• 最終更新日
  • ニュース
  • この記事は約2分で読めます

セブン&アイHDがアプリによる食品判定システムの実証実験を開始。ムスリムやビーガンの食品選びをサポート

 大手コンビニや百貨店などを展開するセブン&アイ・ホールディングスは、ムスリムやビーガン(完全菜食主義者)向けの「食品判定システム」の実証実験を3月16日から開始しました。

 この試みでは画像認証アプリを利用して、ムスリムの方などが食べられる食材を判別するものです。同社は「食品判定システム」を用いて、インバウンド需要の増加によって生まれた、今までにない食のニーズに対応します。

画面に表示された枠の色で、ムスリムやビーガン向けの食品かを判定

 日本では近年、イスラム教徒の割合が多い東南アジアやビーガンの方などの訪日客が増加している傾向です。そうした食に制限のある訪日客は、日本で食品を購入するさいに食べられるものかどうかを厳密にチェックする必要があります。

 例えば、翻訳アプリを使う、日本語で記載された原材料をスマホから調べるなどです。しかしこれらの方法だと、手間や時間がかかるなどの問題があります。

 セブン&アイ・ホールディングスはこうした食の課題を解決するため、画像認証アプリを利用して商品を判別する実証実験を開始しました。具体的には専用アプリから商品棚を撮影すると、画面上に様々な色の枠が表示されて商品を判別できる仕組みです。

 枠の色は、主に以下のような意味があります。

  • 黒色や灰色:豚肉などの食べられない食材
  • ピンク:ムスリムが食べられる食品
  • 黄色:ビーガンの食べられる食品
  • 水色:ムスリムとビーガンの両方が食べられる食品

 対象となるのは、セブン&アイ・ホールディングスが提供するプライベートブランド「セブンプレミアム」の約2,900品です。

 「食品判定システム」は、もともとNTTドコモとフードダイバーシティが2018年9月に開発したもので試験的に提供されていました。

 今回の実証実験では、この食品判定システムとセブンプレミアム商品の原材料やパッケージなどをデータ連携させてムスリムやビーガン向けに仕上げています。

 この機能は、フードダイバーシティが配信するムスリム・ベジタリアン向け食事アプリ「HALAL GOURMET JAPAN(ハラル グルメ ジャパン)」で利用することが可能です。そして実証実験は都内のイトーヨーカドー6店舗で、3月16日から5月31日まで実施されます。

 今回の実験で使われた食品判定システムが実用化されると、ムスリムやビーガンの食の安全や利便性アップにつながるに違いありません。セブン&アイやドコモ、フードダイバーシティの3社による今後の取り組みに注目が集まります。

他の企業が実施するムスリム向けのインバウンド対策について詳しく知りたい方は「四国医療サービスがハラール食品を販売。ムスリム向けのインバウンド対策として和食を提供」をご一読ください。

参考:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56937550Y0A310C2000000/

PR:インバウンド対策資料を無料ダウンロード

こちらの資料では、ご提案媒体一覧のほか、ANAご搭乗者様の属性なども紹介しております。御社社内でのご検討資料としてお役立てください。

PR: ANAの広告媒体で訪日旅客に街の魅力をお届け!

ANAのブランド力、航空媒体という特殊性で、地域や街のブランディングや商品・サービスのPRをお手伝いします。

インバウンド担当者になったら、
まず最初にインバウンドnowアカウントをフォローしよう!

この記事と併せて読まれている記事

  1. 株式会社Airporterが3,000万円の増資。手荷物配送サービスのさらなる普及に尽力

  2. 神奈川県厚木市、外国語メニューなどに補助金を提供する新制度を導入

  3. Loco Partnersが国慶節のインバウンド旅行動向を調査。利便性の高い地域や施設に人気が集まる…

  4. 安来市観光協会が在住外国人との交流会を開催。外国人ならではの意見をインバウンド対策に活かす

  5. エスビージャパンが4つの観光振興サービスをリリース。自治体に向けて今後のインバウンド施策を提案

  6. 茨城県が訪日向け発信にYouTuberを起用。さらに多言語化やPR活動などで地域の活性化を図る

  7. JR北海道が無人ホテルをオープン。無人化での人件費削減など、効果に注目が集まる

  8. JR東日本が『ili PRO』と『iliインバウンド』を導入。新機能を使ってインバウンド対策

北関東3県がSNSを使ったインバウンド対策を開始。「脱日帰り」にむけてプロモーション

いま自治体が取るべきインバウンド向けのコロナ対応とは。今後のインバウンド対策についても解説します

PAGE TOP