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ロケツーリズムとは?地域におけるインバウンド集客の効果や事例、成功のポイントを解説します

「ロケツーリズムってなんだろう…」

と感じている方。

ロケツーリズムとは、映画やドラマのロケ地となった地域を観光資源とし、撮影地の風景や食事などを楽しんでもらう考え方です。観光客は映画やドラマの世界観を感じられるため、結果として地域のファンになることが少なくありません。

地方自治体は地域にあるホテルや小売店などの集客と売上アップ、そして地域活性化などが期待できます。

とはいえ、ロケツーリズムが本当に効果があるのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • ロケツーリズムとは、映画やドラマのロケ地を観光資源とする考え方
  • ロケツーリズムに取り組んだ地域の事例:成功例と失敗例
  • ロケツーリズムの参考になる団体や資料

を紹介します。

「いきなりロケツーリズムに取り組むのは難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずはロケツーリズムについて、ざっくりと理解しましょう!

ロケツーリズムとは、映画やドラマのロケ地を観光資源とする考え方

ロケツーリズムとは、映画やドラマの撮影地となった地域を観光資源とし、観光客を呼び込む考え方です。実際に日本では、朝の連続テレビ小説や大河ドラマ、映画などのロケ地が賑わっていることが少なくありません。

目的は「映画やドラマのファンがロケ地で作品の世界に浸り、結果として地域のファンになってくれること」。

観光客はロケ地の風景はもちろん、観光スポットや食事、住民との交流を楽しむことも多いです。地域の文化や人とふれあうことで、通常の旅行とは異なる体験ができます。

観光客はその中で地域の魅力に気づき、定期的に訪れるようになることも。

宿泊施設や飲食店などにお客さまが増え、地域活性化にもつながります。

次で理由を詳しく解説しますね。

ロケツーリズムが地域活性化につながる理由はファンや撮影クルーの長期滞在

先ほどロケツーリズムは映画やドラマのファンを呼び込み、地域のファンになってもらうことを目指しているとお伝えしました。

ロケ地となることが集客のきっかけとなり、地域活性化につながることは多いです。

その理由は、主に以下の3つ。

  1. ファンは聖地巡礼として撮影地を訪れることが多いので集客が期待できる
  2. 撮影クルーの長期滞在でホテルや飲食店は売上アップにつながる
  3. 日本の映画やドラマ、アニメファンには外国人も多い

作品の種類によっては広いロケ地が必要となり、都内では撮影が難しいことも少なくありません。地方が撮影に適していることも多く、撮影クルーの長期滞在によってホテルや飲食店は売上アップにつながります。

撮影クルー、日本人の観光客、インバウンド客によって、地域を訪れる人の増加や店舗の売上アップが期待できるのです。

とはいえ、本当にロケツーリズムが地域活性化につながるのかは、イメージしにくいかと思います。

そこで次は、ロケツーリズムに取り組んだ地域の事例をお伝えしますね。

ロケツーリズムに取り組んだ地域の事例:成功例と失敗例

ここからは、ロケツーリズムでインバウンド集客に成功した事例を成功例と失敗例にわけて紹介します。

ロケツーリズムの成功例

ロケツーリズムの成功例として、

  • 岐阜県飛騨市
  • 岩手県久慈市
  • 佐賀県唐津市

の3つを解説しますね。

事例1:岐阜県飛騨市は映画『君の名は。』のモデルに

岐阜県飛騨市は長編アニメ映画『君の名は。』のモデルとなり、駅や図書館、地域の風景などが聖地といわれています。

実際に飛騨市を訪れる観光客の数は、映画が公開された2016年前後で以下のように変化しています。

  • 2015年:97万808人
  • 2016年:100万5,881人
  • 2017年:113万852人

出典:岐阜県飛騨市「平成30年 飛騨市観光客入込者数等について(1月~12月)」
https://www.city.hida.gifu.jp/uploaded/life/9310_17063_misc.pdf

また2018年の「第1回ロケツーリズムアワード」で、最優秀賞にも選ばれました。

作品の人気が高かったこともあり、多くのファンが飛騨市を訪れています。

また『君の名は。』は長野県諏訪市などもモデルになっているため、同じように多くのファンが聖地巡礼をしています。

事例2:岩手県久慈市は連続テレビ小説『あまちゃん』の舞台に

岩手県久慈市は、2013年上半期における朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の舞台となりました。

『あまちゃん』も人気が高かったため、放送年には約34万4,000人のファンが訪れています。

その経済効果は約30億6,400万円といわれており、地域活性化につながっています。

出典:Travel Voice「あまちゃん効果で観光入込客34.4万人、観光消費額は30.6億円と推計」
https://www.travelvoice.jp/20130820-7613

また『あまちゃん』の人気は一過性のものではありません。放送が終わった後も多くの観光客が久慈市を訪れるなど、人気を維持しています。

事例3:佐賀県唐津市はアニメ『ユーリ!!! on ICE』のモデルに

佐賀県唐津市はフィギュアスケートのアニメ『ユーリ!!!ON ICE』のモデルとなりました。実際に唐津市が登場しているわけではありませんが、主人公の出身地である架空の町「長谷津市」のモデルが唐津市といわれています。

唐津市はモデルとなったことで、原作者のサイン展示会を開催しました。

地域にある飲食店や売店などでサインを展示し、ファンを呼び込むきっかけを作っています。

ロケツーリズムの失敗事例:北海道

ロケツーリズムには、失敗事例もあります。

例えば北海道の富良野市。1980年代から放送したドラマ『北の国から』の舞台となり、作中で使われた衣装や小道具を展示する資料館をオープンするほどの人気です。

ドラマ終了後もスペシャル版などの放送で人気が続き、一時期は年間9万人が訪れる人気スポットとなっていました。

しかしスペシャル版の放送も終了してからは、お客さまが以前ほど訪れなくなりました。資料館はもともと個人経営だったこともあり、経営が苦しくなった2016年に閉館しています。

このように作品が終了してしばらく経つと、ファンの聖地巡礼も終わることがあります。

継続的に地域に観光客を呼び込むには、人気が続く質の高い作品作りや専門家の指導が欠かせません。

そこで次は、ロケツーリズムによる集客をサポートしてくれる団体や資料をお伝えします。

ロケツーリズムの参考になる団体や資料

最後にロケツーリズムの参考として、

  • ロケツーリズム事例集
  • ロケツーリズム協議会

の2つを紹介しますね。

観光庁がロケツーリズム事例集を公開

「ロケツーリズム事例集」とは、観光庁が提供している資料です。これまでロケツーリズムに取り組んだ地域の活動内容や成果をまとめています。

実際にロケツーリズムに成功した地域の取り組みを参考にすることで、集客の成功率は高まります。

また観光庁は「ロケツーリズムマニュアル」も公開していますので、地方自治体の担当者様は参考にしてみてください。

ロケツーリズム協議会が発足し、セミナーなどを開催

地域のロケツーリズムを支援する団体として、「ロケツーリズム協議会」も発足しています。

ロケツーリズム協議会とは、ロケツーリズムの成功を目指して研究に取り組む団体のこと。松竹芸能やオスカープロモーションなど芸能事務所、地方自治体、民間企業などが参加しており、2019年度から一般社団法人となりました。

ロケツーリズム協議会では、ロケの誘致や受け入れ、集客などロケツーリズムを総合的にサポートしています。

初めてロケツーリズムに取り組む地域でも、これまでの成功ノウハウを手にしている協議会のサポートがあれば、失敗を防ぐことが可能です。

詳しくは、「ロケツーリズム協議会が目指すこと」を参考にしてみてください。

ロケツーリズムで作品のファンを呼び込んで、地域活性化につなげよう

今回は、ロケツーリズムについて解説しました。

おさらいすると、ロケツーリズムとは映画やドラマの撮影地となった地域を観光してもらう考え方です。その中で地方の食事や風景などを楽しんでもらい、そのエリアのファンになってもらうことを目指します。

実際にロケツーリズムの成功例として、以下3つの地域があります。

  • 岐阜県飛騨市
  • 岩手県久慈市
  • 佐賀県唐津市

そしてロケツーリズムの成功をサポートする団体や参考資料として、以下2つもお伝えしました。

  • ロケツーリズム事例集
  • ロケツーリズム協議会

ロケツーリズムを通して撮影クルーや作品のファンを呼び込み、地域の交流人口や消費額を増やしましょう!

また初めてインバウンド集客に取り組む地方自治体は、補助制度の活用などもおすすめです。

インバウンド対策に活用できる制度について、詳しくは「インバウンド受け入れ体制整備は大丈夫?補助制度を活用してインバウンド対策を進めよう!」をご一読ください。

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