インバウンド獲得に重要な「大衆点評」とは?中国人向け口コミサービスについて解説

「中国からインバウンド客を呼び込むにはどうしたらいいんだろう…」

とお悩みの方。

中国人はお店やサービスを利用するとき、口コミやレビューを重要視します。そのため、中国からインバウンド集客を図るには、口コミやレビューに強いサービスの活用がおすすめです。

とはいえ、具体的にどのようにサービスを活用すればよいのかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

  • 「大衆点評」は、全世界を対象とした中国最大のグルメナビサイト
  • 「大衆点評」を導入するメリットや導入例
  • 「大衆点評」の具体的な登録方法と使い方のポイント

の順にお伝えします。

口コミサイトの利用は難しく感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、インバウンド集客に役立つ中国で人気の口コミサービス「大衆点評」について大まかに知りましょう!

「大衆点評」は、全世界を対象とした中国最大のグルメナビサイト

大衆点評」は、全世界を対象とした中国最大のグルメナビサイトです。

「中国版食べログ」とも呼ばれ、飲食店への口コミやレビューを中心とした情報を提供しています。日本の食べログと異なる点は、飲食店だけでなく、

  • 映画
  • ホテル
  • 娯楽
  • 美容
  • ウェディング
  • 子育て
  • ホームセンター

など、生活に必要なサービスを広くカバーしている点です。

2003年から運営を開始したこのサービスは、今や中国国内シェア85%以上を獲得。中国人にとっては生活に欠かせないインフラサービスに成長しています。

サイト内で扱うサービスは全世界の1,000を超える国と地域をカバー。中月間アクティブユーザーは2.89億人に達しています。

日本を訪れる中国の個人旅行者(FIT)の約半数が「大衆点評」を利用しており、日本のサービスを選ぶうえで欠かせない情報ツールの1つです。

中国人インバウンド客による飲食への消費は2,482億円で全国トップ

観光庁の発表によると、2017年日本におけるインバウンド客数は2,869万人と過去最高値を記録しました。その中でも中国人観光客数は736万人と全体の25%を占めています。

観光庁が2016年に実施した「訪日外国人消費動向調査」では、中国人観光客が日本観光中に消費した額は1兆4,754億円です。これは全体の39.4%を占めています。

また、旅行中に飲食へ使用した額が多かった上位5ヶ国は以下の通りです。

【飲食へ使用した額の上位5ヶ国】

  1. 中国:2,482億円
  2. 台湾:1,109億円
  3. 韓国:908億円
  4. 香港:763億円
  5. 米国:511億円

中国は2位の台湾と比べても、倍以上のお金を飲食に使っていることがわかります。

2020年の東京オリンピックに向けてさらにインバウンド客は増えることが予想されており、「中国人客の胃袋をいかに押さえるか」はインバウンド業界において重要なポイントの1つです。

出典:観光庁「平成28年訪日外国人消費動向調査」http://www.mlit.go.jp/common/001179430.pdf

次は、「大衆点評」を導入するメリットや導入例についてお伝えしますね。

「大衆点評」を導入するメリットや導入例

「大衆点評」を導入するメリットは、大きく5つあります。

  1. 中国人インバウンド客の約半数へリーチできる
  2. 店舗までの行き方をナビゲートしてくれる
  3. 来店する前にサービスを販売、決済できる
  4. ターゲットを設定して広告が配信できる
  5. マーケティングツールとして活用できる

1つずつ説明しますね。

メリット1. 中国人インバウンド客の約半数へリーチできる

1つ目のメリットは、中国人インバウンド客の約半数へリーチできることです。

「大衆点評」は、中国人インバウンド客による利用率が50%を超えています。月間30万以上のユーザーが「大衆点評」を通じて日本の情報を調べており、その影響力は高いです。

「大衆点評」では日本143ヶ所に及ぶエリアをカバーしており、

  • グルメ
  • ショッピング
  • ホテル
  • 観光スポット

など、掲載されている情報の数は80万を超えます。

日本観光における主要エリア情報へのアクセス状況は以下の通りです。

【日本観光における主要エリア情報へのアクセス状況】(1日あたりの利用人数)

  • 東京:21,100人
  • 京都:7,000人
  • 大阪:15,200人
  • 札幌:3,800人
  • 沖縄:2,500人

メリット2. 店舗までの行き方をナビゲートしてくれる

2つ目のメリットは、店舗までの行き方をナビゲートしてくれることです。

日本になじみのない中国人インバウンド客の場合、興味のあるお店があってもそこまでの行き方がわからないケースがあります。自店に関心を持ってもらったとしても、お店に来てもらえなければ売上にはつながりません。

「大衆点評」であれば、店舗の住所をタップするだけでお店までナビゲートしてくれる機能が付いているので、機会損失を防ぐことができます。

メリット3. 来店する前にサービスを販売、決済できる

3つ目のメリットは、来店する前にサービスを販売、決済できることです。

飲食店においては、予約のキャンセルや、当日の支払いトラブルなどお金にまつわる問題が多く発生します。

「大衆点評」を利用すれば、あらかじめサービスの決済ができるため、トラブルに発展することが少ないです。

メリット4. ターゲットを設定して広告が配信できる

4つ目のメリットは、ターゲットを設定して広告が配信できることです。

「大衆点評」は会員登録したユーザーが利用するため、登録情報や利用履歴にもとづき、自店舗に興味を持ってもらいやすいターゲットを選んで広告を打つことができます。

それにより、コストを抑えつつ効果的に広告を配信することが可能です。

メリット5. マーケティングツールとして活用できる

5つ目のメリットは、マーケティングツールとして活用できることです。

「大衆点評」では、

  • どの商品やサービスがよく見られているか
  • どのような客層が見ているか
  • 興味を持たれていない商品やサービスは何か

などを細かく分析することができます。

その分析をもとに商品やサービス、登録ページの改善を図ることで売上アップにつなげることが可能です。

次は、「大衆点評」の具体的な登録方法と使い方のポイントについてお伝えしますね。

「大衆点評」の具体的な登録方法と使い方のポイント

「大衆点評」へ店舗を登録するには、以下の手順が必要です。

  1. 会員登録の手続きをする
  2. 店舗登録の手続きをする

1つずつ説明しますね。

1. 会員登録の手続きをする

「大衆点評」を利用するには、会員登録の手続きが必要です。

まずは専用のアプリ「大众点评」をダウンロードし、起動してください。「点击登录」(会員登録)をタップすると、個人情報を入力する画面になりますので、

  • 携帯電話の番号
  • 暗証番号

を入力します。しばらくすると登録した携帯番号に認証番号がSMSで届くので、それを入力し登録ボタンを押せば完了です。

2. 店舗登録の手続きをする

会員登録が終わったら、店舗登録ができるようになります。

アプリを起動し、ページ右上にある「+」ボタンをタップしてください。いくつかメニューが出てくるので、その中から「添加商戸」を選んでタップします。

すると店舗情報を入力する画面になりますので、

  • エリア
  • 店舗名
  • 店舗の種類
  • 住所

を登録。任意で「電話番号」や「営業時間」を入力します。

すべての入力が終わったら下にあるオレンジの「提交」ボタンを押せば、申請は完了です。

審査後3営業日ほどで店舗が登録されますので、登録後に店舗の画像をアップロードすればすべての登録が完了します。

会員登録、店舗登録ともに無料で利用が可能です。

口コミに強い中国最大のEコマースサービス「大衆点評」を活用できれば売上アップにつながる

ここまで、インバウンドのホテル予約対策についてお伝えしました。

おさらいしますと、「大衆点評」は全世界を対象とした中国最大のグルメナビサイトです。「中国版食べログ」とも呼ばれ、飲食店を含むさまざまなサービスの情報を提供しています。

日本を訪れる中国の個人旅行者(FIT)の約半数が「大衆点評」を利用しており、日本のサービスを選ぶうえで欠かせない情報ツールの1つです。

「大衆点評」をEコマースサービスとして導入するメリットは、大きく5つあります。

  1. 中国人インバウンド客の約半数へリーチできる
  2. 店舗までの行き方をナビゲートしてくれる
  3. 来店する前にサービスを販売、決済できる
  4. ターゲットを設定して広告が配信できる
  5. マーケティングツールとして活用できる

会員登録、店舗登録はすべて無料で、最短3日ほどで登録が完了します。

中国人に人気のEコマースサービスをうまく活用することで、広告コストを抑えつつ売上アップを図ることが可能です。

日本商品の特化した中国向けECサイトについては、「中国消費者向けECサイト「豌豆公主(ワンドウ)」が、オンライン免税店で資生堂コスメティックブランド商品を展開」をご一読ください。

 

PR: ANAの広告媒体で訪日旅客に街の魅力をお届け!

ANAのブランド力、航空媒体という特殊性で、地域や街のブランディングや商品・サービスのPRをお手伝いします。


お問い合わせはこちら:

インバウンドNOW運営事務局

担当:陳、田中

proj_ana_media@g.s-cubism.jp

関連記事

  1. インバウンドの施策:インスタグラムで訪日観光客を呼ぶ方法とは

  2. FIT(海外個人旅行)はインバウンド対策のカギ。旅行スタイルから課題まで解説します

  3. インバウンドとは?アウトバウンドとの違いなど、用語を解説

  4. ファムトリップとは?海外のメディアやインフルエンサーと協力して、インバウンド客の増加につなげる

  5. 日本でエコホテルが増加。環境に配慮した経営で訪日客を呼び込む

  6. オリンピックでのインバウンド効果持続のために、日本が解決すべき課題5つ

  7. 東京都が美術館・博物館等の観光施設の国際化支援補助金をスタート。インバウンド対応力の強化へ向けて動き…

  8. サムライ剣舞シアターとは?人気のカギはインバウンドが好む「体験型」

メールマガジン



PR


インバウンド資料ダウンロード



アーカイブ

人気記事ランキング

おすすめ記事

PAGE TOP