「Matsuri-Japan Festival」とは?インバウンドに人気な日本の祭を徹底解説!

「Matsuri-Japan Festivalって何だろう。インバウンドへの影響も知りたい。」

と思っている方。

「Matsuri-Japan Festival」とは「日本のお祭り」を指し、訪日観光客から人気を集めています。お祭りは重要な観光資源であり、うまく活用できれば今以上にインバウンドを呼び込むことが可能です。

とはいえ、どのような点がインバウンドを呼び込むポイントになるのかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

  • 「Matsuri-Japan Festival」とはインバウンドに人気な「日本の祭り」
  • インバウンドが注目する日本の三大祭り「祇園祭」「天神祭」「神田祭」
  • 日本の祭りが抱える課題は「言語の壁」

の順にお伝えします。

「Matsuri-Japan Festival」と聞くと横文字で難しく感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、「Matsuri-Japan Festival」についてざっくりと知りましょう!

「Matsuri-Japan Festival」とはインバウンドに人気な「日本の祭り」

「Matsuri-Japan Festival」とはインバウンドの人気を集めている「日本の祭り」のことです。

インバウンドのマーケティング事業を展開する「トレンダーズ」の調査機関が訪日観光客に対して実施したアンケートによると、「夏の日本でやってみたいこと」のトップが「夏祭り(79%)」でした。

2017年は外国から年間で約2,869万人の観光客が訪れており、夏祭りが開かれる7月は訪日観光客がもっとも増える月です。

日本政府観光局(JNTO)が毎年公表している「訪日外客統計の集計・発表」からは、

  • 訪日観光客数は7月がもっとも多い
  • 7月に日本を訪れる訪日観光客は年々増えている

の2点がわかります。

【2017年の訪日観光客数】

2017年 訪日観光客数(人)
1月 2,295,668
2月 2,035,771
3月 2,205,664
4月 2,578,970
5月 2,294,717
6月 2,346,442
7月 2,681,518
8月 2,477,428
9月 2,280,406
10月 2,595,148
11月 2,377,900
12月 2,521,300

【7月の訪日観光客数推移】

7月の訪日観光客数(人)
2012年 847,194
2013年 1,003,032
2014年 1,270,048
2015年 1,918,356
2016年 2,296,451
2017年 2,681,518

出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客統計の集計・発表」

訪日外国人の支出額はオーストラリアがトップ

観光庁が2018年8月に発表した「訪日外国人消費動向調査」によると、訪日外国人の旅行支出額において、上位5つの国は以下の通りです。

【訪日外国人1人当たり旅行支出額】(4-6月期)

  1. オーストラリア:264,327円
  2. スペイン:243,743円
  3. イギリス:218,944円
  4. 中国:209,951円
  5. イタリア:208,822円

旅行支出額トップはオーストラリアで、前年に比べて2割以上伸ばす結果となりました。

オーストラリアと日本の間の訪日観光客数は、2015年からオーストラリア観光客が上回っている状況です。2017年には約45万人のオーストラリア人が日本を訪れました。

シドニーでは、毎年12月に「Matsuri Japan Festival」が開かれる

オーストラリアのシドニーでは、毎年12月に「Matsuri Japan Festival」が開かれており、2017年には来場者数5万5,000人を達成。

イベント会場では、

  • お祭りでの遊び:ヨーヨー釣り、おもちゃすくい、輪投げなど
  • 日本の伝統文化:茶道、生け花、習字、折り紙など
  • 文化体験:箸づくり、藍染め

などを楽しむことができます。

出典:MATSURI JAPAN FESTIVAL

SNSへの投稿からインバウンドに人気の夏祭りを分析

訪日外国人の観光行動分析ツール「inbound insight」を提供する「Nightley」は、2016年7月19日から2016年8月18日にかけて、夏祭りを楽しむ訪日外国人の動向を調べました。

この期間において「祭」に関する投稿が多かったエリアは、

  • 近畿:46%
  • 関東:36%

の2地域です。

もっとも投稿が多かった近畿エリアをさらに分析すると、

  • 祇園祭(京都)
  • 鴨川納涼祭(京都)
  • 天神祭(大阪)

に関する投稿が多く、これらの祭りが人気を集めていることがわかりました。

訪日外国人に人気の祭に共通する特徴は以下の3つです。

  1. 知名度が高い
  2. 開催期間が長い
  3. アクセスしやすい

SNSを分析することでインバウンドのニーズを知り、インバウンド対策に活用することができます。

次は、インバウンドが注目するに日本の三大祭りについてお伝えしますね。

インバウンドが注目する日本の三大祭り「祇園祭」「天神祭」「神田祭」

インバウンドが注目する日本の三大祭りは、

  1. 祇園祭(京都)
  2. 天神祭(大阪)
  3. 神田祭(東京)

です。それぞれの祭りの特徴をお伝えします。

1. 祇園祭(京都)

祇園祭はおよそ1100年前から続く、京都市八坂神社の祭礼です。

特に「京都祇園祭の山鉾(やまぼこ)行事」はユネスコ無形文化遺産にされており、外国人にも広く知られています。

  • 期間:毎年7月1日から約1ヶ月間
  • 場所:八坂神社(京都市東山区祇園町625番地)
  • 見どころ:17日と24日に行われる33基の「山鉾巡行」

2. 天神祭(大阪)

そもそも天神祭は、日本各地の天満宮で催される祭を指します。その中でも大阪天満宮で催される天神祭がもっとも有名なため、天神祭といえば大阪のものを指すようになりました。

大川に映るかがり火や提灯灯り、花火などの華麗な催しから「火と水の祭典」とも呼ばれています。

  • 期間:毎年6月下旬から約1ヶ月間
  • 場所:大阪天満宮 (大阪府大阪市北区天神橋2丁目1−8)
  • 見どころ:川のそばで繰り広げられる「船渡御」と「奉納花火」

3. 神田祭(東京)

神田祭は徳川将軍も見物に来たと言われている、江戸時代より続く全国的に有名なお祭です。「日本三大祭」だけでなく、「江戸三大祭」の1つにも数えられています。

2年に1度だけ本祭が催され、神輿や曳き物などの豪華な大行列が神田・日本橋エリアを練り歩きます。

  • 期間:毎年5月中旬から約1週間
  • 場所:神田明神(東京都千代田区外神田2丁目16−2)
  • 見どころ:神田・日本橋などを約30キロにわたって巡行する「下町大行列」

次は、日本の祭りが抱える課題についてお伝えします。

日本の祭りが抱える課題は「言語の壁」

日本の祭りが抱える課題は「言語の壁」です。

京都市が実施している「京都観光総合調査」によると、京都を訪れたインバウンドのうち10.9%が、

  • 言葉が通じない
  • もっと外国語の案内がほしい

などの不満を感じていることがわかっています。

インバウンドが望む観光スポットは主要な祭りだけでなく、地方のよりディープな祭りにも広がっているのが現状です。しかしまだまだそのニーズに応えきれておらず、地方の祭りでは

  • 英語に対応したサイトが少ない
  • 情報そのものが不足している

などの課題が浮き彫りになっています。

日本の祭は重要な観光資源。多言語に対応してインバウンドを獲得する

ここまで、「Matsuri-Japan Festival」についてお伝えしました。

おさらいしますと、「Matsuri-Japan Festival」とはインバウンドに人気の「日本の祭」のことです。

訪日観光客は日本の「祭」に期待を寄せており、夏祭りの多い7月に観光客数はピークに達します。

もっとも人気のある祭は「日本三大祭」と呼ばれる、

  1. 祇園祭(京都)
  2. 天神祭(大阪)
  3. 神田祭(東京)

で、人気のポイントは、

  1. 知名度が高い
  2. 開催期間が長い
  3. アクセスしやすい

であることをお伝えしました。インバウンドを呼び込むためにはこれら3つのポイントを押さえたうえで、多言語への対応を進めていくことが必要です。

特に地方のお祭はインバウンドのニーズがありながらも、

  • 英語に対応したサイトが少ない
  • 情報そのものが不足している

などの状況により、インバウンド獲得の機会を失っています。

多言語対応は観光スポットだけにとどまらず、インバウンドにニーズのある商品やサービスすべてにおいて必要です。

今後もますますインバウンドは増加することが見込まれています。そのため、多言語対応を進めることで機会損失を避け、売上アップができるはずです。

店頭における多言語対応については、「インバウンド客への多言語対応でスムーズな接客を! 手軽にできる対策からおすすめアプリまでご紹介」をチェックしてみてください。

 

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