プットメニュー株式会社と株式会社ジャパンデザインは、新潟県妙高市の観光事業に携わる一般社団法人「妙高ツーリズムマネージメント」と連携。キャッシュレス化などを推し進めることを発表しました。
この試みは、主に妙高市のインバウンド対策につなげるものです。同市内の様々な観光施設に、プットメニューが提供するオーダーシステム「Putmenu」を導入します。
「Putmenu」では、
- 支払いを円滑に行うキャッシュレス化
- 世界中の訪日客に対応する多言語サービス
- スムーズな観光を実現するオンライン注文や決済
などの様々なサービスを実現可能です。
この施策を駅や宿泊施設などの街全体に告知することで、妙高市に訪れる国内外からの観光客にアピールします。施策を実施する3社は、利便性の高いサービスの提供と柔軟な対応で観光事業の消費拡大を目指す考えです。
「Putmenu」は施設の利便性向上が見込め、多言語にも対応
今回の施策は、3社がそれぞれの強みを活かして妙高市を盛り上げます。その主な内容として「Putmenu」の導入が挙げられます。
「Putmenu」は、飲食店などで利用者のスマートフォンから注文や決済、呼び鈴代わりとして利用可能です。これにより顧客はスムーズなオーダーができ、店舗としてもスタッフの注文やレジ業務を削減できます。
さらに、お土産や名産品などを購入する場合にも、商品の選択や支払いをスマートフォンから実行できるのです。そのため待ち時間なく商品の受け取りができ、他の場所でじっくり観光する時間を作ることができます。
観光地の周遊券を購入した際には、アプリ上で時限式のチケットを表示することが可能です。残り時間をすぐに確認でき、チケットの紛失するといったトラブル防止にもつながります。
言語は、
- 日本語
- 英語
- 中国語(簡体字、繁体字)
- 韓国語
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
など全12言語に対応。様々な国から訪れる外国人観光客に、正確な情報を伝えることができます。
「Putmenu」は、妙高エリア内のスキー場や飲食店、道の駅や各宿泊施設など多くの場所に設置する予定です。
今回の3社が連携して行うインバウンド施策により、訪日客の不満やコミュニケーション不足などの様々なニーズに対応しています。妙高市でインバウンド満足度の向上を目指します。
それと同時に「Putmenu」の利用データからインバウンドの消費動向などを把握し、今後のプロモーションに役立てる見込みです。
企業の連携によるキャッシュレス化について詳しく知りたい方は「岩手銀行と凸版印刷株式が連携。キャッシュレス化の推進に向けて環境の整備へ」をご一読ください。
参考:https://www.hotelier.jp/inboundnews/service/20190311-001.html