インバウンド対応ホテルが地方に続々と開業。訪日客のニーズに合わせた戦略で集客を狙う

地方都市ではホテル事業を展開する様々な企業が、インバウンド対応のホテルを開業しています。

その理由として、昨年の地方部での訪日宿泊客数が、前年より19%増加し全体の4割を突破。前年比12%ほどだった三大都市圏以上の、インバウンド需要の高まりを注目されています。

参考:観光庁

地方にホテル事業を展開する主な各社は、

  • 大和ハウス工業
  • 東急不動産ホールディングス
  • 西武ホールディングス傘下のプリンスホテル

などです。この他にも様々な企業が展開しています。

ホテル各社は、

  • 外国人スタッフの常駐
  • 長期滞在型ホテル
  • スマートフォンと連動したサービス

など、インバウンド対応したホテルを開業。地方を観光する訪日客が泊まる宿を提供し、インバウンド需要の活性化を図ります。

大和ハウス工業は外国人スタッフが常駐する新ブランドを展開

大和ハウス工業は、子会社の大和リゾートで新ブランドのホテル「ディー・プレミアム(仮称)」を展開する予定です。このホテルは、海外から採用した様々な外国人スタッフを常駐し5ヶ国語に対応。

  • 2019年秋:金沢市で約180室
  • 2020年春:奈良市で約230室

のホテルを開業する予定です。1部屋あたりの料金は1万3,000円〜1万6,000円ほどになります。

東急不動産ホールディングスは宿泊特化型ホテルを新設

東急不動産ホールディングスは宿泊特化型ホテル「東急ステイ」を、

  • 石川県金沢市
  • 沖縄県那覇市
  • 岐阜県高山市

など全国5ヶ所に新設します。

同ホテルは、「1泊でも中・長期滞在でも快適な空間」をコンセプトとして

  • ミニキッチン
  • 洗濯機
  • 電子レンジ

などを客室内に設置し、訪日客の長期滞在を狙います。

プリンスホテルは宿泊特化型ホテルに加え、ICTやAIなどの最先端の技術を活用

プリンスホテルは新たに、宿泊特化型ホテル「プリンススマートイン」を2020年夏に東京・恵比寿に1号施設を開業。その後、全国展開する予定です。

同ホテルは、スマートフォンなどのICT(情報通信技術)やAI(人工知能)を活用した技術で、

  • ホテルのチェックインやチェックアウト
  • 多言語での観光情報の閲覧

など、利便性や快適性を追求。

東京や大阪などでは、ホテルの空室率が低く宿泊しにくいことが懸念されています。そのためホテル各社は、観光名所が多い地方にインバウンド対応のホテルを増設。地方のホテルでも、十分な設備が整っていることをアピールしています。

また観光庁が、既存のホテルなどに「インバウンド対応の支援事業」を行うなど、訪日外国人宿泊者数の増加を目的とした施策も実施。2020年の政府が掲げたインバウンド目標に向けて、今後も訪日宿泊客数を増加するための施策が期待されます。

訪日客を集客するホテル事例について、他にも知りたい方は「リノベーションがホテル予約の理由に。訪日客の集客に成功した、京都の事例を紹介します」をご一読ください。

参考:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33907490X00C18A8TJ1000/

 

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