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JR東日本が案内AIシステムの実用化に向けて実証実験を計画。多言語対応などで訪日客にも配慮

 JR東日本は、以前東京駅などの6駅で実施していたAIによる案内システムの実証実験を8月5日から再度行います。第2弾となる今回の試みでは、前回の課題を活かして幅広い質問に応答することやお客様が機器を触りやすいように工夫する考えです。

 実施箇所は、

  • 東京駅
  • 浜松町駅
  • 品川駅
  • 新宿駅
  • 池袋駅
  • 上野駅

などの前回行われた場所に加えて、横浜駅と東京モノレール羽田空港国際線ビル駅が追加されます。

 実施期間は8月5日〜11月10日。ラグビーW杯の開催期間に合わせることで、2020年の東京オリンピックへのインバウンド対策に活用することを視野に入れています。

案内AIシステムの認知度アップや小型化、多言語対応などを実施

 今回の実証実験「案内AIみんなで育てようプロジェクト(フェーズ2)」は、駅構内などにおける案内AIシステムを実用化につなげるためのものです。具体的には設置された案内板を操作することで、画面上のキャラクターが乗換案内や駅周辺の情報をアナウンスしてくれます。

 JR東日本は、昨年12月から今年3月まで同様のプロジェクトを実施しており、約30万件ものアクセスを獲得しました。中でも、駅の通路に設置した案内板では乗換案内などの鉄道に関する質問が多く、商業施設の近くでは飲食店の情報が求められる傾向が判明しています。

 ただし成果を得た一方で、課題点もいくつか挙げられました。具体的には、

  • AIによる案内の実証実験自体があまり認知されていない
  • 周囲の目が気になり恥ずかしくて話しかけられない
  • 多言語に対応していない/li>
  • 乗換や駅周辺の案内、飲食店情報などの詳細な質問に対して回答が不十分

などです。

 これらの課題を解消すべく、

  • 一部の案内AIシステムを駅周辺地図の付近に設置し認知拡大につなげる
  • ディスプレイを小型化したり受話器型に変更
  • 訪日客向けに4ヶ国語を基本設定に組み込む
  • 既存の外部情報サービスと連携して、幅広い質問に的確に応答する

などの対策を講じています。

 特に第1弾の実証実験では、外国語対応が必須ではなく外国人旅行者などへ有効なのかを検証できていませんでした。

 そのため今回は、

  • 日本語
  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語

の4ヶ国語に対応しています。

 JR東日本は前回の反省を活かし、訪日客をはじめとした多くの人へAIによる案内システムを有効利用してもらい、周辺地域の活性化を図ります。

その他の案内AIシステムによるインバウンド対策について詳しく知りたい方は「藤田観光がAIによるコンシェルジュを導入。「ホテルタビノス」1号店で設置」をご一読ください。

参考:https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201907/CK2019071402000110.html

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