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クラウドファンディングで阿波おどりの資金を集める。徳島市の取り組みを紹介

インバウンド客を誘致するうえで、伝統芸能や郷土芸能のアピールは欠かせません。お祭りや民芸品はその地域独自の文化や歴史にもとづいており、インバウンド客からの人気が高いです。

一方で、そういった文化を存続させるのがむずかしいのも事実です。よく聞く課題として後継者不足がありますが、資金面でうまく行かずに祭りが中止となる地域も。そんなときに、インターネットの力を使ってうまくいく可能性があります。

今回の記事では、クラウドファンディングを使って伝統産業を存続させようとしている徳島市のケースをご紹介します。

クラウドファンディングで阿波おどり振興の資金を集める

徳島県徳島市では7月に、阿波おどりの振興を目的としたクラウドファンディングをはじめました。

阿波踊りは徳島が全国に誇る郷土芸能ですが、主催の徳島市観光協会が破産したことをうけ、市や大学などが運営することになりました。そのため、開催が危ぶまれる声が上がっています。

同市は資金を集めるためにクラウドファンディングを行うことを決定。7月10日から企画をスタートし、9月30日までに600万円集めることを目標にしています。リターンには

  • 徳島市ホームページへの氏名の記載
  • 阿波おどりトートバック

などがあります。

出典:阿波おどり応援プロジェクト

伝統芸能とインターネットの組み合わせで、文化を次世代に残す

伝統芸能とインターネットは、相反する組み合わせのように見えます。しかし、資金集めや知名度を上げることを考えれば、最適な選択なのです。

また、クラウドファンディング成功に必要な要素として「社会性」があります。その企画がどれくらい社会に貢献するのかが、成功につながるカギです。

今回の阿波おどりとクラウドファンディングの組み合わせは、まさしく社会貢献を目的とした企画。クラウドファンディングの公式サイトには、阿波おどりを次世代に残したいという徳島市長の熱い想いが語られています。ペースも順調で、7月31日現在でおよそ40%の達成率です。

地域の伝統や工芸品を次世代に残す1つの手段として、クラウドファンディングという選択肢もあると気付かされる事例ですね。

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