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中国の新興ECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」とは。メリットから実際の販売ポイントまで解説

「中国の拼多多(ピンドゥオドゥオ)って何だろう…」

と思っているインバウンド担当の方。

拼多多(ピンドゥオドゥオ)とは、中国の新興ECサイトの1つです。ターゲットを主に低所得者や地方都市に住む人にしぼったことで、2018年時点でユーザー数が約4億人を突破。利用する中国人も少なくありません。

拼多多に小売店やメーカーが出店することで、客層を広げて売上アップにつなげることができます。

とはいえ、拼多多が具体的にどんなサイトなのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 拼多多とは
  • 拼多多を活用するメリット
  • 拼多多に出店する際のインバウンド対策

を紹介します。

「いきなり出店は難しい…」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは拼多多について、ざっくりと理解しましょう!

中国の「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」とは、グルーポン型で販売する新興ECサイト

「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」とは、グルーポン型販売サービスを提供する中国のECサイトです。

拼多多のユーザー数は、2018年時点で約4億人にものぼります。阿里巴巴集団(アリババ)」の運営する「淘宝網(タオバオ)」「天猫Tmall」があわせて約8億人以上、「京東商城(JD.com)」が約1億4,000万人と、人気のECサイトに追いつく日も遠くはありません。

拼多多の大きな特徴は、ECサイトとSNSを融合し、グルーポン型の販売に取り組んでいることです。グルーポンとは、複数のユーザーで商品をまとめ買いできるシステム。さらに、WeChatを通して一緒に購入する仲間を見つけることで、最大90%の割引が適用されます。

またさらなるSNSでの拡散をねらって、上位顧客にはキャッシュバックや商品の無料提供を実施しています。

2010年以降に設立され、今も運営が続いている中国のECサイトは、タオバオや京東しかありません。ECの入れ替わりが激しい中国で、拼多多は「新興ECサイト」として注目を集めています。

拼多多(ピンドゥオドゥオ)のターゲットは地方に住む人など

拼多多のターゲットユーザーは、「地方都市に住む人」や「低所得層」などです。

中国で大人気のアリババや京東のターゲットは、富裕層です。これを受けて、拼多多は地方都市に住む低所得者、スマホに慣れていない高齢者などをターゲットに設定しました。

というのも、中国では都市によって、生活レベルや収入が異なります。

例えば、

  • 一級都市:上海、北京など
  • 二級都市:廈門、長春など
  • 三級都市:それ以外の地方都市

などです。

タオバオや京東に出品している商品は、日本をはじめとする海外製品が中心です。そのため地方都市に住む低所得者には、なかなか手が届きません。

そこで拼多多は、トイレットペーパーなどの日用品を中心に販売。さらには低価格での配送を実現するために、工場からダイレクトに発送しています。

これにより、低所得のユーザーにも手が届きやすい価格が実現しています。

今後の課題は偽物の出品を停止し、収益を安定すること

拼多多は注目を集めていますが、収益化に苦戦しているとも報道されています。

拼多多では現在、以下の方法で収益を得ています。

  • アルゴリズムでユーザーの好みを分析
  • ユーザーがページを見たときにおすすめ商品を表示
  • おすすめ商品を購入した際に手数料が支払われる

しかし、この方法ではなかなか収益化が難しいのが現状です。さらに低所得者の利用が多いため、ユーザーの年鑑購入金額が約50ドルとあまり高くありません。

またその他にも、

  • ユーザーは地方都市が中心で、上海や北京など首都圏から獲得できていない
  • 偽物の商品に対して、クレームが届いている

などの課題もあります。

そのため今後は商品の品質をアップさせ、収益を安定させることが欠かせません。

その取り組みの1つとして、拼多多は違反店舗を5,000以上閉鎖しました。

これによりユーザー数を拡大し、さらに大きなECサイトとなることをねらいます。

中国のECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」を活用できる業種

拼多多に出店する企業は、小売店やメーカーが中心です。

中でも、

  • 日用品
  • 低価格の化粧品
  • ファストファッションなどのアパレルブランド
  • お菓子メーカー

など、買いやすい価格の商品を販売している企業には、新たなインバウンド対策として効果的です。

ここまで拼多多について、解説しました。

とはいえ、本当に効果があるのか、なかなかイメージしにくいですよね。

そこで次は、拼多多を活用するメリットをお伝えします。

中国の新興ECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」を活用するメリット

ここからは拼多多に出店するメリットとして、

  • 新たな客層にアプローチできる
  • 共同購入で買い物しやすい
  • SNSによる拡散で認知度がアップする

の3つを紹介します。

1.新たな客層にアプローチできる

拼多多を活用することで、見込み客にアプローチし、ブランドや商品のファンになってもらうことが可能です。

拼多多を使用するユーザーは日本へ旅行した経験はなくても、テレビドラマやアニメ、動画などから日本に対して興味を持つ人が少なくありません。

彼らが使うサイトに出品することで、商品を目にする機会も増えます。これによりさらなるファンの増加や、売上アップにつながるはずです。

2.共同で購入できるため、買い物のハードルが下がる

拼多多は、ECサイトにはめずらしい「グルーポン型」での販売を実施しています。

これは簡単に言うと、友達同士や家族と一緒に商品をまとめ買いできるシステムです。共同購入によって適用される割引を期待して、拼多多を利用する人も少なくありません。

そのため「安くなるなら一緒に買おう」と、買い物のハードルが下がります。まとめ買いにより、さらなる売上アップが期待できます。

3.SNSと融合しているため、商品の認知度アップが期待できる

拼多多は、SNSと融合しているECサイトとお伝えしました。約10億人のユーザーが使用するWeChatで、共同購入の仲間を見つけることにより、割引してもらうことが可能です。

例えばユーザーがWeChatで、一緒に商品を購入する友達を探す投稿をしたとします。この投稿のシェア数やクリック率によって、ユーザーには値引きが適用されます。

ユーザーの友達もその投稿を閲覧できるため、日本の商品を知るきっかけに。また値下げを期待して、さらにシェアされる可能性も少なくありません。

結果として、今まであなたの会社の商品を知らなかったユーザーからの認知度アップにつながります。

このように拼多多に出店することで、さらなるファンや売上の増加が期待できます。

ここまで拼多多を活用するメリットをお伝えしました。

しかし拼多多には、偽物の出品の多さなど課題もいくつかあります。

そこで最後に、これらの課題を解決するインバウンド対策をお伝えします。

中国の新興ECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」でのインバウンド対策

拼多多でのインバウンド対策として、

  • 正規の出品であることをアピール
  • 中国のSNSで公式アカウントを作る

の2つを紹介します。

1.正規品であることをアピールする

拼多多では偽物の出品が相次いでトラブルになっています。また偽物の出品が相次いだことで、ユーザーも「本当にこれは正規品なのか?」「故障などは起きないか?」と、不安を感じる人が少なくありません。

正規品だと信じてもらうために、ショップページで「正規の日本企業であること」をアピールしましょう。

例えば、

  • 企業の公式ホームページへのリンクを貼る
  • 購入ユーザーの口コミを掲載する

などです。

これらの方法で「公式企業であること」「不良品ではないこと」がアピール可能に。ユーザーからの信頼度が高まり、売上につながりやすくなります。

2.中国のSNSで公式アカウントを作る

拼多多はSNSと融合しているECサイトのため、SNSの活用が欠かせません。企業の公式アカウントを作って情報を発信することで、商品の認知度がアップします。

例えば中国では、以下のSNSがよく使われています。

これらのアカウントに公式マークがついていることで、偽物のアカウントではないことが証明可能に。商品情報を発信することで、ユーザーからの認知度が高まります。

最近、株式会社ZOZOの社長である前澤友作氏が、中国のSNSで公式アカウントを開設したことが話題になっています。詳しくは「株式会社ZOZOの前澤氏がWeiboやWeChatなど、中国のSNS運用をスタート。その理由とアカウント運用のポイントを解説」をご一読ください。

拼多多(ピンドゥオドゥオ)のアプリのダウンロード先

拼多多はiPhoneのみアプリが使用できます。

こちらのダウンロードページから、QRコードを読み取ることが可能です。

まずはどんな商品が販売されているのか、チェックしてみましょう。

中国の新興ECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」で、新たなお客さまへアプローチする

今回は中国のECサイト「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」を紹介しました。

おさらいすると、拼多多は以下のユーザーをターゲットに展開する、中国の新興ECサイトです。

  • 低所得者
  • 地方都市に住む人

拼多多を活用することは、企業に以下のメリットがあります。

  • 新たな客層にアプローチできる
  • 共同購入で買い物しやすい
  • SNSによる拡散で認知度がアップする

また出店するだけでは、なかなか売上を獲得することができません。拼多多の課題を解決するために、

  • 正規の出品であることをアピール
  • 中国のSNSで公式アカウントを作る

などのインバウンド対策で、ユーザーからの信頼を獲得しましょう。

また出店やプロモーションにあたって、中国人インバウンド客の好みや消費の動向を知ることも欠かせません。

詳しくは「中国人へのプロモーションを効果的に行うには?プロモーションのポイントを解説」をご一読ください

 

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