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エコツーリズムとは?地域の自然や環境を保護しながら、インバウンド集客を実現するポイントを解説

「エコツーリズムってなんだろう」

と感じている方。

エコツーリズムとは「地域にある文化や習慣、自然、環境を守りながら観光してもらうこと」です。観光客には地域の魅力を楽しむツアーなどを提供しますが、少人数での開催など環境に負担をかけません。

地域にある文化や自然を守りながら、訪日外国人など観光客の集客も実現できます。

とはいえ、エコツーリズムの具体的な内容や効果は、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • エコツーリズムとは地域の魅力を伝えながら自然や環境を保護すること
  • エコツーリズムによるインバウンド集客への効果3つ
  • エコツーリズムはガイドの雇用がポイント!おすすめの資格2つ

を紹介します。

「いきなりエコツーリズムに取り組むのは難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずはエコツーリズムの概要や事例について、ざっくりと理解しましょう!

エコツーリズムとは地域の魅力を伝えながら自然や環境を保護すること

エコツーリズムとは、地域にある文化や習慣などの魅力を観光客に伝えながら、そのエリアの自然や環境を保護する観光方法です。環境省によって2008年に「エコツーリズム推進法」も施行されています。

エコツーリズムの目的は「地域にある文化や習慣、自然、環境を守ること」。

まず観光客に地域の観光資源をアピールして、旅行中は実際に体験し学んでもらいます。その観光による集客に取り組む中で、住民も地域の魅力や価値を理解し、保護につながると考えられています。

実際の活動には例えば、

  • ツアーの人数を少数にする
  • 地域の食材を使った料理を提供する
  • 観光による収益の一部を自然環境の保護活動に使う

などがあります。

また保全活動や集客への取り組みから、地域が活性化することも。

地域の文化を守りながら、持続可能な観光資源になることを目指します。

環境省が定めたエコツーリズムに関する5つの推進方策

環境省はエコツーリズムを推進するために、以下の5つの方策を発表しています。

【環境省が定めたエコツーリズムを推進するための5つの方策】

  • エコツーリズム憲章:エコツーリズムの理念をさまざまな人に伝えるための憲章
  • エコツアー総覧:エコツアーの取り組みをインターネットで公開
  • エコツーリズム大賞:エコツーリズムを実践する地域や事業者を表彰
  • エコツーリズム推進マニュアル:エコツーリズム推進のための手法やポイントを公開
  • エコツーリズムモデル事業:エコツーリズムのモデル地区を選定、支援

環境省はこれらの方策を通して、エコツーリズムの推進や課題解決を進めます。これらの方策はエコツーリズムに取り組む地域を増加させることが目的です。

エコツーリズムとグリーンツーリズムの違い

エコツーリズムと似た言葉に「グリーンツーリズム」がありますが、まったく同じものではありません。

2つの言葉は、以下のように目的が異なります。

  • グリーンツーリズム:地方にある農村や漁村の活性化
  • エコツーリズム:自然や環境の保護

グリーンツーリズムは地方で農業や漁業の体験、住民との交流を通して自然を楽しむもの。

そのためグリーンツーリズムでは宿泊施設などを地域に作ることがありますが、エコツーリズムでは新たに観光スポットを作ることがありません。

いまある観光資源を使って観光客を呼び込むことが多いです。

グリーンツーリズムについて、詳しくは「グリーンツーリズムとは?農村や漁村が地元独自の体験を提供することで、活性化につながる」を参考にしてみてください。

エコツーリズムの取り組みや事例:日本と海外

次はエコツーリズムに成功した事例として、

  • 北海道
  • 鹿児島
  • フィリピン
  • コスタリカ

を紹介します。

エコツーリズムに成功した日本の場所1:北海道の知床

北海道の知床半島はエコツーリズム推進モデル事業に選ばれたことで、日本の中でも早くからエコツーリズムに取り組んでいる地域です。

具体的には、豊かな自然の中で以下のようなツアーを開催しています。

  • 原生林と野生動物の鑑賞
  • 流氷ウォーク
  • ホエールウォッチング
  • フォレストウォーク

ツアーは少ない人数で開催するので、自然や地域に負担がかかることはありません。

2004年から2006年の3年事業として取り組み、現在もエコツーリズムへの取り組みは継続されています。

エコツーリズムに成功した日本の場所2:鹿児島県の屋久島

エコツーリズムの取り組みが世界的にも有名な屋久島のエリアでも実施されています。

屋久島では

  • 屋久島の自然や文化にふれあう機会の提供
  • 地域資源の保全と適正な管理
  • 地域振興への貢献

を実現するエコツーリズムが目標です。

屋久島地区エコツーリズム推進協議会は、自然や文化の保全に向けて以下の取り組みを実施しています。
【屋久島で進んでいるエコツーリズムの取り組み】

  • 屋久島ガイド登録と認定制度
  • 里のエコツーリズム
  • 西部地域の利用ルール

屋久島は日本を代表する観光地でもあるため、利用者が増えています。一方で、利用マナーの低下が起きていることが問題です。

エコツーリズムを広めていくことで、屋久島の自然を守ることにつながります。

出典:環境省「屋久島エコツーリズムガイドブック」
http://www.env.go.jp/park/kirishima/data/files/yakushima10.pdf

エコツーリズムに成功した海外の場所1:フィリピンのボホール島

フィリピンのボホール島は人口115万人ほどの小さな島ですが、主に以下を観光資源としてエコツーリズムに取り組んでいます。

  • メガネザルの鑑賞
  • 船上からの蛍鑑賞

ボホール島には「ターシャ」という夜行性のメガネザルが生息しており、大人しくしている昼間に鑑賞しようと多くの人が集まります。夜間には蛍鑑賞を開催しており、「ロマンチックだ」と人気を集めました。

また国内外問わず、観光客から環境使用料を徴収しています。

フィリピン政府は他にも

  • エルニド島:エコツーリズム開発料
  • ボラカイ島:環境料

を支払う義務を定め、観光と環境の保全に積極的です。

エコツーリズムに成功した海外の場所2:コスタリカのモンテベルデ雲霧林保護区

エコツーリズムを紹介する上で、コスタリカは知っておきたい国の1つです。

コスタリカはエコツーリズム発祥の地とも言われており、国土の4分の1が国立公園や自然保護区として指定されています。

自然環境の保全にも積極的で、かねてよりエコツーリズムを推進してきました。国が指定した保護地区には規定があり、動物だけではなく自然の景色なども保護の対象です。

また、コスタリカで有名な「モンテベルデ雲霧林保護区」は民間のナショナルトラストによって運営されています。

運営は入場料やガイドの料金で実施しており、売り上げの一部は植林活動に利用。自然を減らさないような仕組み作りが成立しています。

その結果、コスタリカの観光収入は2015年から上昇し続けています。

自然を守る意識が高いコスタリカはエコツーリズムを進めていく上でお手本となる国であることは間違いありません。

エコツーリズムによるインバウンド集客への効果3つ

ここからは、エコツーリズムによるインバウンド集客への効果として、

  1. 長い期間での集客が期待できる
  2. 地域の文化や習慣を温存できる
  3. 長期滞在を好む欧米圏の富裕層を呼び込める

の3つを解説しますね。

効果1:長い期間での集客が期待できる

1つ目は「長い期間での集客が期待できる」です。

最初にエコツーリズムは地域にある観光資源を活用するうえに、保護できるように努めながら観光客にアピールするとお伝えしました。地域の自然や環境が保護されるぶん、長期的に観光資源を活用しながら集客することが可能です。

持続可能な観光を実現することで、ひとつの観光資源で多くの人に、長い期間アピールできます。

効果2:地域の文化や習慣を温存できる

2つ目は「地域の文化や習慣を温存できる」です。

近年、従来の「マスツーリズム」によって景観が壊される、住民が今まで通りに生活できないなど観光公害が問題となっていました。エコツーリズムはこれらの観光資源の保護が目的なので、観光公害が起きることはありません。

地域の文化や習慣、自然など本来の姿をキープできるので、地域住民なども安心して生活できます。

効果3:長期滞在を好む欧米圏の富裕層を呼び込める

3つ目は「長期滞在を好む欧米圏の富裕層を呼び込める」です。

実はエコツーリズムは、欧米圏の観光客から人気を集めています。

特に富裕層は環境保護への関心が高く、エコツーリズムに取り組むエリアを好んで旅行することも少なくありません。

さらに富裕層は長期滞在を好むことが多いため、旅行中の消費額も高くなりやすいです。

滞在中の消費額も増えやすく、地域の宿泊施設や小売店などの売上アップも期待できます。

ここまでエコツーリズムの効果をお伝えしましたが、地域ではガイドを雇用することでさらなる集客や売上アップにつながるといわれています。ガイドから詳しい説明を聞くことで、地域に対する新しい視点や関心が生まれるからです。

そこで次は、エコツーリズムでおすすめのガイド資格をお伝えしますね。

エコツーリズムはガイドの雇用がポイント!おすすめの資格2つ

ここからはおすすめのガイド資格として、

  1. 通訳案内士
  2. グッドウィルガイド

の2つを紹介します。

資格1:通訳案内士

1つ目は「通訳案内士」です。

通訳案内士とは、訪日外国人を専門とするプロの通訳ガイドのこと。

英語や訪日客の母語で日本文化などを紹介するので、インバウンド客の満足度は高くなります。

詳しくは「2018年1月より通訳案内士法が改正。訪日客と通訳ガイドはどうなる?」をご一読ください。

資格2:グッドウィルガイド

2つ目は「グッドウィルガイド」です。

グッドウィルガイドとはボランティアの通訳ガイドです。旅行中に言語の面で困っているインバウンド客を見かけたときに、積極的に手助けする人を指しています。

あくまでボランティアですが、そのぶんガイドになるハードルは低くて挑戦しやすいです。

詳しくは「インバウンドの観光をサポートするグッドウィルガイド。応募資格や応募方法、取り巻く環境まで詳しく解説」をご一読ください。

エコツーリズムへの取り組みが長期的なインバウンド集客につながる

今回は、エコツーリズムの概要や効果について解説しました。

おさらいすると、エコツーリズムとは地域にある文化や習慣などの魅力を観光客に伝えながら自然や環境を保護する観光方法です。

地域がエコツーリズムに取り組むことで、以下3つの効果が期待できます。

  1. 長い期間での集客が期待できる
  2. 地域の文化や習慣を温存できる
  3. 長期滞在を好む欧米圏の富裕層を呼び込める

エコツーリズムで訪日外国人を集客するにあたって、ガイドの雇用などもおすすめです。観光客がスムーズに旅行できる環境を整えておくことで、インバウンド客の満足度は高まるはずです。

また、近年では新しい観光スタイルであるニューツーリズムが増加しています。エコツーリズムを含むニューツーリズムは「体験・交流」に重点が置かれています。

ニューツーリズムについて押さえておくと、観客のニーズに合わせた観光スタイルをインバウンド集客に提供できます。

詳しくは、「代表的なツーリズムの10種類を紹介。注目のニューツーリズムとは」をご一読ください。

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