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「観光公害」について観光庁が初の調査を実施。増える訪日客などに向けて対策を検討

訪日外国人の急増に伴い、観光庁が「観光公害」について初の調査を行うと発表しました。

「観光公害」とは、

  • 交通渋滞
  • 民泊のトラブル
  • ゴミの投棄

など、観光が元となって起きる様々な問題のことです。

今回の調査では、トラブルの原因や詳しい状況を把握します。これにより「観光公害」についての対策を強化し、治安の良い地域作りを目指す見込みです。

各地域にアンケート調査を実施、勉強会の開催も示唆

日本は観光大国を目指して、2020年に訪日外客数4,000万人を目指しています。
そのために、

  • 企業
  • 自治体

が観光地の魅力発信やPR、施設の整備など様々な施策を実施。訪日客が順調に増えています。

一方で問題となっているのが、人口増加による交通渋滞や民泊における観光客と受入住民によるトラブルなどです。こうした「観光公害」が増え続ければ、順調に伸びている訪日外客数に悪い影響がありかねません。

今回の事態調査では、

  • 有名観光地がある約50の自治体にアンケート調査
  • 月内に新たに約150の自治体を調査

などを実施。また、自治体担当者や有識者を交えた勉強会も実施予定です。勉強会では、調査結果に基づき政策の提案などを行います。

まずは観光公害の原因や状況を把握し、国や自治体などが一丸となって対策を推し進めます。

続いて、実際に観光公害が起きた事例を紹介します。

観光公害による影響:京都・祇園の桜ライトアップが中止

1990年から続いた、京都の伝統的な風物詩「祇園の桜ライトアップ」が、2017年に中止されました。

その原因として、

  • 観光客の安全確保が困難
  • マナー違反者の増加

などが挙げられます。

具体的には、

  • 横断禁止の道路を横切る
  • 撮影に夢中で周りの客にぶつかる
  • 撮影禁止の場所で撮影する
  • 立入禁止の場所に入る

などです。年々、訪日客を始めとした観光客のマナー違反が増加。これらの懸念事項により、2017年の祇園の桜ライトアップは中止されています。

観光に携わる企業や自治体は、これまでも観光公害の対策を実施しています。しかし、有効な施策を打ち出すには、裏付けのあるデータや調査から検討することが必要です。

今回の調査で観光庁は、観光公害についての有効な対策を講じることが期待されます。

観光公害について、他の事例が気になった方は「観光バスの路上駐車が問題に!都市交通を円滑にする方法とは?」もチェックしてみてください。

参考:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018101501001270.html

 

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