「東大寺」がインバウンド観光地ランキング5位にランクイン!その人気の理由とは?

「東大寺はなんで外国人観光客に人気なんだろう……」

と思っている方。

東大寺は奈良県にある華厳宗大本山の寺院です。もっとも有名なのは「奈良の大仏」で、巨大な大仏をひと目見ようと、多くの訪日外国人に人気のスポットとなっています。

東大寺が外国人の人気を集めているのはいくつかの理由があり、そのポイントを押さえておくことでインバウンド集客に役立てることが可能です。

とはいえ、具体的にどのようなものなのかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

  • 東大寺とは?大仏の歴史や見どころ、アクセスまで紹介
  • 奈良県の外国人観光客数を統計データから解説
  • 東大寺のインバウンド対策

の順にお伝えします。

インバウンドの集客はハードルが高そうに感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、東大寺が人気の理由についてざっくりと知りましょう!

東大寺とは?大仏の歴史や見どころ、アクセスまで紹介

東大寺とは奈良県にある華厳宗大本山の寺院で、正式名称は「金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)」と言います。聖武天皇が子どもを亡くしたことを弔うため、728年に創建されました。東大寺は1998年、世界遺産に登録されています。

【大仏の歴史】

東大寺で有名な「奈良の大仏」は745年から5年かけて建立されました。正式名称は「東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)」です。

大地震で頭部が落ちたり、戦で大仏殿を焼失したり、さまざまなトラブルに会いますが、信仰の熱い人々によってその度に修復されてきました。

【東大寺の見どころ】

東大寺の主な見どころは、

  • 南大門
  • 大仏殿
  • 戒壇堂
  • 二月堂
  • 法華堂 (三月堂)

です。特に「奈良の大仏」がある、世界最大級の木造建築「大仏殿」は必見。大仏殿の隣には「柱くぐり」があり、柱に開いた穴をくぐり抜けると良いことがあると言われているため観光客の人気を集めています。

また、参道にあるさまざまなな土産物店や、いたるところにいる鹿とのふれあいもインバウンドに人気です。

【東大寺へのアクセス】

「奈良駅」から市内循環バスに乗り、「大仏殿春日大社前」で下車して徒歩5分で着きます。または「奈良駅」から徒歩20分ほどで行くことも可能です。

奈良市内でバスを運行する「奈良交通株式会社」は「近畿日本鉄道株式会社」とともに、

  • インバウンド専用商品の追加
  • 外国語での案内サービスの拡充
  • 定期観光バスに外国人観光客対応ツールを導入

など、インバウンドに向けた対応を進めています。

外国人に人気の日本の観光スポットランキングで「東大寺」は第5位

東大寺は、旅行に関する口コミ・比較サイト「トリップアドバイザー」の「外国人に人気の日本の観光スポットランキング2017」で第5位にランクインしました。

【外国人に人気の日本の観光スポットランキング2017 トップ10】

  1. 伏見稲荷大社(京都府)
  2. アキバフクロウ(東京都)
  3. 広島平和記念資料館(広島県)
  4. 厳島神社(広島県)
  5. 東大寺(奈良県)
  6. 清水寺(京都府)
  7. 新宿御苑(東京都)
  8. 金閣寺(京都府)
  9. 箱根彫刻の森美術館(神奈川県)
  10. 高野山 奥之院(和歌山県)

また東大寺の他に奈良県で人気のある観光スポットでは、「奈良公園」が第11位にランクインしています。

出典:トリップアドバイザー「旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本の観光スポット ランキング 2017」

次は、奈良県の外国人観光客数についてお伝えしますね。

奈良県の外国人観光客数を統計データから解説

奈良県を奈良県の公式ホームページでは、奈良県を訪れる外国人観光客数についてのデータを確認することが可能です。

奈良県を訪れる外国人観光客数は年々増えており、2017年の観光客数は約209万人でした。これは全国の都道府県の中で10番目に高い数字です。

また全国の外国人訪問客数を合計した数字と比べて、奈良県の伸び率は高いことがわかります。

【全国と奈良県における外国人訪問客数の伸び率比較】

2012年 外国人観光客数 2017年 外国人観光客数 伸び率
全国 8,360,000人 28,690,000人 340%
奈良県 285,000人 2,090,000人 730%

また、奈良県を訪れる外国人観光客の国籍の上位3か国は以下の通りです。

【奈良県を訪れる外国人観光客の国籍上位3か国】

  1. 中国:45.7%
  2. 台湾:14.8%
  3. 韓国:11.9%

半数近くが中国からの観光客で、全体でも70%以上がアジアからの観光客であることがわかります。

出典:奈良県「外国人訪問客数」

次は、東大寺のインバウンド対策についてお伝えしますね。

東大寺のインバウンド対策

東大寺は、外国人観光客に向けたインバウンド対策を実施しています。

代表的な取り組みは、

  • 公式ウェブサイトの多言語対応
  • 観光ガイドアプリ導入の実証実験

の2つです。

1つずつ説明しますね。

公式ウェブサイトの多言語対応

1つ目が、公式ウェブサイトの多言語対応です。

東大寺は公式のウェブサイトを持っており、

  • 東大寺の歴史
  • 年中行事、イベント
  • アクセス

などの情報を得ることができます。

ウェブサイトは、外国人観光客も見ることができるように

  • 日本語
  • 英語

の2言語に対応。

外国人観光客は、東大寺に関する情報を事前に得ることができるため、より深く観光を楽しむことができます。

観光ガイドアプリ導入の実証実験

2つ目が、観光ガイドアプリ導入の実証実験です。

東大寺は2016年11月から2017年3月にかけて、ビーコン(信号)とスマホアプリを使ったインバウンド向けの実証実験を実施しました。

このガイドアプリは、「Nara Audio Guide」というアプリをダウンロードして東大寺の敷地内を観光するとビーコンを受信し、その場所に合った観光ガイドムービーが再生されるものです。

「Nara Audio Guide」は、訪日外国人に

  • 東大寺の概要や歴史の説明
  • 参拝のマナー

などを

  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語

の3言語で案内が可能。外国人観光客の不満要因として高い「言語への対応」にいち早く対応しています。

出典:NEDO「東大寺でクリーンビーコンを用いた観光ガイド実証実験を開始」

インバウンドのトレンドをつかみ、ニーズに合った対策で集客を強化する

ここまで、インバウンドに人気の東大寺についてお伝えしました。

おさらいしますと、東大寺とは奈良県にある華厳宗大本山の寺院です。聖武天皇によって728年に創建され、1998年には世界遺産に登録されています。

東大寺は「トリップアドバイザー」が実施した「外国人に人気の日本の観光スポットランキング2017」で第5位にランクインするほどの人気です。

奈良県を訪れる外国人観光客は年々増えており、2017年には209万人に達しました。特にアジア諸国からの観光客が多く、上位3か国は以下の通りです。

  1. 中国:45.7%
  2. 台湾:14.8%
  3. 韓国:11.9%

また、東大寺では外国人観光客に向けたインバウンド対策を実施。訪日外国人観光客がもっとも不満に感じている「言語への対応」を積極的に進めています。

インバウンドを獲得するうえでは、トレンドをつかみ、ニーズに合った対策を実施することが重要です。

奈良県で実施されている新しい観光案内サービスの実証実験については、「奈良県でAI観光案内サービスの実証実験が開始。NTTが画像認識や対話できる人工知能を提供」をご一読ください。

 

PR:インバウンド対策資料を無料ダウンロード

こちらの資料では、ご提案媒体一覧のほか、ANAご搭乗者様の属性なども紹介しております。御社社内でのご検討資料としてお役立てください。

PR: ANAの広告媒体で訪日旅客に街の魅力をお届け!

ANAのブランド力、航空媒体という特殊性で、地域や街のブランディングや商品・サービスのPRをお手伝いします。


お問い合わせはこちら:

インバウンドNOW運営事務局

担当:陳、田中

proj_ana_media@g.s-cubism.jp

関連記事

  1. 旅マエ・旅ナカ・旅アトとは?旅をまるごとプロモーションして訪日観光客のハートをつかむ!

  2. インバウンド需要の変化に観光バスはどう立ち向かうのか

  3. 台東区ハラール認証取得助成事業とは。インバウンド市場において欠かせないムスリムへの対応事例を解説

  4. 日本でエコホテルが増加。環境に配慮した経営で訪日客を呼び込む

  5. 注目すべき「インバウンド婚」とは?外国人に人気のあるウェディングプランを紹介します

  6. 地方都市のインバウンド需要が増加。新たな国からの訪日客も

  7. タイのサッカー選手・ティーラシンがサンフレッチェ広島へ加入。訪日タイ人への影響と地方へ呼び込む方法と…

  8. 「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」とは?メディアと店舗から台湾と香港のインバウンド客にアプローチ

メールマガジン



PR


インバウンド資料ダウンロード



アーカイブ

人気記事ランキング

おすすめ記事

PAGE TOP