東京都江戸東京博物館がインバウンドから、人気の観光地ランキングで第20位にランクイン。その理由とは?

「東京都江戸東京博物館って、どうしてインバウンド客から人気があるのだろう…」

と感じている方。

東京都江戸東京博物館(江戸東京博物館)は、2016年に入場者数が約99万7,000人を突破している博物館です。

そして、トリップアドバイザーの「旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本の観光スポット ランキング 2017」で第20位にランクインしています。

この人気は、多言語対応やサイネージを活用してインバウンド客の満足度をアップさせたためです。そのため、現在も博物館を訪れる外国人が後を絶ちません。

とはいえ、具体的な人気の理由は、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 東京都江戸東京博物館とは
  • 東京都江戸東京博物館が外国人から人気を集める理由
  • 博物館などの観光施設に必要なインバウンド対策

を紹介します。

「いきなりインバウンド対策は難しい…」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは東京都江戸東京博物館について、ざっくりと理解しましょう!

東京都江戸東京博物館とは、江戸の歴史や文化を学べる博物館

東京都江戸東京博物館とは、東京都墨田区にある東京(江戸)の歴史や文化、建物、街並みに関する展示をしている博物館です。

目的は「東京の歴史や文化を保存し、伝えていく」こと。資料や映像、ミニチュアの模型などの展示物をもとに、昔の東京を知ることができます。

「江戸東京博物館」と呼ぶ人も多く、海外から見学をしに来る観光客も少なくありません。

東京都江戸東京博物館の料金やアクセス

東京都江戸東京博物館の詳細は以下の通りです。

  • 入場料金:大人600円、大学生・専門学校生480円、高校生や都外の中学生300円。
  • 営業時間:9:30〜17:30(土曜日のみ9:30〜19:30)。毎週月曜日は休館日。
  • アクセス:JR総武線「両国駅」より歩いて3分。都営地下鉄大江戸線「両国駅(江戸東京博物館前)」からは歩いて1分。

入場料は都内の中学生や小学生、未就学児は無料です。

またすみだ北斎美術館のチケットを持っていれば、2割引で常設展示が見学可能です。

東京都江戸東京博物館を見た訪日外国人の感想

東京都江戸東京博物館の入場者数は、2016年ですでに約99万7,000人を突破しています。

出典:江戸東京博物館「平成28年度 事業実績 」

そしてトリップアドバイザーにおける東京都江戸東京博物館の公式ページには、2018年11月時点で、4.5の評価と1,886件の口コミが集まっています。

例えば訪日外国人は、以下のようなコメントを残しています。

【ベルギー人】

原文:Have a great overview of history from Edo to east capital of japan : Tokyo (edo being renamed) .. interesting attibrutes and reconstructions .. wish for more English text in exhibits
日本語訳:日本の首都である江戸、あらため東京の歴史はとても素晴らしかったです。おもしろい起源と再建ですね。ただもう少し、英語の展示があれば嬉しかったです。

【フランス人】

原文:This museum has an immense amount of factual history of the city from the Meiji times. Some are descriptive of natural disasters – earthquakes and others from the Second World War. There is so much to learn from a visit to this museum. A great experience.
日本語訳:この博物館には、明治時代からの膨大な歴史が詰まっています。第2次世界大戦中に起きた地震など、自然災害を記述するものもあります。ここを訪問して、学ぶべきことがたくさんあります。素晴らしい経験ができました。

そしてこの人気は、トリップアドバイザーだけではありません。Instagramでもタグ「# edotokyomuseum」で約6,300件の投稿がアップされています。

写真は甲冑やミニチュア模型などの展示物が多いです。中には着物を着たり、畳に座ったりして写真を取るインバウンド客の姿もあり、人気を集めているのがわかります。

とはいえ、人気の理由は、なかなかわかりにくいものです。

そこで続いては、人気を集めている具体的な理由を解説します。

東京都江戸東京博物館(江戸東京博物館)が外国人から人気を集める理由

東京都江戸東京博物館の人気理由として、

  1. 公式ホームページの多言語対応
  2. デジタルサイネージを案内板に活用
  3. 外国人向けの体験プログラムを用意

の3つを紹介します。

1.公式ホームページを5つの多言語に対応

東京都江戸東京博物館の公式ホームページは、以下の5ヶ国語に対応しています。

  • 日本語
  • 英語
  • 中国語(簡体字、繁体字)
  • 韓国語

これらの言語でアクセス情報やオープン時間などをチェックできるため、インバウンド客でも情報収集がスムーズです。

2.展示の一部や館内の案内にデジタルサイネージを活用

館内では、展示や館内の案内にデジタルサイネージを活用しています。

ポスターだった案内をタッチパネル式のサイネージに変更したことで、さらに見やすくなりました。またサイネージは多言語にも対応できるため、導入する観光施設も少なくありません。

デジタルサイネージの概要と詳しい事例については、「サイネージを使ったインバウンド対策。7つの事例を飲食店や小売店、地方などジャンル別に紹介します」をご一読ください。

3.外国人向けに日本文化を体験できるプログラムを用意

東京都江戸東京博物館では、外国人向けに体験プログラムを用意しています。

例えば、

  • 紙切り:紙とハサミだけで観客から注文を受けた形に切る。
  • 傘回し:傘の上に紙のボールを乗せて回す。

などです。

展示を見るだけでなく、自らも日本文化を体験できることで、インバウンド客の満足度がアップしています。

ここまで博物館の人気理由をお伝えしました。これらの対策は、他の観光施設でもまねることが可能です。

次で詳しく解説しますね。

東京都江戸東京博物館(江戸東京博物館)のような施設に必要なインバウンド対策

ここからは博物館など観光施設のインバウンド対策として、

  1. 多言語での情報発信
  2. 最新技術の活用
  3. 「コト消費」としての体験の用意

の3つを紹介します。

1.公式ホームページは多言語で情報を発信する

公式ホームページは、外国人にとって最も確かな情報源の1つです。そのため、多言語に対応することが欠かせません。

自社の施設によく訪れている国の観光客を調べて、ニーズの多そうな言語を用意しましょう。最低でも英語は対応しておきたいところです。

アクセスや営業時間などスムーズに調べることができ、訪問のきっかけにつながります。

2.デジタルサイネージなど最新技術を活用する

博物館は展示数も多いため、わかりやすい館内の案内が欠かせません。

サイネージを使うことで、大きな画面でわかりやすい案内が可能に。またワンタッチで多言語にも対応できるため、外国人でも自国の言語で案内がチェックできます。

3.「コト消費」の体験プログラムやツアーを用意する

インバウンド客のニーズは買い物などの「モノ消費」から、着物を着る、旅館に泊まるなど体験中心の「コト消費」に変化しつつあります。

特に歴史に関する博物館などは、当時の様子や暮らしを体験してもらうことで、理解がより深まることも。

例えば、

  • 昔の日本の家屋を用意し、そこに寝泊まりできるプログラム
  • 甲冑や着物の体験ができるオプショナルツアーを用意

などです。

ツアーがきっかけで興味を持ち、訪問する可能性も高まります。

オプショナルツアーについて詳しくは「オプショナルツアーとは?着物体験やスキーなどコト消費をアピールすれば、地方を訪れるきっかけとなる」で解説しています。

このようなインバウンド対策で、外国人のお客さまを呼び込みましょう。

東京都江戸東京博物館のようなインバウンド対策で、さらなる集客を

今回は、東京都江戸東京博物館が人気を集める理由について、解説しました。

人気理由は、以下の3つです。

  • 公式ホームページの多言語対応
  • デジタルサイネージを案内板に活用
  • 外国人向けの体験プログラムを用意

これらの対策は、他の観光施設でもまねることが可能です。

以下のインバウンド対策で、さらなる集客につなげましょう。

  • 多言語での情報発信
  • 最新技術の活用
  • 「コト消費」としての体験の用意

今回のランキングでは、「広島平和記念資料館」のような資料館もランクインしています。詳しいインバウンド対策は、「広島平和記念資料館がインバウンドに人気の観光地ランキングで第3位に輝いた4つの理由」をチェックしてみてください。

 

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