国内外で人気のナイトアクティビティとは?トレンドを押さえてインバウンド需要の獲得を

「ナイトアクティビティって何だろう。インバウンドを増やすきっかけになるらしいけど、詳しくは知らない…」

と思っている方。

ナイトアクティビティはインバウンドからのニーズが高く、観光業界で注目を集めています。ナイトアクティビティの流行を押さえることで、より多くの訪日客を集客することが可能です。

とはいえ、具体的にどのようなものなのかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

  • ナイトアクティビティとは「夜の時間帯に楽しめる体験や観光スポット」
  • インバウンドにおいて重要な「ナイトタイムエコノミー」
  • ナイトアクティビティは2018年、国内外で注目のトレンド

の順にお伝えします。

ナイトアクティビティは横文字で難しく感じますが、押さえるポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、ナイトアクティビティについて大まかに知りましょう!

ナイトアクティビティとは「夜の時間帯に楽しめる体験や観光スポット」

ナイトアクティビティとは、夜の時間帯に楽しめる体験や観光スポットです。

海外ではナイトアクティビティの整備が進んでいる一方、日本は夜間市場(午後8時~午前3時)の間に飲食やレジャーを提供する施設が少ないと言われています。

このような背景からナイトアクティビティは注目を集めており、観光庁による観光資源の検討会議でも議題にのぼるほどです。

株式会社ナイトアクティビティジャパンの調査によると、2017年の訪日旅行者のナイトアクティビティ予約ランキングは以下の通りでした。

【2017年 訪日旅行者のナイトアクティビティ予約ランキング】

順位 都道府県 アクティビティの内容
1位 沖縄 星空ナイトシュノーケル&神秘の夜光虫ツアー
2位 沖縄 行きは夕暮れ、帰りは星空ナイトカヌーツアー
3位 北海道 十勝ナイトリバークルージング
4位 沖縄 星空さんぽができるナイトツアー

訪日外国人からは、大自然を満喫できるナイトアクティビティが人気を集めていることがわかります。

一方、都市部では食事を楽しみながらエンターテインメントを楽しむプランも人気です。

たとえば、原宿のエンターテイメントレストラン「KAWAII MONSTER CAFE HARAJUKU」の予約数は前年の約1.2倍の伸び率を達成。

このレストランの魅力はポップでカワイイ店内で、

  • 振る舞い酒
  • 盆踊り
  • 花魁(おいらん)ショー

など、日本ならではの体験ができます。

いつもとは違った「夜」を楽しみたい、といった訪日旅行者のニーズに応える新たなナイトアクティビティは今後もますます増えていくはずです。

出典:アクティビティジャパン「訪日旅行者動向 ナイトライフ・アクティビティの人気ランキング発表!」

次は、インバウンドにおいて重要な「ナイトタイムエコノミー」についてお伝えしますね。

インバウンドにおいて重要な「ナイトタイムエコノミー」

ナイトタイムエコノミーとはナイトアクティビティによる経済活動のことです。

たとえばナイトタイムエコノミーで有名なイギリスのロンドンは、

  • 年間263億ポンド(4兆円)の経済効果
  • 125万人の雇用

を創出しており、2029年までに283億ポンド(4.3兆円)に成長することが予測されています。

一方、訪日観光客1人当たりの旅行支出額は2015年をピークにその後増えていません。

また日本交通公社の調査によれば、日本は観光地として人気ですが「夜の観光を楽しむことができた」と感じる外国人旅行者が少ない、との結果が出ています。

【訪日観光客1人当たりの旅行支出額推移】

訪日観光客1人当たりの旅行支出額(万円)
2017年 15.4
2016年 15.6
2015年 17.6
2014年 15.1
2013年 13.7
2012年 11.2
2011年 11.4

このような状況から、日本ではここ数年でナイトエコノミーを活性化させるための取り組みが進んでいます。

【ナイトエコノミーを活性化させるための取り組み】

取り組み 内容
2016年6月 改正風営法が施行 一定の条件を満たせば、クラブなどの営業時間が朝まで可能に
2017年4月 ナイトタイムエコノミー議連が発足 文化施設の開館時間の延長、鉄道・バスの深夜運行の検討、ナイトメイヤー制度の設立などを提案

出典:DJB・JTBF「アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年版)」

次は、日本国内におけるナイトアクティビティのトレンドについてお伝えしますね。

ナイトアクティビティは2018年、国内外で注目のトレンド

ナイトアクティビティは訪日観光客だけでなく、国内でも若い女性を中心に注目のトレンドワードになっています。

旅行情報誌「じゃらん」は2018年7月、10~30代の女性約500人を対象に実施した「ナイトアクティビティ」についてのアンケート結果を公表しました。

年代別のナイトアクティビティ人気ランキングは以下の通りです。

10代 20代 30代
1位 ナイトプール ナイトアクアリウム ナイトアクアリウム
2位 ナイトアクアリウム ナイトミュージアム ナイトミュージアム
3位 ナイトBBQ ナイトBBQ ナイトサファリ
4位 ナイトキャンプ ナイトプール ナイトBBQ
5位 ナイトミュージアム ナイトサファリ ナイトクルージング

「ナイトプール」は女子の心をくすぐる演出で「“SNS映え”する」と10代からの人気が高いアクティビティです。20~30代ではカップルやファミリー需要も高い「ナイトアクアリウム」が1位を獲得しました。

インバウンドが関心を持つナイトアクティビティとは傾向が異なりますが、いずれも「夜の過ごし方」に高いニーズが発生していることは共通しています。

2018年のナイトアクティビティおすすめスポット5選

ここからは、ランキング上位に入ったナイトアクティビティのおすすめスポットを5つご紹介します。

1. ナイトアクアリウム「横浜・八景島シーパラダイス」

水族館の「横浜・八景島シーパラダイス」では、音と光と映像のエンターテインメントショー「The Color of Love」を毎夜開催しています。

「色」をテーマに展開する映像とイルカのショーがコラボレーションする幻想的なナイトショーはデートにもピッタリです。

2. ナイトミュージアム「国立科学博物館」

東京の上野にある「国立科学博物館」では、トリケラトプスやフタバスズキリュウなどの迫力ある展示を見ることができます。

金・土曜日は20時まで開館しており、夜のアクティビティとして利用が可能です。プレミアムフライデーを中心に、夜間のイベントも開催されています。

3. ナイトサファリ「富士サファリパーク」

富士サファリパーク」では、サファリゾーンの野生動物をマイカーやナイト動物バスに乗って見学できる「ナイトサファリ」が人気です。

自分の足でサファリコースを歩く「ナイトウォーキング」も体験でき、スリル満点のひと時を過ごせます。

4. ナイトBBQ「シモキタテラス」

ナイトBBQが楽しめる「シモキタテラス」は、人気のTV番組に取り上げられ、いま注目度が急上昇しているスポットです。

下北沢駅から徒歩約3分という便利な立地にあり、室内と屋上のテラスどちらも貸し切りにできます。

5. ナイトプール「ホテルニューオータニ」

東京の「ホテルニューオータニ」は、約1万坪もの日本庭園に囲まれており、“都心のオアシス”と呼ばれています。

人気のナイトプールは、バスタオルやバスローブも料金に含まれています。そのため、水着さえあれば気軽に利用することが可能です。

ナイトアクティビティのトレンドは国内外のニーズに分けて押さえる

ここまで、ナイトアクティビティについてお伝えしました。

おさらいしますと、ナイトアクティビティとは、夜の時間帯に楽しめる体験や観光スポットのことです。

訪日外国人からは、大自然を満喫できるナイトアクティビティが人気を集めています。

またインバウンドにおいてはナイトタイムエコノミーが重要です。ナイトタイムエコノミーとは「ナイトアクティビティによる経済活動」を意味します。

日本では海外に比べて、夜の観光を楽しむことのできるスポットが少ないことが、

  • 訪日観光客1人当たりの旅行支出額の伸び悩み
  • 訪日観光客の満足度ダウン

の要因になっていることをお伝えしました。

現在この状況を改善すべく、ナイトエコノミーを活性化させるための各種取り組みが進んでいます。

そして最後にお伝えしたのが、国内で注目されているナイトアクティビティについてです。ご紹介したアクティビティは、

  1. ナイトアクアリウム「横浜・八景島シーパラダイス」
  2. ナイトミュージアム「国立科学博物館」
  3. ナイトサファリ「富士サファリパーク」
  4. ナイトBBQ「シモキタテラス」
  5. ナイトプール「ホテルニューオータニ」

の5つ。

これらのナイトアクティビティは、訪日観光客が関心を持つものとは傾向が異なります。

ターゲットの客層に適切なアプローチをするには、ナイトアクティビティに対する国外と国内のニーズをそれぞれ押さえておくことが重要です。

2018年に注目されるナイトアクティビティのトレンドを押さえて、国内外の顧客をしっかりと獲得しましょう!

ナイトタイムエコノミーについてより詳しく知りたい方は、「インバウンド需要を成功に導くために知っておきたい「ナイトタイムエコノミー」という手段」をご一読ください。

 

PR: ANAの広告媒体で訪日旅客に街の魅力をお届け!

ANAのブランド力、航空媒体という特殊性で、地域や街のブランディングや商品・サービスのPRをお手伝いします。


お問い合わせはこちら:

インバウンドNOW運営事務局

担当:陳、田中

proj_ana_media@g.s-cubism.jp

関連記事

  1. 訪日中国人のマナーはなぜ悪く感じる?対策のカギは国民性や文化の違いを知ること

  2. 「大阪一丸キャンペーン」とは?インバウンド客を呼び込むために官民一体となって取り組みを実施

  3. tsunagu Japanとは?人気メディアへの掲載が、インバウンド客からの認知度アップにつながる

  4. 「Matsuri-Japan Festival」とは?インバウンドに人気な日本の祭を徹底解説!

  5. 【ジャンル別】中国人のKOL10人を紹介。プロモーションを成功に導くポイントも解説します

  6. 明治神宮がインバウンドから人気の観光地ランキングで第21位にランクイン。その理由とは?

  7. ソーシャルバイヤーを活用して、中国人インバウンド客の対策をするには?

  8. ベジタリアンとは?飲食店のベジタリアン対応から、食事の注意点まで解説します

メールマガジン



PR


インバウンド資料ダウンロード



アーカイブ

人気記事ランキング

おすすめ記事

PAGE TOP