「長谷寺」がインバウンドに人気の観光地ランキング16位にランクインした理由とは

「長谷寺って何でインバウンドに人気なんだろう…」

と思っている方。

長谷寺は、神奈川県の鎌倉にある浄土宗のお寺です。「長谷観音」と呼ばれる日本最大級の木彫仏が有名なだけでなく、秋の紅葉やあじさいなど、四季折々の自然を楽しめる場所として人気を集めています。

長谷寺が実施しているインバウンド対策や観光客の反応を押さえておくことで、インバウンド集客の参考にすることが可能です。

とはいえ、具体的にどのような施策でどう活かせばよいのかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

  • 長谷寺とは、神奈川県の鎌倉にある「長谷観音」で有名な浄土宗のお寺
  • 長谷寺のインバウンド対策
  • 長谷寺に対するインバウンド客の反応

の順にお伝えします。

インバウンドの集客はハードルが高そうに感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、長谷寺のインバウンド対策について大まかに知りましょう!

長谷寺とは、神奈川県の鎌倉にある「長谷観音」で有名な浄土宗のお寺

長谷寺とは、神奈川県の鎌倉にある「長谷観音」で有名な浄土宗のお寺です。

観音山にたたずむこのお寺は736年に建てられ、美しい自然を含む広々とした境内を有しています。江ノ島電鉄「長谷寺駅」から徒歩5分と、アクセスが良いところも魅力です。

長谷寺の主な見どころは、

  1. 日本最大級の木彫仏「長谷観音」
  2. フォトスポットとして人気の「和み地蔵」と「良縁地蔵」
  3. 40種以上のあじさいが美しく咲く「あじさい路」

の3つ。

1つずつ説明しますね。

見どころ1. 日本最大級の木彫仏「長谷観音」

長谷寺には、「長谷観音」と呼ばれる日本最大級の木彫仏があります。

正式名称は「十一面観音菩薩像」で、その高さは9.18m。長谷観音の由来は、奈良の長谷で作られた2体の観音像のうち1体が、鎌倉の長谷寺に持ち込まれた説が有力です。

右手に杖を持って立つ独特の姿が、全国各地の長谷寺にまつられる観音像に多く見られることから、これらを総称して「長谷寺式十一面観音像」と呼びます。

見どころ2. フォトスポットとして人気の「和み地蔵」と「良縁地蔵」

長谷寺は、境内に有名な地蔵を有しています。その地蔵が、

  • 和み地蔵
  • 良縁地蔵

の2つです。

和み地蔵はその愛らしい姿を写真におさめる観光客が多く、和み地蔵をモチーフとしたお土産も人気を集めています。

また良縁地蔵は境内の中に3つあり、全部見つけると良縁に恵まれると言われていることから若い方に人気です。

見どころ3. 40種以上のあじさいが美しく咲く「あじさい路」

長谷寺には「あじさい路」と呼ばれる散策路があります。

あじさい路では40種類以上、約2,500株のあじさいを鑑賞することが可能です。また長谷寺の独自種である「長谷の祈り」など、珍しい品種のあじさいを見ることもできます。

あじさいは5月下旬から早咲きの品種が色づき始め、6月中旬が本格的な見ごろです。

外国人に人気の日本の観光スポットランキングで「長谷寺」は第16位

長谷寺は、旅行に関する口コミ・比較サイト「トリップアドバイザー」の「外国人に人気の日本の観光スポットランキング2017」で第16位にランクインしました。

【外国人に人気の日本の観光スポットランキング2017 トップ20】

  1. 伏見稲荷大社(京都府)
  2. アキバフクロウ(東京都)
  3. 広島平和記念資料館(広島県)
  4. 厳島神社(広島県)
  5. 東大寺(奈良県)
  6. 清水寺(京都府)
  7. 新宿御苑(東京都)
  8. 金閣寺(京都府)
  9. 箱根彫刻の森美術館(神奈川県)
  10. 高野山 奥の院(和歌山県)
  11. 奈良公園(奈良県)
  12. 禅林寺 永観堂(京都府)
  13. 姫路城(兵庫県)
  14. 兼六園(石川県)
  15. サムライ剣舞シアター(京都府)
  16. 長谷寺(神奈川県)
  17. 大本山 大聖院(広島県)
  18. 沖縄美ら海水族館(沖縄県)
  19. 松本城(長野県)
  20. 東京都江戸東京博物館(東京)

神奈川県においては、長谷寺の他に「箱根彫刻の森美術館」が上位にランクインしています。

出典:トリップアドバイザー「旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本の観光スポット ランキング 2017」

次は、長谷寺のインバウンド対策についてお伝えしますね。

長谷寺のインバウンド対策

長谷寺が実施しているインバウンド対策は、

  1. ホームページの多言語対応
  2. 境内の設備や案内の多言語化
  3. 無料Wi-Fiサービスの提供

の3つです。

1つずつ説明しますね。

1. ホームページの多言語対応

長谷寺は公式のホームページを開設しており、日本語以外に

  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語

にも対応しています。

ホームページでは、

  • 長谷寺の概要
  • 拝観の案内
  • 行事
  • 観音ミュージアム
  • 食事処やカフェ、ショップ案内

などを見ることが可能です。

多言語に対応することで、インバウンド客が事前に知りたい情報を得ることができるため、観光の満足度アップにつながります。

2. 境内の設備や案内の多言語化

長谷寺ではホームページだけでなく、境内の設備や案内についても多言語化を図っています。

  • 発券機
  • 看板、案内表示
  • パンフレット

などについて、英語・中国語・韓国語それぞれの表記で対応済みです。

境内を見て回るさいに必要な情報が多言語化されていることで、インバウンド客がストレスなく観光を楽しむことができます。

3. 無料Wi-Fiサービスの提供

長谷寺では2015年より、無料Wi-Fiサービスの提供を開始しました。

観光庁が実施したアンケート調査によると、インバウンド客が旅行中に困ったことの上位に「無料公衆無線LANが無いこと」があがっています。

インバウンド客は旅行中によくスマホを使うため、Wi-Fi環境は重要なポイントです。

長谷寺においては、入口である山門をはじめ、

  • 本堂
  • 見晴台周辺の休憩スポット
  • 食事処「海光庵」

などに無料Wi-Fiを設置することで対応しています。

出典:観光庁「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」

次は、長谷寺に対するインバウンド客の反応についてお伝えしますね。

長谷寺に対するインバウンド客の反応

長谷寺に対するインバウンド客の反応を知っておくことは、インバウンド対策を考えるうえで欠かせません。

ここでは長谷寺を訪れたインバウンド客がトリップアドバイザーに寄せた口コミを、抜粋して紹介します。

原文:If you were in Kamakura, you can just drop by at Hase-dera Temple after visiting the Great Buddha as it is just a short walking distance about 15 minutes. A beautiful Buddhist temple with wooden structure and nice garden landscape/fish ponds. You can enjoy a magnificent bay view after climbing up to the hill.

日本語訳:鎌倉にいるのであれば、大仏を訪れたあとに長谷寺で下車するのがよいでしょう。徒歩でも15分ほどの距離です。素敵な眺めの庭と魚の泳ぐ池を持つ、木造建築の美しい仏教寺院。丘に登った後、壮大な湾の景色を楽しむことができます。(マレーシア人観光客の口コミ)

原文:Beautiful temple – you can walk inside, see the different halls, walk in the beautiful maintained gardens and enjoy the sounds of water. It also allows you a nice view of the ocean and beachside of Kamakura. I am very glad I went!

日本語訳:美しい寺院です。その中をさまざまなお堂を眺め、美しく保たれた庭園を歩きながら、水の音を楽しむことができます。また、鎌倉の海と浜辺の素晴らしい景色を楽しめます。私は行くことができてとてもうれしいです!(ドイツ人観光客の口コミ)

また2018年10月時点でInstagram上では「#hasedera」とタグが付いた写真は25,900件投稿されています。

よく投稿されている写真は、

  • 地蔵
  • お堂と庭園
  • あじさい
  • 紅葉

などです。

日本の伝統を感じさせるものや自然の美しさが人気を集めています。

インバウンド対策のポイントは「ストレスを感じさせない観光の提供」

ここまで、インバウンドに人気の長谷寺についてお伝えしました。

おさらいしますと、神奈川県の鎌倉にある「長谷観音」で有名な浄土宗のお寺です。観音山にたたずむこのお寺は736年に建てられ、美しい自然を含む広々とした境内を有しています。

長谷寺の主な見どころは、

  1. 日本最大級の木彫仏「長谷観音」
  2. フォトスポットとしても人気の「和み地蔵」と「良縁地蔵」
  3. 40種以上のあじさいが美しく咲く「あじさい路」

の3つです。

日本古来の仏像や地蔵、自然の美しさが人気を集め、トリップアドバイザーの「外国人に人気の日本の観光スポットランキング2017」では第16位にランクインしています。

長谷寺が実施しているインバウンド対策は、

  1. ホームページの多言語対応
  2. 境内の設備や案内の多言語化
  3. 無料Wi-Fiサービスの提供

の3つです。

インバウンド客が事前に情報を得やすくしているだけでなく、実際にお寺を訪れたさいにストレスを感じさせないためのサービスを提供しています。

これらのサービスの提供により観光客の満足度を高め、インバウンド客自身による積極的な情報発信や、リピートにつなげることが可能です。

インバウンドにおける無料Wi-Fiの重要性については、「訪日外国人のために無料Wi-Fiが必要な理由とは?行政の業務と結びつけたバルセロナの事例も紹介」をご一読ください。

 

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