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台風21号で関西国際空港が閉鎖に。インバウンド産業への影響と災害時に必要な対策とは

「台風21号ってインバウンドにどれくらい影響があったのかな…」

と感じているインバウンド担当の方。

2018年9月、日本に上陸した台風21号は関西地方に大きな被害をもたらしました。台風によって主にアジアからの観光客が減少したため、影響を受けたインバウンド関係者も少なくありません。

そしてその後、インバウンド産業を再び盛り上げるために、さまざまな施策が実施されています。

このように災害の後にプロモーションを実施することは、インバウンド集客の回復につながります。

とはいえ、具体的なプロモーション方法は、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • 台風21号の被害
  • 災害のときにインバウンド客が気にすること
  • 災害後に必要なインバウンド対策

を紹介します。

「いきなりインバウンド対策は難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。

まずは台風21号の被害について、大まかに解説します。

2018年、台風21号が日本を直撃。関西空港の閉鎖によりインバウンドにも影響

2018年9月4日、日本に台風21号が上陸しました。台風21号は「メイメイ」という名前で、英語では「Maymay」と表記します。

台風21号は8月下旬に暴風域をともなって発達し、9月4日に四国から日本に上陸。そして兵庫県神戸市から関西に入り、近畿や東海、北陸、北海道と日本の広い範囲を通過しました。

台風21号は1993年の台風13号以来、約25年ぶりとなる強さの勢力が観測されています。

特に関西エリアで被害が大きく、さまざまな場所で影響が出ました。以下でその影響を詳しく見ていきます。

最も被害の大きい関西で13人の死者を確認

台風21号は死者13人、負傷者912人の被害を出しました。

特に台風が直撃した関西では、例えば

  • JR京都駅の天井ガラスが破損
  • 大阪の御堂筋にあるイチョウ並木約80本が倒木
  • 通天閣のLED照明が破損

などの被害が報告されました。

そして関西国際空港につながる連絡橋に、タンカーが衝突する事故も発生したことは記憶に新しいかと思います。

連絡橋が破損したため、空港に多くの観光客や店舗スタッフが取り残される事態に。しばらくして復旧しましたが、空港で一夜を過ごした観光客も多いです。

これらの被害は、インバウンドにも影響を与えています。次でインバウンド産業への主な被害をお伝えします。

台風21号により、関西ではアジアからの観光客が減少

関西国際空港の閉鎖により、大阪や京都ではインバウンド産業に大きな影響が出ています。

例えば、

  • 飲食店:予約キャンセルが発生。売上が前年から90%減少する店舗も
  • 百貨店:大阪ミナミ地域の売上が大幅に減少
  • ホテル:台風の上陸直後は多くのキャンセルが発生

などです。

というのも、関西のインバウンド客はアジアからの訪問が中心です。LCCが発達している韓国や中国、台湾、香港からの観光客が減少したため、小売店や飲食店、宿泊施設などでは売上が大幅に減少しています。

一方で、欧米圏のインバウンド客は成田国際空港や羽田空港など、関東から入国する人が少なくありません。そのため、欧米圏からのインバウンド客に大きな減少はありません。

出典:一般財団法人 関西観光本部「台風21号による関西インバウンドへの影響と今後の取り組みについて」
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kanko_vision/kanko_kaigi_dai23/siryou2_3.pdf

とはいえ、訪日客の9割はアジアからです。そのためアジアからの観光客の減少は、飲食店や小売店、宿泊施設に大きな影響を与えます。

また台風21号が過ぎ去った後に、風評被害が起こる可能性もあります。そのため災害後には、現地が復旧したことを伝えることが欠かせません。

そこで次は、災害が発生したときにインバウンド客が気にすることと、その対策をお伝えします。

台風21号のような災害のときにインバウンド客が気にすること

台風など災害のときにインバウンド客が気にすることとして、

  • 現地の様子
  • 交通機関の運行状況
  • 旅行のキャンセル

を紹介します。

これらは訪日旅行の案内サイト「japan-guide.com」に集まった質問を参考にしています。

1.現地の様子

多くのインバウンド客が「現地は旅行できるほど安全か」ということを気にかけています。

というのも飛行機や電車が動いていても、暴風や雷雨が発生している状態では旅行を楽しむことはできませんよね。そのため現地の様子を、リアルタイムで知りたいと感じる人が多いです。

これらの情報は、日本在住のインフルエンサーによって解消できることが少なくありません。実際に2018年6月に発生した「大阪北部地震」では、中国人KOLの「林萍在(リンピン)さん」が日本の様子をライブで配信。これによりインバウンド客の不安を解消し、集客の手助けをしています。

この事例について、詳しくは「【ジャンル別】中国人のKOL10人を紹介。プロモーションを成功に導くポイントも解説します」をご一読ください。

2.公共交通機関の運行状況

台風21号でも、多くの公共交通機関が運行を休止するなど影響を受けました。

インバウンド客の中にも電車やバスを利用する人は多いため、インバウンド向けにお得なクーポンを発行している機関が少なくありません。そのため公共交通機関の状況は、災害時にインバウンド客が気にするポイントの1つです。

これらの運行状況は、WebやSNSによって発信できます。実際に「japan-guide.com」では、交通状況を台風の翌日から発信していました。

また「Typhoons」などの専用ページで、日本の災害についても解説しています。このような情報発信を通して、インバウンド客に被害状況を伝えることが可能です。

3.旅行のキャンセル

現地の様子や公共交通機関を把握できても、「旅行をキャンセルすべきか」と悩むインバウンド客が多いです。というのも、台風などの勢力がおさまっても「まだ現地は復旧していない」などの風評被害が起きる可能性があるからです。

これらのキャンセルに対しても、情報発信が欠かせません。SNSや動画で現地の様子を発信することで、インバウンド客に安心感を与えることができます。

このように台風21号のような災害が発生したときは、インバウンド対策として現地の様子をリアルタイムで伝えることが必要です。

しかしこれだけでは、多くのインバウンド客を呼び戻すことはまだまだ難しいです。

そこで次は、インバウンド産業への影響をおさえるために、災害後に必要なインバウンド対策を紹介します。

台風21号のような災害後に必要なインバウンド対策

災害から復旧した後のインバウンド対策として、

  • 動画を使ったプロモーション
  • インフルエンサーを招待するファムトリップ
  • お得なクーポンやサービス

を紹介します。

1.動画を使ったPRやキャンペーンを実施する

まず災害の後、現地が復旧していることをPRやキャペーンを通して伝える必要があります。中でも動画は多言語への翻訳を必要としないため、インバウンド客にも内容を直感的に伝えることができるツールです。

実際に台風21号で被害を受けた関西国際空港は、台風の後に約1ヶ月間のPRを開始しました。その取り組みの1つとして、動画を通して関西国際空港が復活するまでの様子を配信しています。

また英語に対応した動画を、JTB公式officialが同タイトルで配信しています。

詳しい概要は「国土交通省は関西空港のPRを開始。台風被害からの復旧をアピール」でも紹介しています。

2.インフルエンサーや海外メディアをファムトリップに招待する

災害後は、インフルエンサーや海外メディアを日本に招待する「ファムトリップ」も効果があります。

ファムトリップとは、訪日外国人を呼び込むために開催するプロモーションツアーのことです。

インスタグラマーやYouTuberなどのインフルエンサーと、海外の雑誌や旅行会社などのメディアを招待して、日本を観光してもらいます。そしてその様子をサイトやSNSに掲載してもらうことで、インフルエンサーのファンに訪日旅行をアピールすることが可能です。

YouTuberの協力事例の1つに、「クリス・ブロードさん」がいます。クリスさんは自転車で旅をしながら、日本の地方エリアの魅力を動画で伝えています。

詳しい内容は「YouTuber「クリス・ブロードさん」の日本自転車旅。地方へのインバウンド集客になる理由を解説」をご一読ください。

3.お得なクーポンやサービスを提供して訪問のきっかけを作る

インバウンド向けクーポンや周遊パスも、訪日旅行のきっかけにつながります。

例えば今回の台風21号では、JR西日本が関西国際空港からJR京都駅や京都市内にあるホテルまで、荷物を無料で配送するサービスをスタートしています。

インバウンド客の中には「到着してからホテルまで荷物を運ぶのが面倒」と感じる人が少なくありません。観光客のストレス解消をアピールポイントとして、台風21号の後の集客につなげています。

詳しくは「関西地区で動画発信やクーポン配布などによるインバウンド誘致。台風被害からの回復をアピール」で紹介しています。

このように災害が発生しても、新たな対策でインバウンド産業を盛り上げることができます。

台風21号の後のインバウンド対策を参考に、アジアからの観光客を呼び込む

今回は2018年9月に発生した台風21号と、インバウンド産業への影響を解説しました。

災害の後、インバウンド客は主に以下のことを気にしています。

  • 現地の様子
  • 交通機関の運行状況
  • 旅行のキャンセル

そしてこれらの不安を解消し、もう一度インバウンド客を呼び込むための方法として、以下の3つを紹介しました。

  • 動画を使ったプロモーション
  • インフルエンサーを招待するファムトリップ
  • お得なクーポンやサービス

これらのインバウンド対策を参考に、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

また今回の対策は、主にアジア人観光客向けです。ターゲットが明確な場合、アジア人の好みや旅行の傾向、効果的なプロモーション方法を知ることが欠かせません。

詳しいアジア人へのプロモーションは、「アジア人へのプロモーション方法。インバウンド獲得に必要なポイントを解説します」をご一読ください。

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