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【徹底解説】WeChatミニプログラムとは?特徴やメリット、活用事例を紹介

「WeChatミニプログラムってなんだろう…」
と感じているインバウンド担当者の方。

WeChatミニプログラムとは中国最大のSNSアプリ「WeChat」で利用できる、追加機能の1つです。

このWeChatミニプログラムには

  • EC
  • ゲーム
  • フードデリバリー
  • 地図

など200種類以上のサービスがあり、230万以上のプログラムが登録されています。

WeChatミニプログラムの大きな特徴は、そのアクティブユーザー数です。

WeChatと同じくらい利用者が多い、決済サービス「Alipay」や検索エンジン「Baidu」でもミニプログラムは提供しています。しかしWeChatのミニプログラムは1日で4億人以上のアクティブユーザーが存在し、他のミニプログラムより圧倒的に多いです。

そのため、日本企業も中国の新たなインバウンド需要を取り込もうと、WeChatミニプログラムに注目しています。

とはいえ、WeChatミニプログラムとインバウンドはいきなり結びつけにくいですよね。

そこで、この記事では

  • WeChatミニプログラムの特徴
  • WeChatミニプログラムのサービス例、活用した事例
  • WeChatミニプログラムを企業で活用するメリット

を紹介していきます。

いきなりWeChatミニプログラムを活用するのは難しいかもしれませんが、特徴やメリットを知るだけならハードルは高くありません。

まずはこの記事でWeChatミニプログラムについて、ざっくりとおさえましょう。

そもそもWeChatとは

まず「WeChat」とは中国のIT企業であるテンセントが運営している中国最大のSNSサービスです。中国の人口は約13億9,000万人にのぼり、そのうち10億人以上がWeChatのアカウントを登録しているほど普及しています。

いわば日本における「LINE」のようなものです。メッセージの送受信はもちろんのこと、ニュースを確認したり、コンビニの支払いで「LINE Pay」を利用したり、日常生活の幅広いシーンで活躍しますよね。

そのようなLINEと同じようにWeChatも

  • チャットトーク
  • 無料電話
  • WeChat Payによる決済機能
  • 企業の公式アカウント

などのサービスが備わっています。

上記のサービスに加えて、WeChatにはWeChatミニプログラムの機能があることが特徴です。

次で詳しく解説します。

WeChatミニプログラムのメリットとは

WeChatミニプログラムの大きなメリットはアプリをインストールせずに、アプリと同じようなサービスを気軽に利用できることです。

例えばUberEatsなどのフードデリバリーサービスは「まずは一度だけ使ってみたい」と思った場合でも、専用のアプリをインストールしなければりません。

しかし、WeChatミニプログラムでは専用のアプリをインストールしなくても、WeChat内で同じようなサービスを受けられます。さらに決済はWeChatの登録情報を連携するだけなので、手間がかからずスムーズです。

このようにWeChatミニプログラムは

  • インストールしないため端末の容量が圧迫されない
  • アプリのように細かな設定が不要
  • 定期的な更新がない
  • WeChatの個人データを紐付けできる

などのメリットがあります。

WeChatミニプログラムの機能

WeChatミニプログラムの基本機能は以下の通りです。

  • QRコードの読み取り
  • WeChatでの共有
  • チャット機能
  • 利用履歴の保存
  • 検索機能

それぞれを簡単に紹介します。

QRコードの読み取り、WeChatでのシェア

街中にあるQRコードを読み取ることで、そのサービスのWeChatミニプログラムを起動できます。また友人にWeChatミニプログラムを共有したい場合、WeChatから手軽に共有可能。

チャット機能

WeChatにもチャット機能はありますが、WeChatミニプログラムのチャット機能では店舗やサービスと直接メッセージでのやり取りができます。

LINE@のようなものと考えて大丈夫です。

利用履歴の保存

利用頻度の高いWeChatミニプログラムは優先的に表示されたり、お気に入りに登録も可能。

検索機能

WeChat内で検索すれば、商品やサービス内容をわざわざ他のWebサイトに訪れることなく閲覧できます。

WeChatミニプログラムを活用したサービス例

WeChatミニプログラムを活用したサービスのうち下記3つを紹介します。

  • 拼多多(ピンドゥオドゥオ)
  • 喜茶(HEYTEA)
  • 跳一跳(テャオイーテャオ)

拼多多(ピンドゥオドゥオ)

拼多多では、2017年にWeChatミニプログラムのサービスを導入。

拡散すると割引されるクーポンが配信したり、タイムセールなどを活用したりして売上が拡大。2018年にはユーザー数が1億人増加するほどです。

喜茶(HEYTEA)

ミルクティーを販売する喜茶ではWeChatミニプログラム「喜茶GO」を導入。

ユーザーの位置情報から店舗が表示されて、そのまま注文と決済が可能です。列に並ばなくても商品を受け取れるため、ユーザーの満足度向上につながりました。

商品の決済はWeChatミニプログラム内で終了しているので、お金のやり取りもなく店舗側の負担も減少しています。

跳一跳(テャオイーテャオ)

跳一跳はブロックを飛び越えていくというシンプルなWeChatミニプログラムのゲームです。

得点をユーザー同士でシェアできることもあり、4日間でユーザー数が4億人を突破するほど大ブームに。

スポーツメーカーのNIKEがこのアプリの広告に2,000万元(約3億円)を出したことが話題にもなりました。

WeChatミニプログラムを活用する企業のメリットとは

企業がWeChatミニプログラムを取り入れると下記のメリットがあります。

  • サービスの開発費を抑えられる
  • サービスをリリースするまでの期間を短くできる
  • アプリを新規作成するよりも顧客を獲得しやすい
  • 中国インバウンドのユーザーを獲得できる

順番に解説します。

サービスの開発費を抑えられる

通常のアプリであれば

  • iOS版
  • Android版

の2種類を開発しなければなりません。

WeChatミニプログラムはWeChat内のシステムで動作すればよいため、1種類の開発で済みます。またアプリの開発は多くの費用が必要な場合が多いですが、WeChatミニプログラムでは100万円ほどで1から開発できます。

サービスをリリースするまでの期間を短くできる

新しくWebサービスやアプリを開発するとなると、半年〜数年かかる場合が少なくありません。

しかし、WeChatミニプログラムではWeChatという共通のシステムを利用しているため、開発期間の短縮が可能です。

アプリを新規作成するよりも顧客を獲得しやすい

WeChat上でWeChatミニプログラムのサービスを拡散できるため、認知度のすばやい向上が見込めます。

またWeChatのユーザー数は月間12億人以上。その拡散力をそのままWeChatミニプログラムに活かせることも大きな魅力です。

中国インバウンド向けにサービスを絞れる

WeChatミニプログラムの1日におけるアクティブユーザー数は4億人以上。自社のサービスや商品が中国のインバウンド向けであると明確に定まっている場合、WeChatミニプログラムは特に有効になります。

このようなメリットからWeChatミニプログラムは下記の条件に当てはまる企業に適していると言えます。

  • アプリを開発したいが予算はできるだけ抑えたい
  • サービスをできるだけ早く開始したい
  • ターゲットが中国インバウンド向けに定まっている
  • WeChatによる拡散力でブランドイメージを高めたい

WeChatミニプログラムをインバウンドで活用するには

WeChatミニプログラムを企業がインバウンドで活用するには、以下4つの方法が考えられます。

  • ホームページの作成
  • ECサイトの構築
  • Webサービスの展開
  • メディア運営

ホームページの作成

自社のホームページをWeChatミニプログラムで作成。

インバウンド向けの企業であれば企業情報やサービス内容を紹介し、お問い合わせフォームを設置します。また飲食店やテーマパークであれば、中国語に対応したメニューや予約機能を追加することも可能です。

ECサイトの構築

運営しているECサイトをWeChatミニプログラム内でも構築します。オンライン決済もWeChat内で完結することが可能です。

Webサービスの展開

インバウンド向けのホテル予約や観光案内サービスなど、さまざまなWebサービスをWeChatミニプログラムで展開できます。

WebサイトだけでなくWeChatミニプログラムでも展開することで、中国インバウンド客から検索されやすくなり、認知度アップにつなげることが可能です。

メディア運営

インバウンド向けに自社ブログや化粧品や飲食店のポータルサイトをWeChatミニプログラムで運営。情報を発信する媒体として利用できます。

補足:WeChatミニプログラムの導入後、さらに集客数を増やすには

また、上記4つの方法に加えて

  • ユーザーからの質問をWeChatミニプログラムのチャット機能で回答
  • 店頭にQRコードを提示
  • WeChatでの公式アカウントを作成

を行うことで、ユーザーを獲得するための集客経路が増えるはずです。

次はWeChatミニプログラムの具体的な活用事例を紹介します。

WeChatミニプログラムのインバウンド活用事例

下記の会社ではWeChatミニプログラムをインバウンド向けに活用しています。

クロスボーダーネクスト株式会社

WeChatの公式アカウントを展開させるために、自社メディアの「良品誌LPZine」をWeChatミニプログラム内で運営しています。日本のお土産や化粧品などの情報を発信。

参考:https://www.cbn.co.jp/lpzine%ef%bc%88%e8%89%af%e5%93%81%e5%bf%97%ef%bc%89

株式会社富士急ハイランド

2018年4月からWeChatミニプログラムを展開しています。WeChatでオンラインチケットが購入可能に。富士急ハイランド内ではWeChat Payも導入しているため、WeChatの利便性を高めています。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000812.000001110.html

株式会社テレビ東京ダイレクト

羽田空港の免税店商品を事前予約できるサービスをWeChatミニプログラムで展開。帰国前に国際線ターミナルの総合免税店「TIAT DUTY FREE SHOP CENTRAL」で免税商品を受け取れます。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000921.000002734.html

WeChatミニプログラムを活用して、中国インバウンドからの売上アップを

この記事ではWeChatミニプログラムの特徴や活用事例を紹介しました。

ユーザーがWeChatミニプログラムを利用すると、日本の飲食店などを中国から検索して予約、決済までが完結できます。

さらに企業側は自社のサービスやキャンペーン情報を中国インバウンドに発信でき、ユーザーの拡散までを見込めるのです。

ただしWeChatミニプログラムを日本で開発するには

  • 自社で開発する場合、中国語が必須
  • WeChatミニプログラムを開発できる企業がまだ少ない

などの課題や問題点も。

ただ、既存のWeChatミニプログラムを活用するだけでも、ユーザーにさまざまなメリットが生まれ、売上アップにつながるはずです。

中国人向けのインバウンド対策で有効なWeChat PayやAlipayについて、詳しくは「【中国人向けインバウンド対策】AlipayとWeChat Payの機能、違いを解説します」をご一読ください。

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