インバウンドのホテル予約対策について、ポイントとおすすめの海外OTAを解説。

「インバウンド客をうちのホテルに呼び込むにはどうしたらいいんだろう…」

とお悩みの方。

インバウンド客に宿泊先として自社のホテルを選んでもらうには、

  • インバウンド客のニーズを押さえること
  • 海外OTA(Online Travel Agency)を利用すること

がポイントです。OTAとはオンライン旅行会社を始めとしたホテル予約サイトのこと。海外OTAを利用することで、日本だけでなく海外からの集客を図ることができます。

とはいえ、具体的にどうしたらよいかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

  • インバウンド集客に必要なポイントとトレンド動向
  • 海外OTAの利用と登録方法について解説
  • おすすめの海外OTAを5つ紹介

の順にお伝えします。

インバウンド集客は難しく感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、インバウンド集客に役立つ海外OTAについて大まかに知りましょう!

インバウンド集客に必要なポイントとトレンド動向

インバウンド客に宿泊先として選んでもらうためのポイントは、

  1. 日本らしさを感じる造りやアイテムがある
  2. 多言語に対応している
  3. 宗教の習慣や旅程に配慮したサービスがある

の3つです。

日本を観光したいと考えるインバウンドは、日本の文化にも興味があります。

  • 日本でしか見れない
  • 日本でしか触れない

ものが自社にあれば、宿泊先として選ばれる可能性は高いです。

そして滞在中にストレスなく過ごせるよう、多言語へ対応するようにしてください。

3つ目の「宗教の習慣や旅程に配慮したサービス」については、

  • イスラム教徒向けの祈祷室
  • ハラールに対応した食事
  • 早朝、深夜に利用できる待合室

などがあることを指します。インバウンドの客層や行動パターンを具体的に想像することで、対応すべきニーズがはっきりと見えてくるはずです。

【2018年上半期】日本におけるインバウンド客のトレンドは「地方」

オンライン旅行サイトを世界75ヶ国以上で運営するエクスペディアグループは2018年10月、訪日旅行者のオンライン予約動向について分析した結果を発表しました。

分析の結果から見えてきたのは、地方へのインバウンド需要が急増している点です。インバウンド需要の高い主要3地域(東京都・大阪府・京都府)以外の地域への需要が、前年同期と比べて平均45%増となり、急速に拡大していることが分かりました。

【2018年上半期 インバウンド需要の伸び率ランキングTOP10】(前年同期比)

  1. 青森県:180%増
  2. 熊本県:100%増
  3. 宮城県:80%増
  4. 宮崎県:80%増
  5. 山梨県:75%増
  6. 静岡県:65%増
  7. 福岡県:65%増
  8. 広島県:55%増
  9. 長野県:50%増
  10. 岡山県:50%増

地方を訪問するインバウンド客を国別で見ると、

  • 韓国
  • 香港
  • アメリカ
  • 台湾
  • オーストラリア

が大きな割合を占めているのは今までと同じです。

一方で、新たな国からの需要も増えており、高い伸び率を記録したのは以下の5ヶ国でした。

【2018年上半期 国別インバウンド伸び率ランキングTOP5】(前年同期比)

  1. アイルランド:100%以上増
  2. メキシコ:100%以上増
  3. タイ:70%増
  4. ニュージーランド:50%増
  5. デンマーク:50%増

特にアイルランドはラグビーの人気が高く、そのため2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップに向けて、さらなるインバウンド需要アップが見込めます。

出典:観光経済新聞「エクスペディア、2018 年上期のインバウンド動向の分析結果を発表」https://www.kankokeizai.com/category/inbound/

次は、海外OTAの利用と登録方法についてお伝えしますね。

海外OTAの利用と登録方法について解説

インバウンド客を集客するのであれば「海外OTA」の利用は欠かせません。

OTAとは「Online Travel Agency」の略で、オンライン旅行会社を始めとしたホテル予約サイトのことです。

インバウンド客は海外OTAを利用して日本での宿泊先を選ぶことが多いため、海外OTAへ登録しておくことでインバウンド見込客へ広くリーチできます。

海外OTAを利用するときのポイントは、

  • 多言語に対応しているかどうか
  • ホテルへの送客手数料はいくらか

を確認することです。

海外OTAの送客手数料はおおむね12%~15%の範囲で設定されています。海外OTAを利用する場合は、この手数料を支払ったとしても営業が成り立つような値付けが必要です。

海外OTAの登録方法

海外OTAへは、各社ホームページの入力フォームを通じて登録の申請が可能です。

申請自体は無料で行うことができ、そのさいに入力する内容は以下の通り。

  • 氏名
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 施設名
  • 施設がある住所
  • 施設のタイプ(ホテル、ヴィラ、ゲストハウスなど)
  • 部屋数
  • 使用する通貨

入力フォームを送信すると相手側から確認の連絡が来るので、その内容に従って契約を進めてください。

次は、おすすめの海外OTAについてお伝えしますね。

おすすめの海外OTAを5つ紹介

今回ご紹介する海外OTAは、

  1. Expedia(エクスペディア)
  2. TripAdvisor(トリップアドバイザー)
  3. Booking.com(ブッキングドットコム)
  4. Agoda(アゴダ)
  5. Trip.com(トリップドットコム)

の5つです。

1. 世界最大級の総合オンライン旅行会社「Expedia(エクスペディア)」

Expedia(エクスペディア)」は、世界最大級の総合オンライン旅行会社です。

本拠地はアメリカで、世界33ヶ国で運営サイトを展開しています。世界中で、

  • ホテル
  • 航空券
  • オプショナルツアー
  • レンタカー
  • 保険

などの旅行に関わる商品を手掛けており、自社商品に伴う航空券予約が多いのが特徴です。

【手数料】

  • 現地決済のみ:12%
  • 現地決済&事前決済:13%
  • 事前決済のみ:15%

2. 旅行系のアクセス数ナンバーワン「TripAdvisor(トリップアドバイザー)」

TripAdvisor(トリップアドバイザー)」は、旅行系のアクセス数ナンバーワンのサイトです。

その大きな特徴は「口コミ」。その口コミ数は世界最大で、2017年には5億件を突破しました。外国人の詳細なレビューから、インバウンド客のニーズを掴むことができます。

【手数料】

  • 現地決済&事前決済:12% or 15%(2つの表示タイプで選択)

3. 日本のホテル登録数がもっとも多い「Booking.com(ブッキングドットコム)」

Booking.com(ブッキングドットコム)」は、1996年にオランダのアムステルダムで創立されたスタートアップ企業です。

またたく間に世界レベルの旅行ECサイトに成長を遂げ、現在は世界70ヶ国に198の支社を展開、1万5,000人以上の社員を抱えています。

【手数料】

  • 現地決済&事前決済:12%

4. 地図上に表示されるホテル検索機能が分かりやすい「Agoda(アゴダ)」

Agoda(アゴダ)」は、アジアの太平洋地域を中心に展開を広げているホテル予約サイトです。

世界最大のオンライン旅行会社、米国の「プライスライン」グループの1つで、シンガポールに本社を置いています。

【手数料】

  • 事前決済のみ:12%

5. 中国の最大手オンライン旅行会社が運営する「Trip.com(トリップドットコム)」

Trip.com(トリップドットコム)」は、中国の最大手オンライン旅行会社「Ctrip(シートリップ)」が運営するサイトです。

ホテルのネットワークにおいては、全世界200以上の国と地域、約100万軒の情報を持ち、フライト情報は6大陸5,000都市以上をカバーしています。

【手数料】

  • 現地決済&事前決済:15%

海外OTAを活用してインバウンド客を呼び込み、売上アップにつなげる

ここまで、インバウンドのホテル予約対策についてお伝えしました。

おさらいしますと、インバウンド客に宿泊先として選んでもらうためのポイントは、

  1. 日本らしさを感じる造りやアイテムがある
  2. 多言語に対応している
  3. 宗教の習慣や旅程に配慮したサービスがあ

の3つです。

インバウンドの客層や行動パターンを具体的に想像することで、対応すべきニーズが見えてきます。

そしてインバウンド客のトレンドについては、エクスペディアグループによって発表された、オンライン予約動向の分析結果をお伝えしました。

分析結果から、日本におけるインバウンド需要は主要3地域(東京都・大阪府・京都府)以外の「地方」で伸びていることがわかります。

もともと需要の高い大都市だけでなく、地方にもインバウンド客が流れていることは大きなチャンス。そのチャンスを活かすために、海外OTAを利用してインバウンド見込客へ広くリーチすることが重要です。

そして最後に、おすすめの海外OTAとして、

  1. Expedia(エクスペディア)
  2. TripAdvisor(トリップアドバイザー)
  3. Booking.com(ブッキングドットコム)
  4. Agoda(アゴダ)
  5. Trip.com(トリップドットコム)

の5つをお伝えしました。

海外OTAをうまく使って、より多くのインバウンド客を呼び込み、売上アップにつなげましょう。

インバウンド客をホテルに呼び込むための取り組み事例については、「インバウンド対応ホテルが地方に続々と開業。訪日客のニーズに合わせた戦略で集客を狙う」をご一読ください。

 

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