目次
インバウンド客の対策をするうえで、多言語対応は避けては通れません。昨今は各企業が語学教育に力を入れて、高水準なおもてなしができるように努力しています。
そんななかで、JR東日本が新たな施策を発表しました。同社は英語によるおもてなし力の向上のため
- 英語応対能力検定
- ココマナ
の2つを取り入れます。両方とも、インバウンド客へのおもてなしを想定したものです。
今回の記事では、JR東日本のインバウンド客対策の取り組みと、「英語応対能力検定」と「ココマナ」の内容についてお送りします。
英語応対能力検定は業種別試験もあり。JR東日本の社員が受験する予定。
英語応対能力検定は、
- 鉄道
- 販売
- 飲食
- タクシー
- 宿泊
の業種別の英語能力検定に加え、街角での対応を想定した一般試験があります。それぞれのシチュエーションで必要な言い回しを習得する検定です。旺文社、毎日新聞、カシオ計算機が共同で運営する「学びUPコミュニケーションズ」が実施しています。
JR東日本やグループ会社の社員はこの検定を受験し、訪日外国人へのおもてなし力を向上させていく予定です。試験は2019年2月20日~3月15日におこなわれます。
ココマナは短期集中型のeラーニング教材
ココマナは、英語応対能力検定が公認したeラーニング教材です。
- 販売
- 飲食
- 鉄道
- 宿泊
の4つの業種別で、それぞれの仕事で必要な英語力を身につけられます。1日25分程度の練習時間で、最短2ヶ月で習得可能です。
JR東日本は社員の英語力を向上させるため、ココマナも採用することにしました。英語応対能力検定と併せて、短期間でおもてなし力を磨く予定です。
インバウンド客対応に語学力は必須ですが、習得に時間がかかるのが難点です。同社の取り組みは、短期間で多言語対応をする場合のモデルになります。今後の取組に注目です。
多言語対応についてもっと知りたい方は「インバウンド客への多言語対応でスムーズな接客を! 手軽にできる対策からおすすめアプリまでご紹介」もチェックしてみてください。
参考:https://tetsudo-ch.com/1040713.html
PR:インバウンド対策資料を無料ダウンロード

こちらの資料では、ご提案媒体一覧のほか、ANAご搭乗者様の属性なども紹介しております。御社社内でのご検討資料としてお役立てください。
PR: ANAの広告媒体で訪日旅客に街の魅力をお届け!

ANAのブランド力、航空媒体という特殊性で、地域や街のブランディングや商品・サービスのPRをお手伝いします。