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中国の祝日「端午節」が注目される3つの理由とは?あわせて知っておきたい連休も紹介

「中国の祝日である端午節ってなんだろう。需要が高まっているって本当かな…」

と感じている方。

中国は6月に「端午節(たんごせつ)」という祝日があり、多くの人が3連休となります。2020年はコロナウイルスの影響で外出や旅行を控えてきたこともあり、この端午節に中国国内の旅行や観光の需要が回復すると期待されています。

また端午節はもともと無病息災を願う日でもあるため、このタイミングで注目する人が少なくありません。

今年の動向を参考にすれば、インバウンド客が回復したときの参考にもなります。

とはいえ、端午節がどのような祝日なのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 2020年、中国の祝日「端午節」は6月25日の予定
  • 中国の祝日「端午節」の需要が高まっている理由3つ
  • 【2020年、2021年版】注目しておきたい中国の祝日3選

を紹介します。

「いきなりインバウンド客の回復にそなえるのは難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは端午節について、ざっくりと理解しましょう!

2020年、中国の祝日「端午節」は6月25日の予定

中国には「端午節」という祝日があり、2020年は6月25日であることが決まっています。読み方は「たんごせつ」で、英語では「Dragon Boat Festival」や「Duanwu Festival」といいます。

そもそも「端午節」は、戦国時代における楚の政治家で愛国詩人でもあった「屈原」を偲ぶ日のこと。由来は以下の通りです。

屈原は国の上層部に進言を聞き入れられなかったことで、川に身を投げて自殺してしまいます。

そして民衆が助けるために船を出し、遺体を魚から守るために川に米を投げました。この出来事がきっかけで5月5日に船を出す習慣ができ、後にもち米で作る「ちまき」を食べる習慣も生まれています。

また中国では、十二支を各月に当てはめて「牛の月」にあたる5月に、薬草を摘んで健康を祈願する習慣もありました。このときに菖蒲酒を飲んだり、よもぎで作った人形を飾ったりして、無病息災をお願いします。

このことから端午節は旧暦の5月5日、現在の暦では5月下旬〜6月中旬にあたります。

中国の伝統節句のひとつであり、春節や中秋節と同じくらい大切に考えられています。

端午節は3連休になる人が多く、ドラゴンボートレースなどが開催される

端午節は3連休になることが多いです。

実際に過去3年間の日程を見てみましょう。

【近年の「端午節」の日程】

  • 2017年:5月30日(連休は5月28〜30日)
  • 2018年:6月18日(連休は6月16〜18日)
  • 2019年:6月7日(連休は6月7〜9日)

2020年も6月25〜27日にかけて3連休であり、2021年は6月12〜14日(端午節当日は14日)と予想されています。

端午節には、スポーツ競技である「ドラゴンボートレース」が開催されます。

ドラゴンボートとは龍のような飾りがある細長いボートで、それぞれ舵取り1人と太鼓手1人、そして18〜20人の漕ぎ手を乗せて順位を競うスポーツのこと。中国のさまざまなエリアで大会が開催され、観戦する人も少なくありません。

もしくはちまきを食べるなど、過ごし方は人それぞれです。

端午節について、詳しくは「中国圏の節日「端午節」とは。わかりやすく紹介します」をご一読ください。

ここまで端午節について解説しました。

実は2020年の端午節は、中国で需要が高まっています。その理由を次で紹介しますね。

中国の祝日「端午節」の需要が高まっている理由3つ

端午節の需要が高まっている理由として、

  • 無病息災を願う祝日でもあるから
  • コロナウイルスの影響で外出や旅行の意欲が高まっているから
  • 台湾や香港など他の中華圏も祝日だから

の3つを解説します。

理由1:無病息災を願う祝日でもあるから

1つ目は「無病息災を願う祝日でもあるから」です。

先ほど端午節は無病息災を願う祝日でもあるとお伝えしました。もともと菖蒲湯やよもぎには邪気を払う力があるといわれており、病気も追い払うと考えられています。

2020年はコロナウイルスの感染者や死者数が増えているため、多くの人が端午節の本来の意味を意識して、無病息災を願う気持ちが強まると予想されます。

理由2:コロナウイルスの影響で外出や旅行の意欲が高まっているから

2つ目は「コロナウイルスの影響で外出や旅行の意欲が高まっているから」です。

コロナウイルスの感染拡大によって、多くの人がこの数ヶ月間は外出や旅行を控えているかと思います。本来なら春節など外出を楽しむ時期に自粛せざるを得なくなったことで、落ち着いたころに「旅行したい」と考えている中国人も少なくありません。

そして中国では感染者の増加が落ち着いたことから、一部の地域で観光スポットなどの営業を再開しています。アプリで健康状態を提示するなどまだまだ制限はありますが、国内旅行や周辺地域の観光を楽しもうと考えている人も。

3連休の国内旅行から少しずつ状況が改善すれば、今後インバウンド客の回復も期待できそうです。

実際にJIMCの調査によって、約8割の中国人がコロナウイルスの終息後に訪日旅行を考えていることが明らかになりました。

詳しくは「JIMCが新型コロナ終息後の中国人旅行者について調査。約8割が訪日を計画する見込み」をご一読ください。

理由3:台湾や香港など他の中華圏も祝日だから

3つ目は「台湾や香港など他の中華圏も祝日だから」です。

端午節は中国だけの祝日ではありません。同じ中華圏である台湾や香港も祝日であり、以下の日程となっています。

  • 台湾:6月25〜28日
  • 香港:6月25日

香港は1日のみですが、台湾は4連休です。

特に台湾は国内のコロナウイルス感染者がそれほど多くないので、自国での外出や観光を計画する人も存在すると予想されます。

台湾や香港でもドラゴンボートレースが開催される、ちまきを食べるなど、習慣や行事は中国とほとんど変わりません。

これから状況が改善されると、端午節の3連休に台湾や香港からのインバウンド客も増加することが期待できます。

ここまで端午節のニーズが高まっていることをお伝えしましたが、2020年の6月はまだまだ海外旅行できる状況ではありません。

そこで最後に、端午節の他に知っておきたい中国の祝日を紹介します。

【2020年、2021年版】注目しておきたい中国の祝日3選

中国で知っておきたい祝日として、

  • 清明節
  • 中秋節
  • 国慶節

の3つを解説しますね。

中国の祝日1:清明節

清明節とは、毎年春分の日から15日後にあたる祝日です。

草木の芽生えなど明るく生命力のあふれる季節であることから、日程は毎年4月上旬になることが多いです。実際に2020年は4月4日でした。

清明節には、「お墓参り」や「宴会」をすることが多いです。先祖のご加護と平和を祈ることから、日本のお盆と似ています。

2021年の清明節は4月4日となり、4月3〜5日にかけて3連休の予定です。

詳しくは「中国圏の祝日「清明節」とは。わかりやすく紹介します」をご一読ください。

中国の祝日2:中秋節

中秋節は毎年9〜10月ごろにある祝日で、中国では春節の次に大きな祝日といわれています。

中秋節の由来は、かつて中国の皇帝がこの時期に豊作を祈って、音楽を奏でながら月に祈りを捧げていたこと。現在は月見をしたり、提灯を飾ったりして過ごします。

また国慶節と重なることもあるため、大型連休として過ごす人も少なくありません。

2020年の日程は10月1日、2021年は9月21日の予定です。

中秋節について、詳しくは「中国の節日「中秋節」とは。わかりやすく紹介します」をご一読ください。

中国の祝日3:国慶節

国慶節は毎年10月にある祝日です。先ほど紹介した中秋節と同じく、春節の次に大きな祝日と考えられています。

国慶節とは、中国の建国記念日のこと。そのため国全体がお祝いムードに包まれ、最大7〜8連休になる企業や学校も少なくありません。

日程は毎年同じであるため、2020年と2021年どちらも10月1日が国慶節となります。

コロナウイルスが収束していれば、インバウンド客の回復も期待できそうです。

国慶節について、詳しくは「国慶節とは?概要と中国人インバウンド客への対策をご紹介」をご一読ください。

端午節など中国の祝日を把握して、インバウンド客の回復にそなえる

今回は中国の祝日「端午節」について解説しました。

おさらいすると、端午節とは戦国時代における楚の政治家で愛国詩人でもあった「屈原」を偲ぶ日のこと。また無病息災を願う日でもあります。

多くの人が3連休になる祝日であり、2020年は以下の理由から需要が高まっています。

  • 無病息災を願う祝日でもあるから
  • コロナウイルスの影響で外出や旅行の意欲が高まっているから
  • 台湾や香港など他の中華圏も祝日だから

中国は一部エリアで観光スポットが営業を再開するなど、国内旅行は回復しつつあります。今後は端午節など祝日に、少しずつ海外旅行のニーズも高まることが期待できます。

他にも紹介した中国の祝日を参考にしながら、インバウンド客の回復にそなえましょう。

また今後中国人インバウンド客を集客するために、効果的なプロモーションの方法を知っておくのもおすすめです。

詳しくは「中国人へのプロモーションを効果的に行うには?プロモーションのポイントを解説」をご一読ください。

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