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中東最大のゲームショー「MIDDLE EAST GAMES CON(ミドルイースト・ゲームコン)」から学ぶインバウンド対策とは

「MIDDLE EAST GAMES CON(ミドルイースト・ゲームコン)って何だろう…」

と感じている方。

MIDDLE EAST GAMES CON(ミドルイースト・ゲームコン)とは、アブダビで開催される中東最大のゲームショーです。

日本の伝統文化を披露するパビリオン「雅 MIYABI」などが参加しており、殺陣や水墨画の体験を提供。このイベントをきっかけに、日本に興味を持つ中東のお客さまも少なくありません。

とはいえ、具体的なインバウンド効果や中東への対策は、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 「MIDDLE EAST GAMES CON(ミドルイースト・ゲームコン)」とは
  • 中東からのインバウンド客が求めるもの
  • 中東エリアへのインバウンド対策

を紹介します。

「いきなりインバウンド対策は難しい…」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずはイベントの概要を、ざっくりと解説します!

中東最大のゲームショー「MIDDLE EAST GAMES CON(ミドルイースト・ゲームコン)」とは?

2018年10月25日から27日にかけて、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで中東最大のゲームショー「MIDDLE EAST GAMES CON(ミドルイースト・ゲームコン)」が開催されました。

会場ではゲーム機関連のブースやソフトの体験などを展開。その規模は中東で最大級を誇ります。

会場はUAEの展示施設「Abu Dhabi National Exhibition Centre(アブダビナショナルエキシビジョンセンター)」です。施設もUAE国内で最大の規模で、毎年100万人近くが来場することも。アブダビの大きなイベントとなると、ここで開催されることも少なくありません。

このイベントに一般社団法人ジャパンプロモーションが参加し、伝統パビリオン「雅 MIYABI」として、スペースを展開しました。

「Anifest(アニフェスト)」という日本のポップカルチャーを紹介するスペースで、伝統文化や地域特産を紹介し、反響を呼んでいます。これは日本企業で初めての取り組みです。

「雅 MIYABI」とは、日本の伝統文化を披露するパビリオン

「雅 MIYABI」とは、ジャパンプロモーションが展開する、日本の伝統文化の体験ができるスペースです。

目的は「日本文化のさまざまな魅力を“来場者体験型”で発信すること」です。そのため来場者が、日本文化を間近で体験できるものを用意しています。

例えば、

  • 職人の伝統技術を実演
  • 和楽器を使ったショー
  • 水墨画で来場者の名前を使ったアートワークを制作

などを披露するだけでなく、

  • 地域の工芸品
  • 和素材を使ったリメイクバッグ
  • 人気キャラクターの原画

などの展示や販売も実施しています。

この雅はこれまで、ロンドンをはじめとするヨーロッパのさまざまな国で披露されてきたもの。そして今回、中東で初めて披露されました。

というのも、アブダビをはじめとする中東ではアニメやマンガなど、サブカルチャーから日本文化に興味を持つ人が少なくありません。

しかし中東では、日本文化や日本の情報にふれるチャンスはまだまだ少ないです。そのため、今回のイベントで日本文化を目にして体験することで、訪日旅行の増加が期待できます。

ここまでイベントの概要をお伝えしました。

とはいえ、中東のインバウンド客はまだ多くはないため、具体的なインバウンド対策がイメージしにくいですよね。

そこで次は、中東のインバウンド客の好みや特徴を解説しますね。

中東から日本を訪れるインバウンド客の特徴

ここからは中東からのインバウンド客がもつ特徴として、

  • アニメやマンガが好き
  • 日本の伝統文化を体験したい
  • 富裕層が多い

の3つを紹介します。

1.アニメやマンガなどのサブカルチャーが好き

中東エリアでは近年、日本のアニメやマンガが人気を集めています。

例えば、

  • ドラえもん
  • キャプテン翼
  • ちびまる子ちゃん

などです。

これらはアラビア語で視聴できます。

そのため、アニメの聖地巡礼やキャラクターが出演するイベントの告知などをすることで、紹介する商品やサービスに興味を持ってもらえる可能性が高いです。

アニメやマンガは「サブカルチャー」といい、好むインバウンド客も少なくありません。詳しくは「サブカルチャーとは?訪日外国人の集客には、日本の伝統文化との融合がカギ」をご一読ください。

2.着物や殺陣、水墨画などの伝統文化を体験したい

アニメやマンガはインターネットを通して知ることができますが、日本のリアルな伝統文化にふれるチャンスはなかなかありません。

そのため中東のお客さまには、着物や忍者、殺陣、水墨画、扇子などの伝統文化をアピールすることが効果的です。

特に富裕層が多いアブダビでは、上質な日本製品へのニーズが少なくありません。そのためミドルイースト・ゲームコンでも、工芸品などを手に取るお客さまが多く見られました。

他のインバウンド客以上に、伝統工芸品などに興味を持ちやすいです。

3.富裕層が多く、貸切や大量購入が期待できる

アブダビをはじめとする中東エリアは、富裕層が多いです。そのため旅行中に、多額のお金を使うお客さまも少なくありません。

例えば、

  • ホテルを貸し切る
  • 気に入ったお土産を大量購入して、友人に配る

などです。

豪快に消費する傾向が強いため、小売店やホテルは富裕層の好むお土産や客室を用意しましょう。一度の訪日旅行で、大きな売上アップが期待できます。

ここまで、中東のインバウンド客が好むものを解説しました。

最後に、中東からのお客さまに必要なインバウンド対策を紹介します。

中東最大のゲームショー「MIDDLE EAST GAMES CON(ミドルイースト・ゲームコン)」から学ぶ今後のインバウンド対策

中東のお客さまへの対応として、

  • アラビア語
  • ハラルフード
  • 日本文化の体験

の3つを紹介します。

1.アラビア語

道案内の表記や交通案内、ホテルの説明など、自国の言語で理解できる方がインバウンド客はスムーズに旅行できます。

中東では主に「アラビア語」が使われています。これは約4億6,700万人が話しており、世界で4番目に話す人が多い言語です。

出典:The Washington Post「The future of language」
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2015/09/24/the-future-of-language/?noredirect=on&utm_term=.f7f98b658c48

アラビア語に対応することで、さらに多くのお客さまを呼び込むことが可能に。ホテルや小売店など、売上アップにつながります。

2.ハラルフードなどイスラム教徒の習慣

中東では多くの人が、イスラム教を信仰しています。イスラム教では豚肉やアルコールの摂取が禁止されており、日本を旅行している間もルールを守る人がほとんどです。

そのため、飲食店ではイスラムの習慣にあわせた「ハラルフード」への対応が欠かせません。ハラルフードへの対応はアピールポイントとして、他店との差別化やさらなる集客につながります。

ハラルフードについて詳しくは「ハラルフードとは?豚肉やアルコールを使わない日本食の提供で、ムスリムの集客につながる」をご一読ください。

3.日本文化の体験

先ほど中東では日本文化を体験できる場所が少ないために、体験のニーズが高まっているとお伝えしました。そのためゲームコンでも、水墨画のアートワークや殺陣の体験など、お客さま自らが日本文化を楽しめるものに人気が集まっています。

これらは「コト消費」といい、多くのインバウンド客が求める旅行の楽しみ方です。

例えば、

  • 着物を着る
  • 伝統工芸品の制作を体験する
  • 扇子などを購入する

などです。

これらをオプショナルツアーなどで提供することが、集客につながります。

オプショナルツアーについて詳しくは「オプショナルツアーとは?着物体験やスキーなどコト消費をアピールすれば、地方を訪れるきっかけとなる」をご一読ください。

次回のイベントまでにインバウンド対策を充実させて、さらなる集客につなげましょう。

中東最大のゲームショー「MIDDLE EAST GAMES CON(ミドルイースト・ゲームコン)」などイベントで集客

今回は「MIDDLE EAST GAMES CON(ミドルイースト・ゲームコン)」について解説しました。

おさらいすると、これは中東最大のゲームショーで、日本からは伝統文化を披露するパビリオン「雅 MIYABI」などがブースを提供しています。

中東のお客さまの特徴は、以下の通りです。

  • アニメやマンガが好き
  • 日本の伝統文化を体験したい
  • 富裕層が多い

これらをもとに、以下のインバウンド対策で集客が期待できます。

  • アラビア語への対応
  • ハラルフードの用意
  • 日本文化の体験を提供

中東のお客さまが求める「コト消費」は、地方の集客にも役立ちます。詳しくは「コト消費がインバウンド産業に与える影響とは?地方はモノ消費と絡めて集客につなげよう」で解説していますので、チェックしてみてください。

 

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