。

【サステナブル・ツーリズム国際認証の基準】

  1. 持続可能な経営管理
  2. 地域コミュニティの社会的・経済的利益の最大化と悪影響の最小化
  3. 文化遺産の魅力の最大化と悪影響の最小化
  4. 環境メリットの最大化と悪影響の最小化

認証を受けることで世界有数の「持続可能な観光地」と認知され、集客力を高めることが可能です。

出典:UNWTO「SUSTAINABLE DEVELOPMENT」
https://www.unwto.org/sustainable-development

次で、観光業界のサステナビリティに取り組む「Travalyst(トラバリスト)」についてお伝えしますね。

観光業界のサステナビリティに取り組む「Travalyst(トラバリスト)」

2020年2月、「Travalyst」パートナーシップがサステナビリティの取り組みを評価する、フレームワーク策定の開始を発表しました。

「Travalyst」パートナーシップは、

  • 英国サセックス公爵殿下(ヘンリー王子)
  • Booking.com
  • Skyscanner
  • Tripadvisor
  • Trip.com
  • Visa

が共同で発足したグローバル・パートナーシップです。

策定を進めているフレームワークは、旅行業界全体のサステナビリティ取り組みを点数で評価し、各分野で活用できるようにするためのもの。

横断的な評価ができるようになることで、

  • よりサステナブルな旅行の選択肢を人々が理解し、見分けやすくなる
  • サステナビリティに取り組んでいる旅行サービス事業者を評価しやすくなる

などのメリットがあります。

出典:PRTIMES「『Travalyst(トラバリスト)』パートナーシップ持続可能な旅行と観光の選択肢を模索するサステイナビリティに関する新たなフレームワークの開発を発表!」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000232.000015916.html

これからの観光業界においてサステナビリティの考え方は必須。持続可能な観光をアピールしてさらなる集客アップを図ろう!

ここまで、観光業界におけるサステナビリティについてお伝えしました。

おさらいしますと、サステナビリティは直訳すると「持続可能性」を意味し、観光業界において注目を集めている考え方です。

世界では国際観光客が増える一方で、

  • マナー問題
  • 渋滞や混雑
  • 物価の高騰

などの様々な弊害が発生。それに加えて、

  • CO2の排出
  • 建造物の汚損
  • 自然の踏み荒らし

など、環境に対する配慮も問題視されています。

そのような背景を踏まえ、2017年に国連は「開発のための持続可能な観光の国際年(International Year of Sustainable Tourism for Development)」を宣言。サステナブル・ツーリズムに対する注目が集まりました。

世界で観光業界に対するサステナビリティ意識が高まる中、日本においてはその意識がまだ低いです。

インバウンド事業に取り組むのであれば、持続可能な観光「サステナブル・ツーリズム」をアピールしてさらなる集客アップを図りましょう!

地方で注目を集める「スローツーリズムとは?意味や効果、地方自治体の取り組み事例などを紹介します」についても、ぜひご一読ください。

[anamedia]

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