株式会社ZOZOの前澤氏がWeiboやWeChatなど、中国のSNS運用をスタート。その理由とアカウント運用のポイントを解説

「ZOZOTOWNの前澤さんがWeiboのアカウントを作ったって本当かな…」

と思っている方。

株式会社ZOZOの前澤友作さんは、中国のSNS「Weibo」と「WeChat」でアカウントを開設しています。それに伴い、アカウントの運用アシスタントを募集しました。

そして2018年9月より、中国人ユーザーに向けて情報を発信。SNSで企業や代表者が人気を集めることで、商品やサービスの知名度および売上アップにつながります。

とはいえ、具体的なアカウント運用のメリットなどは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 株式会社ZOZOの前澤氏のWeiboやWeChat運用
  • 前澤氏が中国のSNSを運用する理由
  • 中国のSNS運用に必要なこと

を紹介します。

「いきなりアカウントの運用は難しい…」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは前澤氏のWeiboやWeChat運用について、ざっくりと理解しましょう!

株式会社ZOZOの前澤氏、WeiboやWeChatなどSNS運用アシスタントを募集

株式会社ZOZO(以下、ZOZO)の社長である前澤氏が、SNSアカウント運用のアシスタントを募集しました。使用するSNSは、中国の「Weibo」や「WeChat」です。

仕事内容は、前澤氏のアカウントから中国語で発信すること。そのため、運用アシスタントには中国語のスキルが欠かせません。

募集には前澤氏のTwitterアカウントと、noteアカウントを使用しました。

WeiboなどSNSアカウント運用アシスタントの業務内容と応募条件

アシスタントの業務内容は、以下の通りです。

【業務内容】

  1. Weibo(微博)とWeChat(微信)アカウントの運用サポート
  2. 中国メディア対応などの広報業務
  3. 通訳業務

【求める能力】

  1. 日本語と中国語が堪能
  2. WeiboなどSNSの発信経験がある
  3. SNSが大好き
  4. コミュニケーション能力が高い
  5. 中国語での広報や秘書経験がある

アシスタントは書類審査や課題の提出、面接などいくつかのステップを経て決定されました。

前澤氏のWeiboフォロワー数は、1ヶ月で約5万人に

募集後、前澤氏は自身のWeiboアカウントを開設し、いくつかツイートしています。

フォロワー数は2018年12月時点で、約5万1,000人。公式マークも付いています。

9月の開設で5万人のフォロワーを獲得するのはとても早く、前澤氏の影響力の大きさを感じずにはいられません。

このフォロワーの獲得には、前澤氏が打ち立てた月旅行の計画も大きく関係しています。これは後ほど詳しく解説しますね。

ZOZOTOWNは一度、中国から撤退している

ファッション通販サイトのZOZOTOWNは、2011年に一度、中国市場へ進出しています。しかしすぐに撤退しました。

理由は以下の3つです。

  • 中国のECサイト天猫Tmallなどより商品の価格が高かった
  • 中国国内で購入できる商品を取り扱っていた
  • ZOZOTOWNの認知度がまだまだ高くなかった

このように、一度撤退した中国のSNSに再び力を入れる理由は、ZOZOの認知度アップであると予想されています。

次で詳しく解説しますね。

ZOZOの前澤氏が、Weiboなど中国のSNSを始める3つの理由

ここからは前澤氏が中国のSNSアカウントを運用する理由として、

  • 2023年の月旅行に注目が集まっている
  • 前澤氏の考え方や行動が中国人の共感を得やすい
  • 認知度を高めることでプロモーションが成功しやすくなる

の3つを紹介します。

1.前澤氏の月への旅行に中国人が注目している

前澤氏は2023年に、月へ旅行する計画を発表しています。これには米のロケット開発企業SpaceX(スペースX)が計画しており、前澤氏が民間初の搭乗客となる予定です。

実は以下の理由から、中国人はスペースXへ注目する人が少なくありません。

  • スペースXの創業者「イーロン・リーヴ・マスク氏」がテスラの共同創設者
  • 中国国内でテスラの知名度が高い

テスラは、電気自動車などを開発するアメリカの企業です。中国では電気自動車(EV)への関心が高く、電気自動車を持っている人も増えています。

そのため中国においてテスラの知名度は高く、共同創設者のイーロン氏に注目する人も少なくありません。

イーロン氏が今回の月旅行に協力することもあり、前澤氏への注目度も中国国内でアップ。そしてWeiboやWeChatを通して中国語で発信することで、前澤氏の考えなどがより伝わりやすくなります。

2.前澤氏の考え方や行動が、中国人から共感を呼びやすい

株式会社ZOZOは、前澤氏が一代で築いた企業です。一代でここまで会社を大きくしたことで、尊敬の念を抱く人も少なくありません。

中国では、自らの力で事業を始めることを肯定的にとらえる人が多く、起業家を尊敬する傾向があります。中国人の実業家には、ECサイト阿里巴巴集団(アリババ)を創業したジャック・マー氏が有名です。

前澤氏のように、自分で事業を立ち上げながら新たなことに挑戦する姿勢を、評価する中国人は少なくありません。このように中国人から共感を呼びやすい行動をすることで、ZOZOへの注目度もアップするのではと予想されています。

3.認知度を高めることで、プロモーションが成功しやすい

ターゲットとなる国でよく使われているSNSを活用することで、サービスにおけるプロモーションの成功率も高まります。

同じインバウンドのお客さまとはいえ、使用するSNSは国によって異なります。

例えばアジア圏のなかでも、以下の違いがあります。

  • 香港や台湾:Facebook
  • 中国:WeChat、Weibo

特に中国は政府によるSNS規制があるため、TwitterやInstagramなどのSNSを国内で使用できません。そのため中国におけるSNSでのプロモーションでは、Weiboなど独自のSNSを活用する必要があります。

お客さまが日頃から使用しているSNSで発信する方が、情報が届く確率はアップしますよね。国ごとのSNSや媒体でプロモーションを行うことは、効果的なインバウンド対策の1つです。

今後ZOZOTOWNが再び中国に進出したとき、前澤氏の発信によって、クーポン配布などのプロモーションが成功しやすくなります。

ここまで前澤氏が、中国のSNSアカウントを運用する理由を解説しました。

これは株式会社ZOZOだけでなく、他の企業もマネできるインバウンド対策の1つです。

そこで最後に、中国のSNS運用に必要なことを紹介します。

ZOZOの前澤氏のように、Weiboなど中国のSNS運用に必要な3つのこと

中国のSNS運用に必要なこととして、

  • 中国語で発信する
  • 複数のSNSを運用する
  • 公式マークを取得する

の3つを紹介します。

1.中国語で発信する

中国に向けて情報を発信するならば、中国語での発信が欠かせません。自国の言語で情報をチェックできる方が、お客さまも商品やサービスをスムーズに理解できるからです。

もしも「中国語のできるスタッフが少ない…」という場合、以下の方法があります。

  • 前澤氏のようにアシスタントを募集する
  • 翻訳アプリやサービスを活用する

翻訳アプリについは、「多言語音声翻訳でインバウンド対策できるアプリや端末まとめ」で紹介していますので、チェックしてみてください。

2.他のSNSもあわせて運用する

中国人が使うSNSは、Weiboだけではありません。

例えば、

  • QQ
  • Kwai
  • Tik Tok

などです。

運用は1つのSNSにしぼるのではなく、複数のSNSでアカウントを作りましょう。これにより、多くの中国人インバウンド客に商品やサービスをアピールできます。

特にTik Tokは、ユーザーが3億人を超えるほど中国で人気のSNSです。詳しくは「Tik Tok(抖音)とは?中国発の動画投稿アプリとその使い方について徹底解説」をご一読ください。

3.公式マークを取得する

中国国内では、SNS上に企業の偽アカウントが出現することが少なくありません。

偽アカウントが出ると、お客さまはどれが本物のアカウントかわからなくなり、間違って偽物をフォローしてしまうことも。これではプロモーションなど、なかなか成功しにくいですよね。

公式や認証マークを付けることによりユーザーからの信頼度も高まり、フォローしてもらえる確率もアップ。お客さまへ、より確実に情報が届きやすくなります。

認証マークは、ZOZOの前澤氏のアカウントにもある、チェックマークのようなもの。SNSの運営企業に申請することで取得できます。SNSアカウントを開設したさいは、早めに申請しましょう。

これらをしっかりと準備することで、ブランドや商品、サービスの認知度が高まり、売上アップが期待できます。

ZOZOの前澤氏のように、WeiboなどのSNSで中国人を集客しよう

今回は株式会社ZOZOの社長である前澤氏が、中国のSNSアカウントを開設したことについて解説しました。

前澤氏が中国のSNSを活用する理由は、主に以下の3つです。

  • 2023年の月旅行に注目が集まっている
  • 前澤氏の考え方や行動が中国人の共感を得やすい
  • 認知度を高めることでプロモーションが成功しやすくなる

これらのアカウント運用が効果的な企業は、株式会社ZOZOだけではありません。他の企業でも、以下のポイントをおさえながら、まねることが可能です。

  • 中国語で発信する
  • 複数のSNSを運用する
  • 公式マークを取得する

SNSなどを活用した中国人へのプロモーションは、ほかにもいくつかのポイントがあります。詳しくは「中国人へのプロモーションを効果的に行うには?プロモーションのポイントを解説」をご一読ください。

 

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