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株式会社ZOZOの前澤氏がWeiboやWeChatなど、中国のSNS運用をスタート。その理由とアカウント運用のポイントを解説

「ZOZOTOWNの前澤社長がWeiboを始めたけど、なんでだろう…」

と思っている方。

株式会社ZOZOの前澤社長は2018年8月、中国のSNS「Weibo」および「WeChat」における運用アシスタントを募集しました。すでに前澤社長のアカウントは中国SNSで運用されており、中国でも発信の内容に注目が集まっています。

スマートフォンの広まりとともに、今やSNSは広告や集客に欠かせないツールになりました。SNSを使って企業や代表者が人気を集めることで、商品やサービスの知名度および売上アップにつなげることが可能です。

とはいえ、前澤社長が中国でSNSを始める理由や背景についてはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

  • ZOZO前澤社長、WeiboやWeChatなどのSNS運用アシスタントを募集
  • ZOZO前澤社長が、Weiboなど中国のSNSを始める3つの理由
  • Weiboなど中国のSNS運用に必要な3つのポイント

の順にお伝えします。

海外のSNSを使った集客はハードルが高そうに感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事で、前澤社長の中国におけるSNS運用についてざっくりと知りましょう!

ZOZO前澤社長、WeiboやWeChatなどのSNS運用アシスタントを募集

株式会社ZOZOの前澤社長は2018年8月、中国のSNS「Weibo」および「WeChat」における運用アシスタントを募集しました。

主な仕事内容は、前澤社長のアカウントから中国語で発信すること。細かい業務内容や応募条件は以下の通りです。

【業務内容】

  1. Weibo(微博)とWeChat(微信)アカウントの運用サポート
  2. 中国メディア対応などの広報業務
  3. 通訳業務など

【求める能力】

  1. 日本語と中国語が堪能
  2. WeiboやWeChatなどのSNSで発信経験がある
  3. SNSが大好き
  4. コミュニケーション能力が高い
  5. 中国語での広報や秘書経験がある

アシスタントは書類審査や課題の提出、面接などいくつかのステップを経て決定されました。SNS運用アシスタントのすでに運用は始まっており、2019年3月時点で6.4万人のフォロワーが集まっています。

SNS運用アシスタントの募集内容については、前澤社長のnote「前澤専属『weibo及びWeChatのSNS運用アシスタント』募集」でも確認することが可能です。

中国でSNS運用を始める狙いは、中国市場での認知度アップ

今回、前澤社長が中国でSNS運用を始めたのは、中国市場での認知度アップが狙いです。

中国ではスマートフォンを使ったSNS利用者が急増しており、生活する上でのインフラになりつつあります。中国互聯網絡信息中心(CNNIC)が2018年に実施した「中国インターネット発展状況統計」の結果によると、モバイル向けインターネットサービスの利用率トップ10は以下の通りでした。

【モバイル向けインターネットサービスの利用率トップ10】

  1. インスタントメッセージ:95.2%
  2. ニュース:80.1%
  3. 検索エンジン:80.9%
  4. 音楽:68.4%
  5. 動画:73.4%
  6. 決済:71.9%
  7. ショッピング:70.7%
  8. 地図・ナビ:64.1%
  9. ゲーム:58.2%
  10. ネットバンキング:48.5%

インスタントメッセージとは「インターネットを利用して短い文章を会話のようにやり取りするもの」を指します。日本でいうところの「LINE」などをイメージしてもらえればよいでしょう。

SNSを含むインスタントメッセージの利用率は実に95%を超えており、ほとんどの中国人が利用しているサービスであることがわかります。ちなみにWeiboは第14位にランクインしており、利用率は40.1%です。

中国市場で認知度を上げるのであれば、年々広まっているSNSの活用は欠かせない手段と言えます。

出典:中国互聯網絡信息中心(CNNIC)「中国インターネット発展状況統計」
https://www.clara.jp/wp-content/uploads/2018/08/20180824_CNNIC2018.6_Claraonline.pdf

次は、ZOZO前澤社長が中国のSNSを始める理由についてお伝えしますね。

ZOZO前澤社長が、Weiboなど中国のSNSを始める3つの理由

ZOZO前澤社長が、Weiboなど中国のSNSを始める理由は大きく3つあります。

  1. 中国市場への再進出の足掛かりにするため
  2. 中国はインターネットサービスの規制が厳しいため
  3. 前澤社長の考え方や行動が中国人の共感を得やすいため

1つずつ説明しますね。

理由1. 中国市場への再進出の足掛かりにするため

1つ目の理由が、中国市場への再進出の足掛かりにするためです。

実は、前澤社長が運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」は2011年に一度、中国市場へ進出しています。しかし経営が軌道に乗らず、1年ほどで撤退しました。

中国でうまくいかなかった理由は以下の通りです。

  • ZOZOTOWNの認知度が低かった
  • 中国国内で購入できる商品を取り扱っていた
  • 中国のECサイト「天猫Tmall」などより商品の価格が高かった

当時中国ではZOZOTOWNはあまり知られておらず、扱っている商品や価格にも強みがありませんでした。一度撤退した中国のSNSに力を入れる理由は、中国市場への再進出の足掛かりにするためと予想されています。

理由2. 中国はインターネットサービスの規制が厳しいため

2つ目の理由が、中国はインターネットサービスの規制が厳しいためです。

中国は政府によるインターネット規制があり、「グレートファイヤーウォール」(金盾)などと呼ばれています。そのため、世界的に利用されている検索サービス「Google」をはじめ、

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram

などのSNSが中国では使用できません。

中国市場に参入する企業にとってSNSを活用することは重要なプロモーション手段であるため、最近は積極的に中国のSNSを運用しようとする企業が増えています。

中国でSNSを使ったプロモーションをするのであれば、

  • Weibo
  • WeChat
  • QQ

など中国のSNSを活用することが必要です。

3. 前澤社長の考え方や行動が中国人の共感を得やすいため

3つ目の理由が、前澤社長の考え方や行動が中国人の共感を得やすいためです。

中国では、自らの力で事業を始めることを肯定的にとらえる人が多く、起業家を尊敬する傾向があります。

中国人の実業家では、ECサイト「阿里巴巴集団(アリババ)」を創業したジャック・マー氏が有名です。前澤社長に対しても「株式会社ZOZO」を一代で築いたことを評価し、尊敬の念を抱く人が少なくありません。

加えて前澤社長は、人々が驚くような大きな話題を提供しており、それも人気を集める要因になっています。ここ最近の話題だと、

  • 月への旅行プロジェクト「#dearMoon」
  • 「総額1億円のお年玉」企画

の2つが注目されました。

それぞれざっくりと説明しますね。

月への旅行プロジェクト「#dearMoon」

2018年9月、前澤社長は月への旅行プロジェクト「#dearMoon」を発表しました。同プロジェクトは「1週間かけて月と地球を周回飛行し、月と丸い地球を見て受けたインスピレーションをもとに作品を創作してもらおう」というもの。

ロケットはイーロン・マスク氏が率いる「SpaceX(スペースX)」が開発し、前澤社長が民間初の搭乗客となる予定です。中国では中国では電気自動車(EV)への関心が高いことから「テスラ」の知名度が高く、テスラの共同創設者であるイーロン・マスク氏とスペースXは特に注目されています。

今回の月旅行ではそんなイーロン・マスク氏が協力することもあり、中国では前澤社長への注目度が急上昇。このタイミングでWeiboやWeChatを通した発信ができれば、より前澤社長やZOZOの認知度は高まります。

「総額1億円のお年玉」企画

2019年1月、前澤社長は自身のTwitterで「総額1億円のお年玉」と題し、現金100万円を100人に贈ると発表しました。応募方法は前澤社長をフォローし、リツイートするだけ。

この企画でまたたく間にフォロワー数は500万人を突破し、リツイート数は世界記録を達成しました。この出来事は、中国で起業家についての動画ニュースを発信している「老板联播」でも紹介されており、2019年3月時点で再生回数は570万回を超えています。

前澤社長のように、自分で事業を立ち上げながら新たなことに挑戦する姿勢を、評価する中国人は少なくありません。このように中国人から共感を呼びやすい行動をすることで、ZOZOへの注目度もアップすることが予想されています。

ここまで前澤社長が、中国のSNSアカウントを運用する理由について解説しました。これは株式会社ZOZOだけでなく、他の企業もマネできるインバウンド対策の1つです。

そこで最後に、中国のSNS運用に必要なポイントを紹介します。

Weiboなど中国のSNS運用に必要な3つのポイント

ここでは、中国のSNS運用に必要なポイントとして

  1. 中国語で発信する
  2. 複数のSNSを運用する
  3. 影響力の高いKOLを活用する

の3つを紹介します。

ポイント1. 中国語で発信する

1つ目のポイントが、中国語で発信することです。

中国に向けてプロモーションするのであれば、中国語を使用した発信が欠かせません。特に国外からやってきた商品やサービスを利用してもらう場合、自国の言語で情報をチェックできなければ、信用につながりにくいです。

とはいえ、中国語を話せるスタッフがいないケースも多いと思います。そんな時は、

  • 前澤社長のように個別でアシスタントを募集する
  • SNSアカウント運営代行サービスを利用する
  • 翻訳アプリやサービスを活用する

などの方法がおすすめです。

翻訳アプリについは、「多言語音声翻訳でインバウンド対策できるアプリや端末まとめ」で紹介していますので、チェックしてみてください。

ポイント2. 他のSNSもあわせて運用する

2つ目のポイントが、他のSNSもあわせて運用することです。

中国人のSNSはWeiboやWeChatだけではなく、

  • テンセントQQ:LINEのようなメッセンジャーアプリ
  • 人人網(レンレンワン):FacebookのようなSNSサービス
  • Kwai:ビデオ編集と動画共有ができるアプリ
  • Tik Tok:ショート動画の作成と共有ができるアプリ

などもよく使われています。

それぞれのSNSでユーザー層が異なるため、運用は1つのSNSに絞るのではなく複数で行うのがおすすめです。そうすることで、より多くの中国人インバウンド客に商品やサービスをアピールできます。

特にTik Tokは、ユーザーが3億人を超えるほど中国で人気のSNSです。詳しくは「Tik Tok(抖音)とは?中国発の動画投稿アプリとその使い方について徹底解説」をご一読ください。

ポイント3. 影響力の高いKOLを活用する

3つ目のポイントが、影響力の高いKOLを活用することです。KOLとは「Key Opinion Leader」の略で、SNS上で高い影響力を持ったアカウントを指します。日本では「インフルエンサー」と呼ばれることが多いです。

KOLを活用することで、中国人に広くリーチし、自社の商品やサービスに注目を集めることができます。日本でもKOLを活用した集客に取り組んでいる企業や自治体が増えており、今後ますます一般的な集客プロモーションになっていくでしょう。

ちなみにZOZO前澤社長は中国でのフォロワー数が6.4万人と、すでにかなり高い影響力を持っています。このままフォロワー数を伸ばせれば、自社プロモーションを有利に進めることが可能です。

中国のKOLについて詳しくは「【ジャンル別】中国人のKOL10人を紹介。プロモーションを成功に導くポイントも解説します」をご一読ください。

中国でのプロモーションには、WeiboなどのSNSを活用しよう!

今回はZOZO前澤社長の中国におけるSNS運用についてお伝えしました。

おさらいしますと、前澤社長がWeiboなど中国のSNSを始める理由は大きく3つです。

  1. 中国市場への再進出の足掛かりにするため
  2. 中国はインターネットサービスの規制が厳しいため
  3. 前澤社長の考え方や行動が中国人の共感を得やすいため

中国ではSNSの利用率が高く、プロモーションには欠かせない手段です。前澤社長は中国市場への再進出に向けて、SNSで影響力を高めることから準備を進めていると思われます。

中国のSNS運用に必要なポイントは以下の3つ。

  1. 中国語で発信する
  2. 複数のSNSを運用する
  3. 影響力の高いKOLを活用する

ポイントを押さえることで、効果的なプロモーションが可能です。

SNSを活用した中国人へのプロモーションについて詳しくは「中国人へのプロモーションを効果的に行うには?プロモーションのポイントを解説」をご一読ください。

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