訪日外国人向けアレルギーカードとは?飲食店が活用するメリットからおすすめカードまで解説

「アレルギーカードなんだろう。外国人のお客さまにも使っていただけるのかな…」

と感じている飲食店の方。

アレルギーカードとは、お客さまがアレルギーを持つ食品がわかるカードです。英語と日本語が記載されており、使い方はアレルギーのある食品にチェックをつけるだけ。

カードを使うことで、言葉の違いによるアレルギー食品の誤食や、事故を防ぐことができます。またベジタリアンやムスリムにも応用できるため安心して来店するお客さまが増え、結果としてさらなる集客や売上アップにも役立ちます。

とはいえ、具体的なアレルギーカードの活用方法や手に入れ方は、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • アレルギーカードとは
  • 飲食店がアレルギーカードを活用するメリット
  • アレルギーカードのダウンロード先

を紹介します。

「いきなりカードを活用するのは難しそう…」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずはアレルギーカードについて、ざっくりと理解しましょう!

アレルギーカードとは、英語で食べられない食品を伝えるカード

アレルギーカードとは、「食物にアレルギーを持つ人が、海外旅行中に自分のアレルギー食品を伝えるためのカード」です。

カードでは、

  • 牛乳(Milk)
  • 小麦(Wheat)
  • ピーナッツ(Peanut)

などの食品名が、英語と日本語で書かれています。

アレルギーを持つ訪日外国人の誤食が問題に

近年、アレルギーのある訪日外国人の誤食が発生しています。

というのも、アメリカやヨーロッパではアレルギーへの対応食が進んでいますが、日本はまだまだ対応が進んでいません。

さらに日本の食品には、アレルギー食品が入っているか見た目だけではわかりにくい場合も多いです。

例えば、

  • 岐阜県の五平餅:落花生やくるみなどナッツ類
  • 沖縄県のジーマーミ豆腐:ピーナッツ

などです。

アレルギーはじんましんや発作を引き起こし、症状が重いと呼吸困難や意識の低下などを招く「アナフィラキシーショック」になることも少なくありません。

アレルギーカードがあれば、これらの命に関わる誤食を防ぐことができます。

そこで続いては、アレルギーカードを取り入れるメリットを詳しく解説しますね。

訪日外国人向けアレルギーカードを飲食店が活用するメリット

飲食店がアレルギーカードを使うメリットとして、

  1. 英語や外国語でアレルギーを確認する必要がない
  2. ベジタリアンやムスリムにも応用できる
  3. インバウンド客のさらなる集客につながる

の3つを紹介します。

1.英語や外国語でアレルギーを確認する必要がない

アレルギーカードは英語と日本語が書かれているため、お客さまのアレルギー食品をひと目で知ることができます。

訪日外国人は日本語がわからない人が、一方で飲食店は英語や外国語がわからないところが少なくありません。英語と日本語に対応するカードの導入によって、アレルギーを確認する手間が省けます。

2.ベジタリアンやムスリムにも応用できる

アレルギーカードは、ベジタリアンやムスリムにも使用できます。

ベジタリアンには肉や魚を避ける人が多く、ムスリムにはイスラム教のルールで豚肉やアルコールを口にすることができない方がほとんど。とはいえ、これらに対応している飲食店はまだまだ日本には少なく、インバウンド対応における課題の1つとされています。

アレルギーカードには魚や豚肉などの項目もあり、ベジタリアンやムスリムにも使ってもらうことが可能です。

ベジタリアンについて、詳しくは「ベジタリアンとは?飲食店のベジタリアン対応から、食事の注意点まで解説します」をご一読ください。

ハラルフードについては「ハラルフードとは?豚肉やアルコールを使わない日本食の提供で、ムスリムの集客につながる」をご一読ください。

3.アレルギーカードでインバウンド客の満足度があがり、集客や売上アップに

訪日外国人の期待することは、「日本食を食べること」が96.1%と、最も多いです。

出典:農林水産省「飲食事業者のためのインバウンド対応ガイドブック」
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/attach/pdf/inbound28-1.pdf

そのため、アレルギーや宗教上の理由から制限があっても、可能な範囲で食事を楽しめるように仕組みを整えていく必要があります。

アレルギーカードをもとに制限にかからない食事を提供することで、訪日外国人の満足度はアップします。

満足度が高まることで口コミが広まり、結果としてさらなる集客や売上アップにもつながります。

このようにアレルギーカードの活用は、インバウンド客だけでなく飲食店にもメリットがあります。

最後に、飲食店向けのアレルギーカードを紹介しますね。

飲食店向けのアレルギーカード2つ

ここでは英語と日本語に対応するアレルギーカードとして、

  1. アレルギーっ子の旅する情報サイト「CAT」
  2. JICA東京国際センター

の2つを紹介します。

1.アレルギーっ子の旅する情報サイト「CAT」

アレルギーっ子の旅する情報サイト「CAT」が2018年10月、食物アレルギーを持つ訪日外国人向けに「FOOD ALLERGY CARD(フードアレルギーカード)」をリリースしました。

無料版のカードでは12種類の食品が書かれています。

例えば、

  • たまご(Eggs)
  • 落花生(Peanuts)
  • ナッツ類(Tree Nut)

などです。

お客さまが、アレルギーのあるものにチェックをつけます。

有料版アレルギーカードは地方自治体や企業向け

こちらのカードは、地方自治体や企業向けに有料版もリリースされています。

有料版は「醤油に小麦が入っていることもある」など、日本料理における注意事項なども記載されています。

このアレルギーカードはA7(74mm×105mm)サイズのため、財布やポケットに入れて携帯することも可能に。料金は100枚で2,160円(税込)です。

ダウンロードや注文はアレルギーカード – DOWNLOADから可能です。

2.JICA東京国際センター

JICAの東京国際センターとエクスポート・ジャパン株式会社が協力して、「ハラル&アレルギーカード」を配布しています。

カードはムスリムにも対応しており、「豚肉」や「アルコール」など、食べられないものごとにカードを提示します。カードは、飲食店やホテルなどでも利用可能です。

まずはカードの用意など、できることから始めてみましょう。

アレルギーカードの活用で、飲食店のさらなる集客につなげる

今回は、アレルギーカードについて解説しました。

おさらいすると、アレルギーカードとは、「アレルギーを持つ人が、海外旅行中に自分のアレルギー食品を伝えるためのカード」です。

飲食店がカードを導入するメリットは、以下の3つです。

  • 英語や外国語でアレルギーを確認する必要がない
  • ベジタリアンやムスリムにも応用できる
  • インバウンド客の満足度があがり、集客や売上アップになる

アレルギーカードは、以下の機関から利用できます。

  • アレルギーっ子の旅する情報サイト「CAT」
  • JICA東京国際センター

これらを活用して、さらなるインバウンド客の集客につなげましょう。

またアレルギーカードなどの対策だけでなく、スムーズな予約や決済を導入することで、さらなる集客にもつながります。

その際は「ぐるなび」などのサービスを活用すると効果的です。詳しくは「「ぐるなびインバウンド大作戦」であらゆる飲食店のインバウンド戦略をサポート!」をチェックしてみてください。

 

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