日本でエコホテルが増加。環境に配慮した経営で訪日客を呼び込む

近年、日本ではエコホテルと呼ばれる環境に優しいホテルが増えつつあります。

具体的には、

  • 古材を再利用した家具など、リサイクル品を置く
  • 使用する電力を地域で作ってまかなう
  • 放置自転車の部品を再利用して作った自転車を宿泊客に貸し出す

など。こうしたエコホテルの増加には、その要因として若者や訪日客の間でエコへの関心アップが挙げられます。

再利用などによるエコホテルの様々な取り組み

日本で増加しているエコホテルでは、上記のような様々な取り組みを行っています。

東京千代田区東神田で8月に開業された「キッカ(KIKKA)」は、

  • ベッドに日本家屋から出た古材を再利用
  • 食材のロスを防ぐため、材料も複数のメニューに対応する工夫
  • 施設内で利用したものに応じて、アフリカの子供たちに寄付する仕組み

などを実施。こうした自然環境に配慮し、社会貢献などの様々な価値を見出す行いをサスティナブル体験といい、若者や訪日客に支持されています。

神奈川県川崎市で6月に開業された「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」では、歯ブラシなどの廃プラスチックを近くの昭和電工の工場に提供。同工場は、提供された廃プラスチックを原料に水素を製造し、電気を作り出しています。

こうした循環により、同ホテルの消費電力の3割程度を水素から作り出された電気でまかなうのです。水素から電力を作ることで、火力発電よりも二酸化炭素(CO2)の排出を抑えられます。

T&Gが運営している東京都渋谷区にある「TRUNK (HOTEL)」では、アメニティや生活用品などに廃材や古材を再利用。また、放置自転車の部品を再利用した自転車を、宿泊客に貸し出しています。

海外のエコホテルでの事例

世界中で環境に対する意識が高まっている中、特にヨーロッパ諸国がエコ先進国として厳しい基準を設けています。ヨーロッパでは、環境に配慮したホテルが評価を集めることもあり、エコホテルが主流になりつつあります。

スカンディック:ヨーロッパの厳しい基準を数多くクリア

北欧最大のホテルチェーンである「スカンディック」では、ヨーロッパに150軒あるグループホテルの内、116軒がエコラベルを取得。

  • 電力などの使用量
  • 化学製品の使用の有無
  • 食品の農薬使用の有無

など、多くの基準をクリアしています。

ソンガ・セービ:国際ホテル協会が「世界一環境に優しいホテル」と評価

スウェーデンの首都、ストックホルムから1時間ほどの場所にある「ソンガ・セービ」は、1999年にホテルとして初めてUEエコラベルを取得。国際ホテル協会から「世界一環境に優しいホテル」と評価されています。

屋上は緑化(草木を植えて緑を増やす)され、陽が当たるように設計。暖房はヒートポンプと水力発電を利用しています。ゴミは7種類もの分別を実施。客室はシャンプーや石鹸などのアメニティを環境ラベル認証のものを使用するといった徹底ぶりを実施しています。

様々なホテルが環境に配慮。訪日客の呼び込みにつなげる

こうして国内外で様々なホテルが

  • リデュース:ゴミを減らす
  • リユース:何回も繰り返し利用
  • リサイクル:分別して再び再利用

の3R活動を推進し環境に配慮。日本だけでなく世界で環境問題は注目されています。そうした問題に取り組んでいるエコホテルが増加することは、さらなる訪日客の呼び込みにつながります。

環境や文化に配慮したサスティナブルツーリズムについて詳しく知りたい方は「サスティナブルツーリズムとは?環境や文化を守ることが、持続的な観光客の呼び込みに」をご一読ください。

参考:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO35143850Y8A900C1MM0000/

 

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