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ドコモ・インサイトマーケティングが2月の訪日客数を発表。前年と比べて全体的に好調な推移

 ドコモ・インサイトマーケティングは、提供する「モバイル空間統計-訪日外国人 速報値」で2019年2月の訪日客数を発表しました。

 この統計は同社が独自技術で集計したもので、日本政府観光局(JNTO)の「訪日外客統計」に先行して予測値を導き出しています。そのため、JNTOが発表する推計値とは少し差があるようです。

 速報値によると2月の訪日客数は全体で234万2,648人、前年同月に比べて4.6%の伸び率です。ほとんどの国が前年の数値よりも上回っており、国や企業のインバウンド対策が功を奏しています。

 今回のような訪日データは、インバウンド施策の軌道修正や改善を図るための貴重な資料です。新たなニーズや懸念事項の発見にもつながるので、ぜひ以下のデータをチェックしておきましょう。

各国ほとんどが前年同月よりも増加、都道府県別では山梨が最も伸びる

 訪日客数を国別で見てみると、2位を誇る中国は69万8,828人で8%の伸び率があります。その他にもタイやアメリカ、オーストラリアなど10%以上の数値を達成しているところも多いです。

 一方で韓国は0.5%、台湾は0.3%であまり伸び率は高くありません。しかしこれらの国はそもそも母数が多いため、客数自体は緩やかに伸びています。

 ただ香港からの訪日客数が-10.5%という結果に。客数も15万7,773人と少なくありません。この低迷により、全体的な伸び率に影響を及ぼしています。

 都道府県別では、

  • 1位:東京都
  • 2位:大阪府
  • 3位:千葉県
  • 4位:京都府
  • 5位:福岡県

と上位のランキングはほとんど変わらず、福岡県が新たに6位→5位にランクアップしました。

 その他で大きく変動があったのは、

  • 8位→10位:兵庫県
  • 13位→11位:山梨県
  • 11位→14位:沖縄県
  • 19位→17位:埼玉県

などです。中でも山梨県は、前年同月と比べて訪日客数が19.6%と最も伸び率が向上しています。

 今回のドコモ・インサイトマーケティングが発表したデータの推移では、政府が打ち出した2020年目標の4,000万人には少し物足りません。

 しかし2020年は東京オリンピックが開催される年であり、インバウンド市場に多大な影響をもたらすことは一目瞭然です。

 国や企業もこの世界中が注目するイベントに向けて、様々なインバウンド施策を打ち出しています。そのために、まずは前年の訪日客数3,119万1,900人を超えることが目標です。

 3月19日にはJNTOから「2019年2月 訪日会客統計」が発表されます。訪日客数アップに向けての改善を進めるためにも、今後のインバウンドにおける統計データに要注目です。

JTBが発表した2019年における訪日客数の予測について詳しく知りたい方は「JTBが2019年の訪日客数を3,550万人と予測。ラグビーW杯などでさらなる追い風に」をご一読ください。

参考:https://trend.nikkeibp.co.jp/atcl/contents/18/00037/00017/?P=1

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