香港人へのプロモーション方法。インバウンド獲得のカギは訪日メディアやFacebookの活用

「香港人向けのプロモーションって、何をすればいいんだろう…」

と感じているインバウンド担当の方。

結論、香港人向けのプロモーションには以下3つが効果的です。

  • メディアに広告記事を掲載
  • SNSを通してクーポンを配布
  • KOLなどインフルエンサーの協力を得る

というのも、香港人インバウンド客は中国とよくまとめられますが、話す言葉や文化、旅行スタイルなどさまざまな点で異なります。

香港人インバウンド客はFIT(海外個人旅行)のリピーターが多く、約83%が2回以上の訪日旅行の経験者です。中でも、ショッピングを楽しむ香港人は約90%も存在し、訪日回数が増えるほど支出も増える傾向に。特にお菓子、医薬品、化粧品をよく購入しています。

出典:観光庁「訪日外国人旅行者の訪日回数と消費動向の関係について~ 韓・台・香・中の訪日回数の多いリピーターは1人当たり旅行支出が高い~」

そのためメーカーや小売店などは、メディアやKOLの協力を得ることで、香港人インバウンド客からの売上アップが期待できます。

とはいえ、具体的にどのように商品やサービスを紹介すればいいのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 香港人へ効果的なプロモーションとその理由
  • 香港人が参考にする訪日メディア3選
  • 掲載メディアやインフルエンサーの選び方

を紹介します。

「いきなりメディアに記事を掲載するのは難しそう…」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは香港人に向けたプロモーションについて、ざっくりと紹介します!

香港人インバウンド客に効果的な3つのプロモーション

香港人のうち約81.8%が、Webを使って旅行の情報収集をします。

出典:株式会社ジーリーメディアグループ「訪日台湾人&香港人向けNo.1ウェブメディア樂吃購!日本」

そのためパンフレットなどの冊子よりも、インターネットを通したプロモーションが特に効果的です。

ここではプロモーション方法として、

  1. メディアへの記事掲載
  2. SNSでのクーポン配布
  3. 香港人KOLなどインフルエンサーの活用

の3つを紹介します。

1.メディアに記事広告を掲載し、商品や観光スポットの認知度アップ

香港人はWeb上で、旅行に関するメディアをよくチェックしています。

というのも香港は親日家が多いこともあって、訪日客が多いエリアです。そのため日本を特集したメディアが、他の国よりもよく作られています。

メディアを通して商品紹介や店舗の紹介記事を作成することで、認知度がアップ。訪日旅行中の買い物のきっかけにつながります。

2.SNSでの情報発信やクーポンの配布

同じ中華圏とはいえ、香港には中国のようなインターネットの規制がありません。そのため情報収集の手段は幅広く、FacebookやInstagramなどのSNSを積極的に活用しています。

特に人気が高いSNSはFacebookで、香港人のうち約61.2%がアカウントを所持しています。そのためFacebookページの開設と、執筆記事の掲載、そしてクーポンの配布などが欠かせません。

出典:株式会社ジーリーメディアグループ「訪日台湾人&香港人向けNo.1ウェブメディア樂吃購!日本」

SNSを通してクーポンを配信することで、買い物へのハードルがダウン。購入のきっかけとなり、売上アップが期待できます。

3.香港人KOLなどインフルエンサーの活用

KOLとは、「Key Opinion Leader」の略です。主に中国で活躍するインフルエンサーを指していますが、人気は中国国内にとどまりません。

香港人KOLに自社商品や観光スポットなどの紹介動画を作成してもらうことで、多くの香港人にアプローチすることが可能です。

例えば、

  • 化粧品メーカーのリップグロスをKOLに使ってもらい、使用感や発色を動画で紹介
  • お菓子メーカーの新作をKOLに食べてもらい、感想や販売場所などを伝えてもらう

などです。

KOLなど影響力の高い人が商品の使用感や感想を伝えることで、信頼性がアップ。購入へのハードルが下がります。

ここまで香港人に効果的なプロモーション方法をお伝えしました。

とはいえ、掲載メディアやインフルエンサーを探すとなると、なかなか大変ですよね。

そこで次は、香港人向けプロモーションにおすすめのメディアを3つ紹介します。

香港人へのプロモーションに効果的なメディア3選

香港人向けプロモーションに効果的なメディアとして、

  1. 樂吃購!日本
  2. 喜愛日本LikeJapan
  3. wafoo

の3つを紹介します。

1.樂吃購(ラーチーゴー)!日本

「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」(以下、ラーチーゴー)は、香港人と台湾人向けに訪日旅行を発信するメディアです。

月間ユーザー数は、約187万人。そして公式Facebookページには2018年10月時点で、約12万6,000のいいねが集まるほど、注目度が高いメディアの1つです。

実際に、訪日外国人の来店が今まで0だったアパレルメーカーが、ラーチーゴーを通して集客に成功しています。インバウンド客向けの紹介記事にクーポンをつけて掲載したところ、わずか3日で「クーポンを使いたい」というお客さまが来店されました。

このように、今まで訪日外国人の来店が少なかった店舗のインバウンド対策に成功しています。

ほかの事例やラーチーゴーについて、詳しくは「「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」とは?メディアと店舗から台湾と香港のインバウンド客にアプローチ」で紹介しています。

2.喜愛日本LikeJapan(ライクジャパン)

「喜愛日本LikeJapan(ライクジャパン)」は、香港人目線で訪日旅行を発信するメディアです。

月間PV数は約350万、公式Facebookページのいいね数は、2018年10月時点で約47万8,000にものぼります。

ライクジャパンでは香港人ライターを起用し、

  • お菓子
  • 化粧品
  • アニメやマンガ

などを、香港人目線で紹介しています。

商品のPR記事から紹介動画の作成など、幅広い香港人インバウンド客への対策に協力しています。

ライクジャパンの広告サービスについて、詳しくは「月間PV数350万以上の香港向け訪日インバウンドメディア「LIKE JAPAN」が日本国内で広告サービスの提供開始」をご一読ください。

3.wafoo

「wafoo」は、香港を含む中華圏のインバウンド客向け動画メディアです。

2018年1月スタートにもかかわらず、2018年10月時点でFacebookページのいいね数が、約5万1,000を突破する人気メディアの1つです。

wafooは特に、買い物への意欲が高い、20〜30代の女性向けに情報発信をしています。

動画の内容は、

  • 買い物スポット
  • 人気のお菓子やスイーツ、日本限定の食品
  • 自然豊かな観光地

などです。

そのためwafooを参考にしながら、旅行を楽しむ香港人インバウンド客も少なくありません。

この際にKOLと協力しながら動画を作ることで、さらなる拡散も期待できます。

ここまで、香港人向けプロモーションに効果的なメディアを紹介しました。

最後に、掲載メディアや協力してもらうインフルエンサーの選び方をお伝えしますね。

掲載メディアやインフルエンサーの選び方

メディアやインフルエンサーの選び方として、

  1. 自社の香港人ターゲットを明確にする
  2. メディアのPV数や月間ユーザー数をチェックする
  3. SNSのフォロワー数と投稿への反応をチェックする

の3つを紹介します。

1.プロモーションを実施する香港人ターゲットを明確にする

「訪日外国人」「訪日香港人」とカテゴリーに分けているとはいえ、インバウンド客の旅行スタイルは多様化しつつあります。

例えば、同じ20代の女性でも、

  • Aさん:食べることが好きなので、日本の食事をメインに旅行を計画。
  • Bさん:日本の化粧品に興味があるため、百貨店や薬局でコスメ巡りをする予定。

と、目的は必ずしも同じではありません。

香港人の中でも、明確なターゲット設定が必要です。

2.メディアのPV数や月間ユーザー数をチェックする

メディアのPV数や月間ユーザー数が多いほど、情報が届く香港人の数も増えますよね。

そのため気になるメディアの、

  • 月間PV数
  • 今までの合計PV数
  • 月間ユーザー数

を一度問い合わせてみましょう。

合計PV数が多くても月間ユーザー数が少なければ、今そのメディアを見ている香港人は、少ないということです。

PV数とユーザー数に極端な開きが見られないメディアを選ぶことで、確実に多くの香港人へアプローチできます。

3.Facebookのいいね数やSNSのフォロワー数をチェックする

香港人は訪日旅行の情報収集に、Facebookをよく活用するとお伝えしました。そのため、メディアにおいてFacebookページのいいね数のチェックは欠かせません。

またKOLを活用する場合、KOLのFacebookページやInstagramなど、SNSのフォロワー数といいねなどの反応までチェックしましょう。

近年、インフルエンサーの「偽フォロワー」「偽いいね」が問題になっています。インフルエンサーの中にはお金を出してフォロワーを買う人も存在し、影響力があるように見せかけている人が少なくありません。

そのためどれだけフォロワー数が多くても、

  • 投稿のいいね数が少ない
  • フォロワーのアカウントがあまり活動的ではない

などのインフルエンサーには要注意です。

詳しい見分け方については、「インフルエンサーの不正行為?「偽フォロワー」や「偽いいね」を見分ける方法とは?」をご一読ください。

このように、自社のターゲットが閲覧するメディアやインフルエンサーの協力を得ることで、商品やサービスの売上アップが期待できます。

香港人向けプロモーションは、メディアとSNSを活用して売上アップを

ここまでをおさらいします。

香港人インバウンド客は、主にWebを通して訪日旅行の情報収集をしています。

そのため、主に以下のプロモーションが効果的です。

  • メディアに広告記事を掲載
  • SNSを通してクーポンを配布
  • KOLなどインフルエンサーの協力を得る

そして香港人から人気のメディアとして、以下の3つを紹介しました。

  • 樂吃購!日本
  • 喜愛日本LikeJapan
  • wafoo

どのメディアもFacebookページを用意しており、いいね数は約5万〜47万8,000にものぼります。

もしも掲載メディアやインフルエンサーの起用に迷ったときは、以下を参考にしてください。

  • 自社の香港人ターゲットを明確にする
  • メディアのPV数や月間ユーザー数をチェックする
  • SNSのフォロワー数と投稿への反応をチェックする

これらのプロモーションを実施することで、メーカーや小売店などは売上アップが期待できます。

まずは香港人ターゲットの設定から、じっくりと考えてみましょう。

また香港人はFIT(海外個人旅行)として訪日旅行を楽しむ人が、増えつつあります。

「FITって何だろう…」という方は、「FIT(海外個人旅行)はインバウンド対策のカギ。旅行スタイルから課題まで解説します」をチェックしてみてください。

 

PR:インバウンド対策資料を無料ダウンロード

こちらの資料では、ご提案媒体一覧のほか、ANAご搭乗者様の属性なども紹介しております。御社社内でのご検討資料としてお役立てください。

PR: ANAの広告媒体で訪日旅客に街の魅力をお届け!

ANAのブランド力、航空媒体という特殊性で、地域や街のブランディングや商品・サービスのPRをお手伝いします。


お問い合わせはこちら:

インバウンドNOW運営事務局

担当:陳、田中

proj_ana_media@g.s-cubism.jp

関連記事

  1. インバウンド成功の秘訣は『納得度』。便利な翻訳アプリの活用方法

  2. オリンピックでのインバウンド効果持続のために、日本が解決すべき課題5つ

  3. 金閣寺がインバウンドから人気の観光地ランキングで第8位に。その理由とは?

  4. 大阪市のお好み焼き屋・ちとせから学ぶ、インバウンド客が来店したくなる5つの対応

  5. 「Chill Chill Japan」はタイのインバウンド獲得に。概要とメリットを解説します

  6. アキバフクロウがインバウンド客から人気を集める5つの理由。集客のカギは、コンセプトとオンラインでの情…

  7. 地域文化資源活用空間創出事業費補助金とは?観光施設を作り、地域の消費額アップにつなげる

  8. 旅の音声ガイドアプリPokke、ロリータが案内する「原宿カワイイツアー」配信開始

メールマガジン



PR


インバウンド資料ダウンロード



アーカイブ

人気記事ランキング

おすすめ記事

PAGE TOP