「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」とは?メディアと店舗から台湾と香港のインバウンド客にアプローチ

「台湾や香港の人を集客したいけれど、いったいどうすればいいんだろう…」

と感じているメーカーや小売店、飲食店、地方自治体の方。

おすすめは台湾や香港に特化した訪日観光メディア「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」です。2011年から、日本のおすすめ観光スポットやお土産、日本文化などを紹介しています。

月間ユーザーは約187万人ほどです。小売店やメーカー、飲食店などがラーチゴーに商品やサービスを掲載することで、認知度がアップ。訪日中の売上アップにつながります。

とはいえ、訪日観光メディアは他にもたくさんあり、具体的に何が違うのかは分かりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 樂吃購(ラーチーゴー)!日本とは
  • 樂吃購(ラーチーゴー)!日本の特徴5つ
  • 樂吃購(ラーチーゴー)!日本が実施する店舗でのアプローチと事例

を紹介します。

「メディアでの集客って難しそう」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは樂吃購(ラーチーゴー)!日本について、ざっくりと理解しましょう!

樂吃購(ラーチーゴー)!日本とは、台湾と香港の人向けの訪日観光メディア

樂吃購(ラーチーゴー)!日本(以下、ラーチゴー)とは、台湾人と香港人に特化した訪日観光メディアです。

もともと代表の吉田皓一氏が、個人ページ「日本人の日本旅遊指南」で訪日旅行の情報を発信していたところ、注目度がアップ。2011年から、台湾人と香港人向けメディアとして、スタートしました。

吉田氏のページは、現在いいねが約67万4,000も集まっています。

樂吃購(ラーチーゴー)!日本のユーザー数は約187万人

ラーチーゴーの月間ユーザー数は、約187万人です。そして公式Facebookページには、約12万5,000のいいねが集まっています。

ユーザーの内訳は、台湾が80%、香港が20%。また、ユーザー全体の7割が女性です。

樂吃購(ラーチーゴー)!日本で紹介するジャンル

ラーチーゴーでは、日本の

  • 観光スポット
  • ツアーの案内
  • おすすめのお土産
  • 神社など日本文化

を紹介しています。

台湾と香港にターゲットをしぼる理由は、訪日比率が高いから

台湾と香港にターゲットをしぼる理由は、「人口に対する訪日比率が高いから」です。

ラーチーゴーの調査によると、近隣エリアの人口に対する訪日比率は以下の通りです。

  • 中国:13億5,000万人のうち、約632万人が来日(0.5%)
  • 韓国:5,022万人のうち、約509万人が来日(10%)
  • 台湾と香港:3,069万人のうち、約610万人が来日(20%)

出典:株式会社ジーリーメディアグループ「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」

もちろん背景には、台湾と香港の人口が少ないこともあります。しかし、来日者の数だけを見ても韓国より多く、中国と約22万人しか変わりません。

このように訪日比率が高く、今後も増えると予想されることから、台湾人と香港人にしぼって情報を発信しています。

訪日メディアは“tsunagu Japan”のように英語を基準としたサイトが中心で、中国語のメディアは珍しいです。

“tsunagu Japan”については「tsunagu Japanとは?人気メディアへの掲載が、インバウンド客からの認知度アップにつながる」で紹介していますので、チェックしてみてください。

そしてラーチーゴーには、いくつかの特徴があります。

次で詳しく紹介しますね。

樂吃購(ラーチーゴー)!日本の特徴5つ

ラーチーゴーには、以下の5つの特徴があります。

  1. 台湾人と香港人のスタッフが記事を作成
  2. 総合的な情報の発信
  3. FIT(個人旅行客)が満足する予約機能
  4. 交通ルートの検索が中国語でできる
  5. Facebookページで記事を拡散

1つずつ解説します。

1.台湾人と香港人のスタッフによる当事者目線の記事

ラーチーゴーの社員34名のうち、日本人は8名しかいません。

他のスタッフは、

  • 台湾人が24名
  • 香港人が2名

と、台湾人が中心。

そして外国人スタッフが、当事者目線で記事の企画から取材、執筆まで担当しています。

というのも、多くのインバウンド対策が日本人目線になりがちです。しかし日本人とインバウンド客が魅力的に感じるものは異なり、このままではインバウンド客の満足度がなかなかアップしません。

そこで台湾と香港のスタッフを採用し、インバウンド目線で情報提供が可能に。本当に欲しい情報を届けることで、メディアの信頼感がアップします。

2.観光からお土産まで総合的な発信で、すべての情報をカバー

ラーチーゴーでは、観光スポットからお土産、日本文化まで幅広く発信しています。

というのも、台湾と香港では訪日旅行の情報収集に、以下を活用しています。

【台湾】

  • 個人のブログ(41.9%)
  • 旅行雑誌(23.1%)
  • InstagramなどのSNS(12.0%)

【香港】

  • 個人のブログ(37.2%)
  • 旅行雑誌(27.4%)
  • InstagramなどのSNS(15.9%)

出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日旅行データハンドブック世界20市場 2017年」

ブログは「日本食」や「美容」など、ジャンルをしぼって発信する人がほとんど。なのでブロガーの得意分野しか充実しておらず、旅行中のすべての情報をカバーすることは難しいです。

ラーチーゴーでは総合的に情報収集が可能なため、インバウンド客はサイトをいくつもチェックする必要がありません。スムーズに旅行の計画を立てることができます。

3.ラーチーゴーで航空券やホテルからアクティビティの予約まで可能

ラーチーゴーでは、以下の予約も受け付けています。

  • 航空券
  • ホテル
  • アクティビティ

というのも、近年のインバウンド客はFITが中心。この場合すべて自分たちで手配する必要があり、初めての来日ではなかなかスムーズに手続きできないこともあります。

ラーチーゴーの中で旅行の手配を完結できることで、FIT客の手間を省いています。

FITについては、「FIT(海外個人旅行)はインバウンド対策のカギ。旅行スタイルから課題まで解説します」で紹介しています。

4.中国語で交通ルートの検索ができる

インバウンド客の中には、「日本の交通機関がわかりにくい」と感じている人が少なくありません。そのため一部のインバウンド客は、なかなか目的地にたどり着けないことも。

ラーチーゴーでは乗り換え案内「ジョルダン」とシステムを連携。その結果、駅名などすべて中国語で検索できます。

例えば、

  • 代々木→代代木
  • 渋谷→涩谷
  • 横浜→横滨

などです。

中国語の表記だとより見やすくなり、スムーズに移動できます。

5.Facebookページとの連携でラーチーゴーの記事を拡散

ラーチーゴーは公式Facebookページや、代表・吉田氏のFacebookページの人気がとても高いです。

Facebookにはシェアなど、拡散機能があります。そのため訪日旅行の見込み客に、記事を届けることが可能に。アプローチするユーザーの幅が広がることで、PVや利用者が増加します。

ここまでラーチーゴーの特徴をお伝えしました。

そしてラーチーゴーでは、他のメディアにはない「実店舗との連携によるプロモーション」を実施しています。

次で詳しく紹介しますね。

樂吃購(ラーチーゴー)!日本と他のメディアの違いは、実店舗があること

ラーチーゴーでは、台湾の台北市にアンテナショップ「MiCHi cafe」をオープンしています。

というのも、メディア内で商品を紹介するうちに、「これはどこで買えますか?」などの質問が殺到していました。そのためお店を出店し、台湾でも購入できる仕組みを整えたのです。

店舗では、

  • 商品の販売
  • カフェの運営
  • サンプリングの実施
  • アンケートの配布と集計
  • イベントの開催
  • 実演販売

などが可能です。

例えばメーカーが自社商品のサンプリングを実施し、台湾人の感想を調査。ユーザーの声からさらに改善を加えることで、売上アップが期待できます。

とはいえ、それが本当に効果があるのか、なかなか分かりにくいですよね。

そこでサンプリングで売上アップにつながった、お菓子メーカーの事例を紹介します。

事例:お菓子のサンプリングとアンケートを実施し、約4,000万円の売上を記録

メーカー名は公表されていませんが、お菓子メーカーから「台湾や香港でのブランド認知を広げたい」「訪日旅行のお土産として自社商品を定着させたい」と、ラーチーゴーに依頼がありました。

そして対策として、以下を実行しています。

  • メディア:商品紹介のページを作成
  • アンテナショップ:1週間、商品のサンプリングとアンケートで台湾人の反応をチェック

その結果、商品の認知度がアップ。そして空港での売上が、1カ月で4,000万円を記録しました。

このようにラーチーゴーでは、メディアだけでなく店舗からのアプローチも可能。サービスや商品の売上アップが期待できます。

樂吃購(ラーチーゴー)!日本に自社商品を掲載して、認知度と売上アップを

ここまでをおさらいします。

ラーチーゴーとは、台湾人と香港人に特化した訪日観光メディアです。月間ユーザー数は約187万人、公式Facebookページには約12万5,000のいいねが集まっています。

ラーチーゴーには、5つの特徴があります。

  1. 台湾人と香港人のスタッフが記事を作成
  2. 総合的な情報の発信
  3. FITが満足する予約機能
  4. 交通路の検索が中国語でできる
  5. Facebookページで記事を拡散

またラーチーゴーと他メディアの違いは、「台北にアンテナショップをオープンしていること」です。

ショップでお菓子メーカーがサンプリングを実施したところ、台湾人からの認知度がアップ。日本の空港で、1カ月につき約4,000万円の売上を記録し、訪日旅行のお土産として定着しつつあります。

まずはラーチーゴーの記事を、いくつかチェックしてみましょう。

また今回はメーカーの事例を紹介しましたが、ラーチーゴーではウエディング会社からの依頼を受けて、外国人が日本で挙式をする「インバウンド婚」の後押しもしています。

「インバウンド婚って言われてもよくわからない…」と感じた方は、「注目すべき「インバウンド婚」とは?外国人に人気のあるウェディングプランを紹介します」で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

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