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新型コロナウイルスによる4月からGWにおける影響まとめ。インバウンドへの影響と対策も解説

「4月やゴールデンウィークは新型コロナウイルスによる影響がどれくらい出たのかな…」

と思っている担当者の方。

新型コロナウイルスの影響で4月のインバウンド客は2,900人まで減少しており、観光業などの売上は大きな打撃を受けています。

一方で、巣ごもり消費によってECのショッピングが増えており、ポジティブな影響を受けている業界もあります。

インバウンド客数が減っても国内での需要をおさえていれば、売上の減少を食い止めることは可能です。

とはいえ、実際にどのような影響があったのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 新型コロナウイルスの影響を4月の訪日客は2,900人にまで減少
  • インバウンド客の減少によるJRや航空業界への影響
  • 巣ごもり消費の増加によるゴールデンウィーク中の消費動向まとめ

を紹介します。

「いきなり4月のデータを活かして対策を考えるのは難しい」と感じるかもしれませんが、4月の影響について把握するだけならハードルは高くありません。

まずは4月の新型コロナウイルスによる影響について、ざっくりと理解しましょう!

新型コロナウイルスの影響を4月の訪日客は2,900人にまで減少

日本政府観光庁によると、4月のインバウンド客数は前年同月と比較して99%減の2,900人となりました。

観光庁が統計を開始した1964年以降、インバウンド客数が1万人を割ったのは初となります。

昨年までインバウンド需要を満たしていた東アジアのインバウンド客は

  • 中国人(200人)
  • 韓国人(300人)
  • 台湾人(300人)

と、激減しています。

出典:日本政府観光局「訪日外客数(2020 年 4 月推計値)」
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/200520_monthly.pdf

新型コロナウイルスの拡大を防ぐために世界中で外出禁止や海外渡航制限がかかっており、日本を訪れる観光客も減少しています。

次は、インバウンド客の減少により、国内の企業などが受けている影響を解説します。

インバウンド客の減少によるJRや航空業界への影響

新型コロナウイルスの影響を受けて、様々な業界で売上が落ちています。

ここからは4月から5月にかけて各業界における新型コロナウイルスの影響について解説します。

【JR旅客】ゴールデンウィークの利用客は前年比5%

JR旅客会社6社はゴールデンウィークにおける新幹線利用の概要を発表しました。4月24日から5月6日までの利用概要は以下の通りです。

【ゴールデンウィーク期間のJR】

JR北海道 2万6,000人
JR東日本 31万8,000人
JR東海 30万3,000人
JR西日本 19万人
JR四国 1万7,000人
JR九州 6万2,000人
全体 91万6,000人

出典:TRAICY「JR各社のGW利用客、前年比5% 約1,620万人減」
https://www.traicy.com/posts/20200507156670/

前年度と比較すると95%減となっており、大きな打撃を受けています。JR各社はゴールデンウィーク以降も減便を継続しており、復活の目処は立っていません。

【航空業界】国内線、国際線の両方における旅客数が減少

航空業界でもゴールデンウィークにおける予約状況を発表しました。航空各社が発表したゴールデンウィークの予約状況は以下の通りです。

【各航空キャリアの2020年GW期間における予約数】

国際線 国内線
全日本空輸(ANA) 国際線:9,269席(前年比:96.1%減) 国内線:132,011席(前年比:89.1%減)
日本航空(JAL) 国際線:5,132席(前年比:97.6%減) 国内線:120,342席(前年比:87.3%減)
スカイマーク(SKY) 国際線:なし 国内線:19,482席(前年比:88.9%減)
スターフライヤー(SFJ) 国際線:0席(前年比:100.0%減) 国内線:3,835席(前年比:90.1%減)
ピーチ(APJ) 国際線:0席(前年比:100.0%減) 国内線:8,342席(前年比:89.3%減)
ジェットスター(JJP) 国際線:0席(前年比:100.0%減) 国内線:8,876席(前年比:92.5%減)
春秋航空(SJO) 国際線:181席(前年比:98.2%減) 国内線:102席(前年比:99.4%減)
エアドゥ(ADO) 国際線:なし 国内線:5,953席(前年比:90.9%減)
ソラシドエア(SNJ) 国際線:なし 国内線:7,873席(前年比:86.0%減)

予約数を発表した航空会社を合計すると、

  • 国際線は1万4,582人
  • 国内線は30万6,816人

となっています。

出典:Aviation Wire「GWの予約数、国際線97%減 国内線も激減、各社減便相次ぐ」
https://www.aviationwire.jp/archives/201218

渡航制限や外出自粛によって前年度の数値を大きく下回る結果となりました。

ここまで航空業界やJRなど、新型コロナウイルスのネガティブな影響について解説しました。

次は新型コロナウイルスによって受けたポジティブな影響について解説します。

巣ごもり消費の増加によるゴールデンウィーク中の消費動向まとめ

新型コロナウイルスにより売上が減少している業界が多いですが、逆にポジティブな影響を受けているECなどの業界もあります。

ここからはポジティブな業界がどのような影響を受けているかについて解説します。

巣ごもり消費によってオンライン決済の割合が上昇

新型コロナウイルスによる外出自粛を受けて、家の中での生活を充実させるための「巣ごもり消費」が増えています。

株式会社Kyashが実施したアンケートによると、ゴールデンウィーク中の消費動向は以下の通りです。

【実店舗とオンラインの決済金額割合】

全体 10代 20代 30代 40代 50代以上
実店舗 12.7% 6.1% 10.4% 12.2% 13.9% 18.1%
オンライン 87.3% 93.9% 89.6% 87.8% 86.1% 81.9%

【決済回数が多い上位50加盟店】

20代 30代 40代
1 EC EC EC
2 スマホ決済 コンビニ コンビニ
3 コンビニ スマホ決済 スマホ決済
4 スーパー スーパー スーパー
5 フリマアプリ ドラッグストア ドラッグストア

出典:PR TIMES「[Kyash消費動向調査]ゴールデンウィークの消費動向を調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000020416.html

実際に店舗に足を運んで決済するよりも巣ごもり消費の影響で、オンライン決済で買い物をする人が増えています。

オンライン決済が増加しており、自社製品をインターネットを通して販売できるシステムの導入が欠かせません。

ここからは、オンライン決済で消費者が購入した品目や金額について解説します。

ゴールデンウィーク中の個人の消費金額は減少。自宅内消費が大きく増加

株式会社マクロミルが実施した調査によると、ゴールデンウィーク期間の消費金額は

  • 4月第5週:12,400円
  • 5月第1週:13,900円

となりました。

例年のゴールデンウィークは帰省によって、消費金額が大きく増加する傾向があります。しかし、緊急事態宣言の影響で帰省をする人が減少し、今年の消費金額は前年よりも6,000円〜7,500円ほど減少しました。

また、ゴールデンウィーク期間の消費品目については以下の通りです。

【ゴールデンウィークにおける消費品目】

  1. お酒:30.0%(2019年:24.9%)
  2. 自宅の特別な食事:23.4%(2019年:11.3%)
  3. 家族との外食:11.2%(2019年:42.4%)
  4. 食事・飲み会:3.4%(2019年:22.0%)
  5. 国内旅行:0.4%(2019年:11.9%)
  6. 映画・スポーツ観戦等:0.2%(2019年:7.9%)

「家族との外食」や「国内旅行」などの自宅外での消費品目は前年度より減少。一方で、自宅で消費する「お酒」や「自宅の特別な食事」が増加しました。

新型コロナウイルスの影響によって、外出せず自宅内で過ごす人が多いです。ECを活用して外出せずにできる消費行動をうながすことが、事業の売上につながります。

出典:PR TIMES「新型コロナウイルスが消費者心理に及ぼす影響を、定点観測調査から分析 ~ゴールデンウィーク消費、「自宅外」消費が大幅減の一方で、「自宅内」消費は増加~(マクロミル調べ)」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000540.000000624.html

新型コロナウイルスの影響が大きかった4月。巣ごもり消費を捉える活動が今後のカギか

今回は新型コロナウイルスによる4月のインバウンドへの影響について解説しました。

おさらいしますと、2020年4月の訪日客数は2,900人にまで減少。観光庁が訪日客の統計を取り始めた1964年以来、1万人を割ったのは初となります。

インバウンド客の減少は海外旅行の需要が減っている影響が大きいです。

インバウンド客の減少によって、国内の観光業は大きな打撃を受けており、

  • JRの利用客は90%ほど減少
  • 飛行機の利用は国際線・国内線ともに大きく減少

など、前年度と比較すると大きく売上がダウンしています。

一方で、新型コロナウイルスの影響を受けてECを活用したオンライン消費が増加しています。

巣ごもり消費の影響を受けて

  • オンライン決済の割合が上昇
  • ゴールデンウィークは自宅内での消費が増加

のような影響が出ています。

新型コロナウイルスの終息の目処が立たないため、しばらくはECを活用した巣ごもり消費が続くことが予想されます。

これを機に外出しないお客さまに商品を届ける対策を考えて、売上につなげてみてください。

また、事業担当者の方は新型コロナウイルスの終息後まで事業を継続させる対策について考えなければいけません。

そのためにも事業をサポートしてくれる支援金や補助金について知っておく必要があります。

地方自治体が発表している観光業を支援するための制度や補助金について、詳しくは「地方自治体の観光業を支援する制度や補助金まとめ。申請して終息後のインバウンド集客へ」をご一読ください。

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