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タクシー配車サービスが東北3県で開始。海外大手ウーバー社の提供で訪日客を呼び込む

 ライドシェアサービスを展開しているアメリカのウーバー・テクノロジーズ社は、日本で提供しているタクシー配車サービスの事業拡大を発表しました。

 これまでにウーバー社が事業展開を発表していた地域は、名古屋と大阪です。

そして今回、

  • 福島
  • 宮城
  • 青森

の東北3県にも進出することを発表。

タクシー配車サービスを同地域に広め、東日本大震災の影響で伸び悩んでいるインバウンド需要の活性化に貢献します。

訪日客のタクシー利用の向上を図る

 同社は、2018年に入ってから日本のタクシー会社との連携や協業を、重要視する戦略を打ち出しています。

 9月には、その第一弾として名古屋で展開。名古屋市周辺のタクシーを、ウーバー社のアプリを通じて呼び出すことができます。

 12月3日には、大阪のタクシー会社と協業することを発表。2019年1月ごろから大阪エリアでタクシー配車サービスを開始する予定です。

 今回の発表では、

  • 宮城県仙台市の仙台中央タクシー
  • 福島県郡山市の西条タクシー
  • 青森県青森市の成長タクシー

とそれぞれ地域のタクシー会社と連携し、サービス利用者の向上を図ります。

 訪日客がタクシーやハイヤーを利用する割合は、金額などのコスト面で負担が大きくあまり利用されていません。そのため、アメリカのライドシェア大手であるウーバー社が関わり、利用率を高める狙いがあります。

ウーバー社は、日本での展開をタクシー配車サービスに切り替える

 日本では、ウーバー社の主流事業であるライドシェアサービス(一般市民によるタクシー業)は法律上の関係で提供できません。国に、事業としての許可をもらわないと運用できないのです。

 ウーバー社が、2015年に試験的に導入した「みんなのUber」というライドシェアに近いサービスがありました。しかし、このサービスは行政指導により中止されています。

これらの理由から、ウーバー社は日本での事業展開をタクシー配車サービスに切り替えているのです。

 今後の日本では、インバウンド需要を拡大するにあたって柔軟な対応も必要になるかもしれません。例えば、先ほど述べたライドシェアサービスの規制緩和です。

 しかし、規制の緩和はタクシー業界の利益ダウンなどにつながる恐れがあり、施行するには至っておりません。そのためウーバー社が展開しているように、日本に適したサービスで業界を活性化させることも一つの手段です。

ウーバー社の配車サービスについて気になった方は「UBERはインバウンド客に人気の移動手段。配車サービスの普及やタクシー料金を改善すれば、交通機関の混雑が解消できる」もチェックしてみてください。

参考:https://jp.reuters.com/article/uber-fukushima-idJPKBN1OI09Y

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