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中国の新興ECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」とは。メリットから実際の販売ポイントまで解説

「中国の拼多多って何だろう…」

と感じているインバウンド担当の方。

拼多多(ピンドゥオドゥオ)とは、中国の新興ECサイトのひとつです。

タオバオや京東など中国の人気ECサイトとは異なり、地方在住者やスマホに慣れていない高齢者をターゲットとしたことで、約4億人のユーザーを獲得しています。

拼多多に小売店やメーカーが出店することで、より多くの中国人へのアプローチでき、さらなる集客や売上アップが期待できます。

とはいえ、拼多多がどのようなサイトなのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 拼多多の概要や人気ECサイトとの違い
  • 拼多多を活用するメリット
  • 出店する際のインバウンド対策

を紹介します。

「いきなり出店は難しい…」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは拼多多について、ざっくりと理解しましょう!

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中国の新興EC「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」とは、グルーポン型販売サービスを提供するサイト

「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」とは、グルーポン型販売サービスを提供する中国のECサイトです。2018年時点で、約4億人のユーザーを獲得しました。

グルーポンとは、複数のユーザーで商品をまとめ買いできるシステムのこと。まとめ買いすることで従来の価格よりも値引きされるため、ユーザーは商品を安く購入できます。

さらに拼多多では、WeChatを通して一緒に購入するユーザーを見つけることで、最大90%の割引が適用されることも少なくありません。

このグルーポン型販売サービスによって拼多多は、地方在住や低所得のユーザーを獲得することに成功しています。ユーザー層については、後ほど解説しますね。

「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」を活用できる業種

拼多多に出店する企業は、小売店やメーカーが中心です。なぜなら主に、地方在住者が買いやすい価格の日用品が売れているからです。

特に、

  • トイレットペーパーなどの消耗品
  • 低価格の化粧品
  • ファストファッションなどの衣服
  • お菓子

などです。

拼多多は、これらを販売している企業の新たなインバウンド対策として効果的です。

とはいえ、中国のECサイトというと、アリババの運営する「淘宝網(タオバオ)」などを思い浮かべる方も多いかと思います。

そこで次は、人気ECサイトと拼多多の違いについて、簡単に紹介します。

中国で人気のECサイトと「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」の違い

中国で人気のECサイトとして、

  1. 淘宝網
  2. 天猫Tmall
  3. 京東商城

の3つと、拼多多との違いを紹介します。

ECサイト1:淘宝網

「淘宝網(タオバオ)」は、アリババの運営するECサイトです。

2003年にスタートし、中国のオンラインショッピング市場において約70%のシェアを獲得しています。

出品されている商品も雑貨や衣服、化粧品、ノートパソコン、携帯電話など幅広いです。

ECサイト2:天猫Tmall

「天猫Tmall」も、アリババの運営するECサイトです。

先ほどのタオバオとの違いは、越境ECサイトのプラットフォームであること。というのも、タオバオは個人による出品が多いため、偽物の海外製品が販売されていることが少なくありません。

「天猫国際」を海外製品の正規プラットフォームとして認知させたことで、正規品を求める中国人からの人気を獲得しています。

タオバオと天猫をあわせたユーザー数は、約8億人を超えています。

ECサイト3:京東商城

「京東商城(JD.com)」は、約3億人のユーザーを獲得しているECサイトです。取り扱い商品は衣服や食品、家具とさまざまです。

京東の特徴は、さまざまな企業とパートナーを組んでいることです。例えばテンセントや新浪社など、人気企業と事業に取り組むことも。

ただし京東では、「CtoC」と呼ばれる個人間の売買が利用できません。CtoCのサービスを廃止していることが、アリババとは異なる点です。

中国では2010年以降に設立され、今も運営が続いているECサイトがタオバオや京東以外にほとんどありません。ECの入れ替わりが激しい中国で、拼多多は「新興ECサイト」として注目を集めています。

次でこのような人気ECサイトと、拼多多の違いを簡単に解説しますね。

拼多多と人気ECサイトの違い

人気ECサイトとの違いとして、

  1. ターゲット層
  2. 値引きシステム

の2つを解説します。

1.ターゲット層:地方都市に住む人やスマホに慣れていない高齢者

アリババや京東のターゲットは、都市部に住む富裕層です。そして出品している商品は、日本をはじめとする海外製品が中心です。

これを受けて拼多多は、地方都市に住む低所得者、スマホに慣れていない高齢者などをターゲットに設定しました。

というのも、中国では都市によって生活レベルや収入が異なります。

例えば、

  • 一級都市:上海、北京など
  • 二級都市:廈門、長春など
  • 三級都市:それ以外の地方都市

などです。

三級都市に住む人は低所得者が多いため、なかなか富裕層向けの海外製品に手が届きません。

しかし地方に住む中国人は来日経験こそないものの、日本ファンの方も少なくありません。なぜならテレビドラマやアニメ、動画などから日本に興味を持つことがあるからです。

そのため越境ECサイトから、海外の製品を購入する可能性も少なくありません。

そこで拼多多はまずサイトを利用してもらうために、トイレットペーパーなど低価格の日用品を中心に販売。さらに工場からダイレクトに発送することで、低価格での配送を実現しました。

これにより商品を購入しやすくなり、地方都市に住むユーザーからの人気を確立しています。

2.値下げシステム:まとめ買いやSNSのシェアによって割引を適用

拼多多はECサイトとSNSを融合し、複数のユーザーで商品をまとめ買いできる「グルーポン型」の販売に取り組んでいます。

これは例えば、ユーザーがWeChatで一緒に商品を購入する友達を探す投稿をしたとしましょう。

この投稿のシェア数やクリック率によって、ユーザーには値引きが適用されます。そのためシェアやクリックが多いほど商品の価格が安くなり、最大90%の割引になることもあります。

そして上位顧客には、キャッシュバックや商品の無料提供を実施することも。独自の値下げシステムによって、タオバオや京東とは異なる低価格の商品を求めるユーザーを獲得しています。

また拼多多と一緒に、「網易厳選(YANXUAN)」「小紅書(RED)」を利用する人も増えつつあります。

気になる方は、他のサイトもチェックしてみてください。

とはいえ、日本企業が拼多多に出店して効果があるのかは、なかなかイメージしにくいですよね。

そこで続いては、拼多多を活用するメリットをお伝えします。

中国の新興ECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」を活用するメリット

ここからは拼多多に出店するメリットとして、

  • 多くの中国人ユーザーにアプローチできる
  • SNSによる拡散と共同購入で売上アップが期待できる
  • 中国のセールイベントに参加できる

の3つを紹介します。

1.独自の値引きシステムで多くの中国人ユーザーにアプローチできる

中国人のニーズは国内の安い製品から、高品質なものや海外製品に移り変わりつつあります。しかし中国国内には、まだまだ「少しでも安いものを」と考えている人も少なくありません。

より多くの中国人ユーザーに商品を購入してもらうためには、大衆的なニーズである「安さ」を満たすことが必要です。

拼多多はWeChatによるシェアなど、独自の値引きシステムの提供によって、中国人のニーズを満たしています。

特に地方在住者や高齢者の中には、安さを重視する人が少なくありません。企業は新たな見込み客にアプローチができ、さらに多くの中国人ファンを獲得できます。

2.SNSによる拡散と共同購入で、売上アップが期待できる

拼多多はWeChatなどSNSによる拡散や共同購入で、値引きが適用されるとお伝えしました。

そしてWeChatでのシェアはユーザーの友達も投稿を閲覧できるため、日本の商品を知るきっかけにつながります。またSNSによる拡散のため、企業側は広告費を支払う必要もありません。

新たなユーザーからの認知が高まり、結果として売上アップにつながることもあります。

3.中国のセールイベントに参加できる

中国では、ECサイト上でセールイベントを開催することがあります。

例えば毎年11月11日の「独身の日(W11シングルデイ)」。この日は中国の越境ECサイトで大規模なセールが開催されます。

2018年の独身の日には、たった1日で約2,135億元(約3兆5,000億円)の売上を記録しました。

ECサイトに出店するだけでも、このような売上アップの機会を逃すことがありません。特にユーザー層の異なる拼多多に出店することで、さらなる売上アップが期待できます。

独身の日について、詳しくは「中国のセール日「W11シングルデイ」とは?日本へのインバウンド効果からプロモーション手法まで徹底解説」をご一読ください。

ここまで拼多多を活用するメリットをお伝えしました。

しかし拼多多は新興ECサイトのため、いくつか課題もあります。

次で詳しくお伝えしますね。

「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」など中国の新興ECサイトにおける課題と対策

拼多多は注目を集めていますが、以下の課題を抱えています。

  • 上海や北京など首都圏ユーザーが少ない
  • 偽物の商品に対して、クレームが届いている

値引きシステムなどによって、新規ユーザーの獲得に成功しました。しかしそのぶん、上海や北京に住む富裕層のユーザーは、タオバオや京東を利用し続けているのが現状です。

またサイト内に偽物を出品する違反店舗も少なくありません。購入したユーザーからクレームが届き、苦情の数は2016年だけで227件を記録しています。

これらの課題によって、拼多多は収益化に苦戦しています。次で収益化の仕組みとともに解説します。

拼多多が収益を得る仕組み

拼多多では現在、以下の方法で収益を得ています。

  • アルゴリズムでユーザーの好みを分析する
  • ユーザーがページを見たときにおすすめ商品を表示する
  • おすすめ商品を購入した際に手数料が支払われる

しかし購入の手数料だけで、収益化はなかなか難しいのが現状です。さらに低所得の利用者が多いため、ユーザーの年鑑購入金額が約50ドルとあまり高くありません。

そのため今後は、商品の品質と購入単価アップによって、収益を安定させることが必要です。

そのために拼多多は、対策を行いました。次で紹介します。

拼多多の対策:違反店舗の閉鎖

対策のひとつとして、拼多多は5,000以上の違反店舗を閉鎖しました。

また偽物を出品している販売者のアカウントを凍結し、問題のある商品の撤去にも取り組んでいます。

違反店舗の閉鎖や凍結によって、ユーザーが偽物を購入する可能性は低くなります。またサイト全体の品質がアップすることで、富裕層が利用し始めることも期待できます。

ここまで拼多多の課題と対策について、お伝えしました。

ここまでを読んで、出品を考え始めている方も多いのではないでしょうか。

そこで最後に、日本企業が拼多多に出店するときのインバウンド対策についてお伝えします。

中国の新興ECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」に出店するときのインバウンド対策

拼多多でのインバウンド対策として、

  • 正規の出品であることをアピールする
  • 中国のSNSで公式アカウントを作る

の2つを紹介します。

1.正規品であることをアピールする

拼多多では、偽物の出品によるトラブルが多いとお伝えしました。

また偽物の出品が相次いだことで「本当にこれは正規品なのか?」「故障などは起きないか?」と、不安を感じているユーザーも少なくありません。

正規品だと信じてもらうためには、ショップページで「正規の日本企業であること」をアピールしましょう。

例えば、

  • 企業の公式ホームページへのリンクを貼る
  • 購入ユーザーの口コミを掲載する

などです。

これらの方法で「公式企業であること」「不良品ではないこと」がアピールできます。ユーザーからの信頼度が高まり、売上につながりやすくなります。

2.中国のSNSで公式アカウントを作る

拼多多はSNSと融合しているECサイトのため、企業の公式アカウントの作成が効果的です。

企業の公式アカウントから情報を発信し、商品の認知度がアップに努めましょう。

例えば中国では、以下のSNSがよく使われています。

これらのアカウントに公式マークがついていることで、「偽物のアカウントではない」と信頼してくれるユーザーも少なくありません。

公式アカウントから情報発信することで、信頼と認知度が高まり、購入につながりやすくなります。

日本企業の中では、株式会社ZOZOの社長である前澤友作氏が、中国のSNSで公式アカウントを開設したことが話題になっています。

詳しくは「株式会社ZOZOの前澤氏がWeiboやWeChatなど、中国のSNS運用をスタート。その理由とアカウント運用のポイントを解説」をご一読ください。

これらのインバウンド対策によって、購入率アップが期待できます。

最後に、拼多多の詳細を簡単にお伝えしますね。

アプリのダウンロード先

拼多多はiPhoneのみアプリが使用できます。

こちらの【ダウンロードページ】から、QRコードを読み取ることでアクセスできます。

まずはどんな商品が販売されているのか、チェックしてみてはいかがでしょうか。

新興ECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」への出店で、さらなる中国人インバウンド客の獲得を

今回は、中国の新興ECサイトのひとつ「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」を紹介しました。

おさらいすると、拼多多への出店には以下のメリットがあります。

  • 多くの中国人ユーザーにアプローチできる
  • SNSによる拡散と共同購入で売上アップが期待できる
  • 中国のセールイベントに参加できる

拼多多は偽物の多さなど課題を抱えていましたが、違反店舗の閉鎖によって品質アップに努めています。

そのため、日本企業が拼多多に出店するときには、

  • 正規の出品であることをアピール
  • 中国のSNSで公式アカウントを作る

などのインバウンド対策が効果的です。

新たな中国人インバウンド客獲得のためにも、出店を検討してみてください。

また出店やプロモーションにあたっては、中国人インバウンド客の好みや消費動向を知ることも欠かせません。

詳しくは「中国人へのプロモーションを効果的に行うには?プロモーションのポイントを解説」をご一読ください

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