インバウンド向けSEO対策とは?コンテンツ作成の流れから注意点まで解説します

「インバウンド向けのSEO対策って、何をすればいいのだろう…」

と感じているインバウンド担当の方。

SEO対策とは、「ユーザーが求める内容の記事や動画などのコンテンツを用意して、検索結果の上位表示を目指すこと」です。ユーザーが求める情報を提供し満足してもらうことで、自社製品やサービスのプロモーション、認知度アップが期待できます。

インバウンド向けSEO対策のメリットとして、比較的大きな費用が必要ないことがあげられます。日本にいながらウェブページを作るため、少なめの予算で海外向けプロモーションが実現します。

とはいえ、どのようなSEO対策をすればいいのか、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • インバウンド向けSEO対策とは
  • インバウンド向けにSEO対策をするメリット
  • インバウンド向けSEO対策を実施する5つのステップ

を紹介します。「SEO対策って難しそう」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけなら簡単です。

まずはインバウンド向けSEO対策について、ざっくりと理解しましょう!

インバウンド向けSEO対策とは、ユーザーが求めるコンテンツを用意すること

インバウンド向けSEO対策とは、「ユーザーが求める内容の記事や動画などのコンテンツを用意する」ことです。

例えばインバウンド客が、「日本 化粧品 購入方法」と自国の言語で検索したとします。このときユーザーが求めているものは、「日本の化粧品を購入できるECサイト」や「日本の化粧品を購入できるお店」が出てくることですよね。

このときに、自社のECサイトが検索結果の上位に表示されていれば、ユーザーが自社のECサイトを通して商品を購入する可能性があります。

ウェブページの評価は、世界中で使われているGoogleなどの検索エンジンによって実施されています。

このときにGoogleが「ユーザーが求めている情報である」と判断することで、検索結果の上位に表示され、ユーザーが自社ページを閲覧する数も増えます。

SEO対策を実施することで、

  • メーカー
  • ECサイト
  • 小売店

などは自社製品やサービスの認知度アップ、さらには売上アップが期待できます。

反対に、Googleが「ユーザーが求めていない情報」と判断すれば、検索結果の順位は低下。閲覧の可能性も下がり、自社製品のプロモーションや認知度アップにはつながりません。

SEO対策は、インバウンドマーケティングの1つ

SEO対策は、インバウンドマーケティングの1つです。

インバウンドマーケティングとは、将来のお客さまであるユーザーに「自社商品やサービスを見つけてもらうこと」が狙いです。そのためにウェブ上でユーザーの求める情報を提供し、興味や関心を抱いてもらう必要があります。

そしてインバウンドマーケティングに対して、「アウトバウンドマーケティング」という言葉があります。次で詳しく説明します。

アウトバウンドマーケティングとは、ユーザーに直接商品を売り込むこと

アウトバウンドマーケティングとは、「企業からユーザーに商品やサービスを売り込んでいくこと」です。

例えば、

  • 飛び込み営業
  • テレアポ
  • ダイレクトメール
  • ウェブページの広告
  • 販売員のセールストーク

などです。

アウトバウンドマーケティングは、これまで多くの企業が効果を実感していた方法ですが、近年はそうでもありません。

興味のない情報だった場合、お客さまは不快に感じることもあります。記憶には残りやすいですが、商品やサービスに興味のないユーザーへのアプローチは簡単ではありません。

インバウンドとアウトバウンドに違いについて詳しくは、「インバウンドとは?アウトバウンドとの違いなど、用語を解説」で解説しています。

このように近年は、インバウンドマーケティングが効果的であり、特に海外へのアプローチとしてSEO対策は有効です。

そこで続いては、インバウンド向けにSEO対策を実施するメリットをお伝えします。

インバウンド向けにSEO対策をする3つのメリット

インバウンド向けSEO対策のメリットは、

  1. 長期的な集客ができる
  2. 費用をおさえることができる
  3. SNSでのシェアによる拡散が期待できる

の3つです。1つずつ解説します。

1.コンテンツが上位に表示されることで、長期的な集客ができる

Googleでは、記事が1位や2位など上位に表示されると、検索順位が落ちることはなかなかありません。そのため一度でも上位表示されることで、長期的な安定した集客を見込めます。

また閲覧回数が多くなることで、Googleからの検索ランキングの評価が高くなることがあります。閲覧数が増えることでさらに上位表示されやすくなり、さらなるユーザーへのアプローチが可能です。

2.海外の代理店を通す必要がないため、費用をおさえることができる

今まで海外向けにプロモーションをするときは、海外の代理店を通す必要がありました。

しかしSEO対策は、日本にいながらでもウェブページを作ることでインバウンド対策が可能です。そのため、代理店に支払っていた費用をおさえることができ、少なめの予算でインバウンド対策が実現します。

3.SNSでのシェアによる拡散が期待できる

インターネット上のコンテンツとSNSの連携は欠かせません。

というのも観光庁の調査で、72.1%のインバウンド客がスマホで情報収集をしていることが明らかになっています。そして彼らは、TwitterやInstagramなどのSNSを参考にしています。

出典:観光庁「旅行動態の変化の状況」

そのため、SNSのシェアボタンをウェブページに設置することで、シェアによる拡散が起きます。拡散されることで、新たなユーザーへのアプローチも期待できます。

ここまでインバウンド向けにSEO対策を実施するメリットをお伝えしました。

続いては、インバウンド向けのSEO対策の流れをお伝えします。

インバウンド向けSEO対策を実施するときの5つのステップ

インバウンド向けSEO対策は、以下5つのステップを実施します。

  1. キーワードを選ぶ
  2. 競合サイトの調査
  3. コンテンツの作成
  4. 閲覧数など効果のチェック
  5. リライトなどコンテンツの編集

1つずつ解説します。

1.キーワードを選ぶ

まずユーザーが検索すると考えられるキーワードを選びましょう。このキーワードをもとに、記事や動画などコンテンツの内容を考えます。

このときにキーワードプランナーなどを使うと、ユーザーがよく検索しているキーワードを知ることができます。

キーワードプランナーの使用にはGoogleのアカウントが必要なため、用意しておきましょう。

2.キーワードを検索して、10位までの競合サイトをチェックする

選んだキーワードを実際に検索して、競合サイトをチェックしましょう。

SEO対策では、10位以内に入ることで閲覧数や購入率がアップすると考えられています。10位までは必ずチェックし、どのような内容が書かれているかメモしましょう。

3.記事や動画などコンテンツの作成

キーワードと競合サイトの内容をもとに、記事や動画を作成します。

このときに、

  • 信頼性:情報の正しさ
  • 専門性:専門的な知識
  • 権威性:専門家など知識のある人が書いていることの証明
  • 網羅性:上位10サイトの内容を含んでいること

の4つが入っていると、上位表示されやすいです。

そしてさらに、上位10サイトには入っていなかった“オリジナリティー”を加えることで、ユーザーは新たな情報を手に入れることができます。

ほかのサイトにはなかった内容があれば、ユーザーの満足度もアップ。検索順位が上がる可能性があるため、オリジナルな内容も入れましょう。

そうしてコンテンツが完成すれば、あとはウェブページにアップするだけです。

4.閲覧数や購入率など効果をチェックする

ウェブページ作成後、しばらくしてから効果を測定します。ページの表示順位や閲覧数、メーカーやECサイトであれば、購入率などもチェックしましょう。

SEO対策では効果が出るのは「早くて2週間」、「遅くて3カ月」のため、2〜3日など短い日数ではなかなか結果が出ません。2〜3カ月たってから効果をチェックすると、ユーザーの反応をしっかりと知ることができます。

5.修正などコンテンツの編集

もしも3カ月以上たっても効果を実感できないときは、修正などを加えましょう。

文章や写真などを加えて、また3カ月間ほどたった頃に効果をチェックします。

この1〜5のステップを繰り返して、ユーザーが満足するサイトを作っていきます。

そしてインバウンド向けSEO対策には、日本語のSEO対策と異なるいくつかの注意点があります。

次で詳しく解説します。

インバウンド向けにSEO対策をするときの注意点

インバウンド向けSEO対策を実施するときは、

  • インバウンド客が理解できる言い回しや表現を使う
  • 言語ごとにURLをわける

などの注意点があります。それぞれ解説します。

インバウンド客が理解できる言い回しや表現を使う

多言語でサイトを作るときは、自然な言い回しが必要です。

もちろん翻訳サービスを使うことは問題ありませんが、機械的な言い回しになりやすいです。検索するときは固い表現よりも、現地で使われる言葉の方が検索されやすいです。

外国人スタッフによる翻訳サービスを使うなど、よりインバウンド客に伝わる表現で作るほうが効果的です。

多言語でサイトを作るときは、URLを言語ごとにわける

英語だけでなく、中国語や韓国語、フランス語など多言語でサイトを作るときは、言語ごとにページのURLをわける必要があります。

同じページにいくつもの言語が書かれていると、ユーザーは「読みにくい」と感じてしまいます。

言語ごとに独自のURLを作ることで、ユーザーが「読みやすい」と感じ、Googleからも高評価に。上位表示の可能性が高まります。

URLを言語ごとにわけることは、特に越境EC サイトで効果的です。越境サイトについて詳しくは、「海外向け越境ECサイト制作での5つの課題と解決策。インバウンド消費の促進効果あり」で解説しています。

このように、インバウンド向けSEO対策というと難しく感じるかもしれませんが、流れを理解すれば簡単です。

まずはキーワードプランナーを使って、検索されているキーワードを知るところから始めてみてはいかがでしょうか。

インバウンド向けSEO対策をすることで、さらなる集客が期待できる

ここまでをおさらいします。

インバウンド向けSEO対策とは、「ユーザーが求める情報が含まれたコンテンツを用意すること」です。インバウンド客が求める情報を表示することで、自社製品やサービスの認知度アップなどが期待できます。

インバウンド向けSEO対策には、以下3つのメリットがあります。

  • 長期的な集客ができる
  • 費用をおさえることができる
  • SNSでのシェアによる拡散が期待できる

そしてSEO対策を実施するときの流れは、以下の通りです。

  1. キーワードを選ぶ
  2. 競合サイトの調査
  3. コンテンツの作成
  4. 閲覧数など効果のチェック
  5. リライトなどコンテンツの編集

このときに「インバウンド客が理解できる言い回しや表現を使う」「言語ごとにURLをわける」ことに注意しましょう。

インバウンド向けのSEO対策というと難しく感じるかもしれませんが、日本にいながら海外のお客さまにアプローチできるチャンスです。

そしてSEO対策を実施するのはインバウンド担当の方ですが、「新しくインバウンド担当になったものの、何から始めればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

インバウンド担当の役割などは「インバウンド担当とは?訪日外国人へ質の高いおもてなしをして、売上アップする方法」で解説していますので、あわせてチェックしてみてください。

 

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