2019年4月「MUJI HOTEL GINZA」がオープン!ホテル開業ラッシュの背景には「インバウンドの急増」が

「MUJI HOTEL GINZAってどんなホテルなんだろう…」

と思っている方。

「MUJI HOTEL GINZA」は、無印良品を展開する「良品計画」が銀座に開業を予定しているホテルです。「MUJI HOTEL」は今年1月に中国の深セン、6月に北京でオープンしており、銀座での開業は3店舗目となります。

出店地の銀座は、いまホテルの開業ラッシュで沸くエリアです。

とはいえ、なぜ「MUJI HOTEL」が銀座にオープンするのかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

  • 「MUJI HOTEL GINZA」は2019年4月に銀座にオープン予定のコンセプトホテル
  • ホテル開業ラッシュの背景にあるのは「インバウンドの急増」
  • インバウンドが日本のホテルに求めるサービス

の順にお伝えします。

インバウンド向けホテルのトレンドを掴むことは難しく感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、「MUJI HOTEL GINZA」とインバウンドのホテル需要についてざっくりと知りましょう!

「MUJI HOTEL GINZA」は2019年4月に銀座にオープン予定のコンセプトホテル

「MUJI HOTEL GINZA」は、無印良品を展開する「良品計画」が2019年4月に銀座にオープン予定のコンセプトホテルです。

「MUJI HOTEL」のコンセプトは「アンチゴージャス、アンチチープ」。ほど良い価格で良く眠れ、旅先において体と心を整える空間を提供するとともに、その街の魅力を十分味わえる旅の拠点となることを目指しています。

同ホテルは、

  • 「MUJI HOTEL SHENZHEN」(2018年1月18日に中国の深セン市にてオープン)
  • 「MUJI HOTEL BEIJING」(2018年6月30日に北京にてオープン)

の2つのホテルに続く、3ヶ所目にして初めて日本でオープンする「MUJI HOTEL」です。

「MUJI HOTEL GINZA」は6階~10階の5フロア構成で、7階~10階の客室は全部で79室を備えています。6階にはフロントを設置するとともに「ATELIER MUJI GINZA」を展開。

「ATELIER MUJI GINZA」では、

  • 「Gallery」:ものづくりやデザインにまつわる様々なテーマから展示を企画するコーナー
  • 「Salon」:おいしいコーヒーやお酒を飲みながら人が語らい集うコーナー
  • 「Library」:デザイン・アート関連の書籍を揃えたコーナー
  • 「Lounge」:トークイベントやワークショップを開催するコーナー

をそれぞれ設け、無印良品が考える未来を見据えたメッセージを発信します。

さらに同ビルの地下1階~6階では、無印良品の新しい旗艦店「無印良品 銀座」も同じタイミングでオープン。

特に「食」に関する商品・サービスをこれまで以上に拡大し、1階フロアでは産地直送をテーマとした青果や、新鮮なフルーツを使ったジュースやデザートの販売をその場で食べることが可能です。

宿泊予約の開始は2019年3月中旬を予定しています。

次は、ホテル開業ラッシュの背景についてお伝えしますね。

ホテル開業ラッシュの背景にあるのは「インバウンドの急増」

今回「MUJI HOTEL GINZA」がオープンする銀座周辺では、ここ数年で開業を予定しているホテルがいくつもあります。そして、その背景にあるのが「インバウンドの急増」です。

2017年日本における外国人の延べ宿泊者数は7,969万人(前年比+14.8%)と、過去最高を記録しました。

特に東京における外国人の延べ宿泊者数は1,978万人と全国トップ。ビジネスホテルやシティホテルの客室稼働率は80%を超えています。

【2017年都道府県別外国人延べ宿泊者数トップ5】

  1. 東京:1,978万人
  2. 大阪:1,167万人
  3. 北海道:770万人
  4. 京都:556万人
  5. 沖縄:462万人

【2017年東京都の宿泊施設タイプ別客室稼働率】

  • 全体:80.0%
  • 旅館:57.2%
  • 簡易宿所:52.2%
  • リゾートホテル:72.5%
  • ビジネスホテル:84.5%
  • シティホテル:83.0%

これらの数値からも、東京ではインバウンド向けのホテルが慢性的に不足していることがわかります。

東京都の調査によると、東京に来たインバウンド客の半数が銀座を訪れていることがわかっており、その需要を取り込むためにさまざまな企業がホテル開業へ着手しているのです。

出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」http://www.mlit.go.jp/common/001247514.pdf

次は、インバウンドが日本のホテルに求めるサービスについてお伝えしますね。

インバウンドが日本のホテルに求めるサービス

インバウンドが日本のホテルに求めるサービスは大きく3つです。

  1. 言語の壁を感じさせない
  2. Wi-Fi環境が整っている
  3. シンプルな宿泊プランがある

1つずつ説明しますね。

1. 言語の壁を感じさせない

1つ目が、言語の壁を感じさせないことです。

言語への対応は、国が外国人に対して実施した「日本を観光中に不満に感じること」のアンケート調査でも上位に入ります。

施設のスタッフが外国語に対応できればベストですが、

  • ウェブサイト
  • 施設内の案内板
  • パンフレット

などを多言語に対応させることで、インバウンド客の安心を得ることも可能です。

すでに観光庁からは「多言語対応の改善・強化のためのガイドライン」が公表されており、飲食店や宿泊施設はそれをもとに対応を進めることができます。

出典:観光庁「多言語対応の改善・強化のためのガイドライン」http://www.mlit.go.jp/common/001029742.pdf

2. Wi-Fi環境が整っている

2つ目が、Wi-Fi環境が整っていることです。

インバウンド客の多くはスマートフォンを利用して現地の情報を集めているため、Wi-Fi環境があることを重視します。

海外では公共施設や宿泊施設におけるWi-Fi環境がかなり整備されており、いつでもインターネットを利用できることが多いです。

観光庁も2018年の方針として「無料WiFi環境の整備の加速化」を決め、「宿泊施設のインバウンド対応支援事業」を実施しました。Wi-Fi環境の整備は、国も後押ししている優先順位の高い対策です。

3. シンプルな宿泊プランがある

3つ目が、シンプルな宿泊プランがあることです。

多くのインバウンド客は自分でプランを立て、現地で観光することを望んでいます。加えてインバウンド客は長期滞在を前提にして宿泊先を選ぶため、料金が低いこともポイントです。

あれもこれもと、盛りすぎのプランは自由度が減るうえに料金が高くなり、インバウンドからは人気がありません。

できるだけシンプルでわかりやすいプランを揃えることが重要です。

2020年に向けてインバウンドは増え、ホテル需要はさらに高まる

ここまで、「MUJI HOTEL GINZA」とインバウンドのホテル需要についてお伝えしました。

おさらいしますと、「MUJI HOTEL GINZA」は「良品計画」が2019年4月に銀座にオープン予定のコンセプトホテルです。

「MUJI HOTEL」はすでに海外で2店舗オープンしており、日本での開業は3店舗目。ホテルだけでなく「ATELIER MUJI GINZA」を併設し、さまざまなコーナーを設けることで、無印良品が考える未来を見据えたメッセージを発信します。

「MUJI HOTEL GINZA」をはじめ、さまざまなホテルが銀座にオープンする理由は「インバウンドの急増」です。東京はインバウンド客数が日本でもっとも多く、2017年の延べ宿泊者数は1,978万人でした。

東京のホテルは慢性的に不足しており、そのインバウンド需要を狙って企業は次々とホテル開業に踏み切っています。

そこで大切なことは、インバウンドが日本のホテルに求めるサービスを理解しておくことです。

【インバウンドが日本のホテルに求めるサービス】

  1. 言語の壁を感じさせない
  2. Wi-Fi環境が整っている
  3. シンプルな宿泊プランがある

インバウンドがストレスを感じているポイントを押さえることで、必要なサービスを知ることができます。

2020年の東京オリンピック、2025年の大阪万博が決まり、ますます高まりを見せるホテル需要。ニーズを押さえてインバウンド需要を取り込み、さらなる売上アップにつなげましょう。

インバウンドのホテル予約対策については、「インバウンドのホテル予約対策について、ポイントとおすすめの海外OTAを解説。」をご一読ください。

 

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